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出力
serveraction サブコマンドは成功した場合、出力は返しません。
chassisaction
表 A-45 に chassisaction サブコマンドとその説明を示します。
表 -45. chassisaction サブコマンド
概要
racadm chassisaction [-m <モジュール>] [-d <遅延>] [-w <サイクル待ち時間>] <処置>
説明
chassisaction サブコマンドは、モジュールのリセットと電源のためのインタフェースを提供します。
表 A-46 に chassisaction サブコマンドのオプションの値とその説明を示します。
表 A-46. chassisaction サブコマンドのオプション
出力
メモ:このサブコマンドを使うには、サーバー制御コマンドの実行 パーミッションが必要です
。
サブコマンド
定義
chassisaction
シャーシまたはスイッチを電源投入 / 電源切断 / パワーサイクルに設定します。
メモ:chassisaction サブコマンドは Digital Access KVM でのみサポートされています。
オプション
定義
-m
chassisaction の -m <モジュール> には次の有効値があります。
l <モジュール>
l <switch-n>(n = 1 ~ 4 で、たとえば switch-1)
l kvm
<処置>
処置を指定します。 <処置> の文字列のオプションは以下のとおりです。
l powerdown – モジュールの電源を切ります。
l powerup – モジュールの電源を入れます。
メモ:powerdown と powerup オプションはシャーシに対してのみ有効で、I/O モジュールまたは KVM では使用できません。
l powercycle – モジュールのパワーサイクルを実行します。
メモ:-w <サイクル待ち時間> オプションは powercycle と一緒に使用できます.
l graceshutdown – モジュールを正常にシャットダウンします。
-d <
遅延
>
コマンドを受け取ってから処置が実行されるまでの時間を「秒」で指定します。 デフォルトは 1 秒で、最大は 1800 秒です。
-w <サイクル待ち時
間>
<処置> が パワーサイクル のときのみ使用。 powerdown の開始後、powerup が実行されるまでの時間を秒で指定します。 デフォルト設定は 15 秒です。 設定の最
大値は 1800 秒(30 分)です。