Users Guide
KVM ファームウェアをアップデートするには、次のどちらかの方法を使用します。
l Web インタフェース
l RACADM CLI — 「fwupdate」を参照してください。
DRAC/MC Web インタフェースを使用した KVM ファームウェアのアップデート
1. KVM バイナリファイルをコピーして TFTP ルートディレクトリをアップデートします。
2. 対応インターネットブラウザを使って DRAC/MC の Web ユーザーインタフェースにログオンします。
3. アップデートするモジュール用に KVM アップデート を選択します。
4. DRAC/MC Web インタフェースのメインウィンドウから アップデート タブをクリックします。 ファームウェアアップデート ウィンドウが表示されます。
5. ファームウェアアップデート ウィンドウで、TFTP の IP アドレスと KVM ファームウェアのイメージ名を入力し、アップデートオプションとして KVM ファームウェアを選択します。
6. ファームウェアのアップデート をクリックします。
7. TFTP のダウンロードとファームウェアのアップデートプロセスには数分かかる場合があります。 アップデートが完了したら、 KVM がリセットされます。
RACADM コマンドラインインタフェースを使用した KVM ファームウェアのアップデート
1. KVM ファームウェアのバイナリファイルを TFTP サーバーのルートディレクトリにコピーします。
2. DRAC/MC telnet またはシリアルインタフェースにログオンします。
3. telnet またはシリアルインタフェースから racadm fwupdate コマンドを使って、次の例を参考にコマンドラインを入力します。
racadm fwupdate -a <TFTP の IP アドレ> -d <KVM ファームウェア名> -m kvm
4. TFTP のダウンロードとファームウェアのアップデートプロセスには数分かかる場合があります。 アップデートが完了したら、 KVM がリセットされます。
よくあるお問い合わせ(FAQ)
表 9-9 に、よくあるお問い合わせ(FAQ)とその回答を示します。
表 9-9. 仮想メディアの使い方:よくあるお問い合わせ( FAQ)
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メモ:デジタル KVM ファームウェアイメージ名は 20 文字以内で指定します。
質問
回答
仮想メディア機能を作動させるには、サーバーにド
ライバをインストールする必要がありますか?
必要ありません。 管理下システム、管理ステーションのいずれにもドライバは必要ありません。 この機能に必要なものはオペレーティングシステ
ムから提供されています。
対応オペレーティングシステムのリストは、「管理下システム要件」を参照してください。
Linux システムでマウントする自分のデバイス名を
見つけるにはどのようにしたらよいでしょうか?
/etc/fstab ファイルを見ると、自分が使用するデバイスの全リストが掲載されています。 デバイス名がわかっている場合は、mount および
unmount コマンドを利用して、その CD または フロッピードライブをマウントおよびアンマウントすることができます。
仮想メディアデバイスを手動で識別するときは、次のコマンドを入力します。
cat /var/log/messages | grep Virtual
次に、これらのデバイスのマウントポイントを /etc/fstab ファイルから探します。
最後に、mount コマンドで関係するマウントポイントを使用します。たとえば、
mount /mnt/cdrom1