Users Guide
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DRAC/MC シャーシ構成検証機能の使い方
Dell™RemoteAccessController/ModularChassisバージョン 1.3 ユーザーズガイド
シャーシ検証手順
I/O モジュールのシャーシ管理アーキテクチャ
ここでは、Dell™モジュラサーバーエンクロージャの構成ミスを防ぐ方法を次のシナリオに基づいて説明します。(表 3-1を参照)。
l シャーシ I/O スロット 3 と 4 に取り付けたシャーシ I/O モジュールと異なるファブリックタイプのサーバーモジュールにドーターカードを取り付ける(たとえば、サーバーモジュールに取り付けたフ
ァイバチャネルドーターカードと、シャーシ I/O スロット 3 と 4 に取り付けたイーサネットモジュール)。
l I/O モジュールのスロットの 1 つに、そのシステムに適さない I/O モジュールを取り付ける。
シャーシ検証手順
シャーシ検証機能は DRAC/MC モジュールのファームウェアバージョンによって変わります。
表 3-1 に DRAC/MC ファームウェアのシャーシ検証手順を示します。
表 3-1. シャーシ検証手順
I/O モジュールのシャーシ管理アーキテクチャ
サーバーシステムは、さまざまな種類の I/O デバイスをサポートおよびモニタする I/O スロットを最大 4 つまでサポートしています。 DRAC/MC は、すべての I/O デバイスとサーバーモジュール内のド
ーターカードをモニタして、構成が有効かどうかを検証します。
図3-1 は、Dell モジュラサーバーエンクロージャの背面を示しています。
図 3-1. Dell モジュラサーバーエンクロージャ (背面)
ドーターカードと I/O モジュールの検証機能を理解するには、まず以下の想定を考慮する必要があります。
l シャーシ I/O モジュールの番号は、表3-2 のとおりに指定されます。
表 3-2. シャーシ I/O モジュールの番号
メモ:Dell モジュラサーバーエンクロージャが正しく設定されていない場合は、シャーシ設定検証機能によって I/O またはサーバーモジュールを起動できないことがあります。
ファームウェアバージョン
シャーシ検 証手順
バージョン 1.1
未対応ハードウェア設定の電源オンを許しません。
バージョン 1.2 以降
ドーターカード間のファブリックタイプにイーサネットまたは Fibre Channel I/O モジュールとの互換がある場合、未対応ハードウェア設定の電源オンを許します。
プライマリ
モジュール
セカンダリモジュール
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