Users Guide
概要
racadm racresetcfg [-m drac/kvm]
説明
racresetcfg サブコマンドは、ユーザーが設定したデータベースプロパティのエントリをすべて削除します。 データベースにはすべてのエントリに、カードを最初のデフォルト設定に戻すために使用す
るデフォルトのプロパティがあります。 データベースプロパティのリセット後、DRAC/MC または KVM は自動的にリセットされます。
-m kvm を指定すると、デジタル KVM はデフォルト設定にリセットされます。
setassettag/getassettag
表 A-35 に setassettag および getassettag サブコマンドとその説明を示します。
表 A-35. setassettag/getassettag サブコマンド
概要
racadm setassettag -m <モジュール> <管理タグ>
racadm getassettag [-m <モジュール>]
setassettag の説明
setassettag サブコマンドを使うと、指定したモジュールの管理タグを設定できます。
l <モジュール>オプションには次の有効値があります。
シャーシ
l <管理タグ> オプションは N バイトの ASCII 管理タグです。
getassettag の説明
getassettag サブコマンドを使うと、1 つのモジュールの管理タグか、固有の管理タグを持つすべてのモジュールの管理タグを表示できます。 デフォルトは、管理タグのあるすべてのモジュールで
す。
例
Input:getassettag
Output:chassis 78373839-33
どちらのサブコマンドも成功すると 0、エラーの場合はゼロ以外を返します。
注意:このサブコマンドを使う前に、データベースをデフォルトユーザー root とデフォルトパスワード calvin の最初のデフォルト状態に復元してもよいかどうか確認してください。
メモ:このオプションは、DRAC/MC バージョン 1.2 以降でのみ使用できます。 -m オプションが提供されていない場合、デフォルトは drac です。
メモ: このコマンドは完了まで数分かかります。 システムをデフォルト設定にリセットすると、DRAC/MC または KVM が再起動します
。
メモ:setassettag サブコマンドを使うには、DRAC/MC の 設定パーミッションが必要です
。
メモ:getassetttage サブコマンドを使うには、DRAC/MC へのログイン パーミッションが必要です。
サブコマンド
定義
setassettag
指定した管理タグを設定します。
getassettag
管理タグを表示します。