Users Guide
出力
getsensorinfo の出力値は IPMI の定義に従います。 各センサーにつき 1行の出力が生成されます。
serveraction
表 A-43 に serveraction サブコマンドとその説明を示します。
表 -43. serveraction サブコマンド
概要
racadm serveraction [-s <システム-番号>] [-d <遅延>] [-w <サイクル待ち時間>] <処置>
説明
serveraction サブコマンドは、システムのリセットと電源制御のためのインタフェースを提供します。
l <処置>は、操作を指定する文字列です。
l <システム-番号>は、モジュール番号に対応するシステム番号です。例:
server-1 = system-1
l <システム-番号> = ALL は、指定した処置をすべてのサーバーモジュールに適用します。
入力
表 A-44 に serveraction サブコマンドのオプションの値とその説明を示します。
表 A-44. fserveraction サブコマンドのオプション
-s
特定のセンサーを Intelligent Platform Management Interface(IPMI)センサー番号で指定できます。
-G
<generation>
<世代>がモジュールのリソーステーブルの現在の世代と一致する場合に 1 の値を返します(前回の呼び出し以降変更がなかったという意味)。 世代が新しく、-G オプションを
使用した場合は、次の行に続いてモジュールの残りの情報が表示されます。
Generation: <n>(<n> は世代の数字)
<generation> の値が 0 の場合は、常に不一致を引き起こすため、新しい出力となります。
メモ:このサブコマンドを使うには、サーバー制御コマンドの実行 パーミッションが必要です
。
サブコマンド
定義
serveraction
システムのリセットや電源投入 / 電源切断 /パワーサイクルを実行します。
文字列
定義
<処置>
処置を指定します。 <処置> の文字列のオプションは以下のとおりです。
l powerdown – サーバーの電源を切ります。
l powerup – サーバーの電源を入れます。
l powercycle – サーバーにパワーサイクルを発行します。
メモ:-w <サイクル待ち時間>オプションは powercycle と一緒に使用できます.
l hardreset – サーバーにハードリセットを発行します。
l graceshutdown – サーバーモジュールの電源を正常に切ります。
-d <
遅延
>
コマンドを受け取ってから処置が実行されるまでの時間を「秒」で指定します。 デフォルトは 1 秒で、最大は 1800 秒です。
-w <サイクル待ち時
間>
<処置> が パワーサイクル のときのみ使用。 powerdown の開始後、powerup が実行されるまでの時間を秒で指定します。 デフォルト設定は 15 秒です。 設定の最
大値は 1800 秒(30 分)です。