Users Guide
setractime
表 A-26 に setractime サブコマンドとその説明を示します。
表 -26. setractimeサブコマンド
概要
racadm setractime -u <utctime> [-o <オフセッ>]
racadm setractime -d yyyymmddhhmmss.mmmmmmsoff
説明
setractime サブコマンドは DRAC/MC で時間を設定します。 時間は、表 A-27 に示したオプションの 1 つを使って指定できます。
入力
表 A-27 に setractime サブコマンドのオプションとその説明を示します。
表 A-27. setrac サブコマンドのオプションと説明
出力
setractime サブコマンドは成功であれば出力を返さず、getractime サブコマンドは 出力を 1 行で表示します。
例
setractime サブコマンドは 1970 年 1 月 1 日 00:00:00 から 2030 年 12 月 31 日 23:59:59 までの日付をサポートしています。 たとえば、1998 年 5 月 25 日(月曜日)の午後 1 時 30 分
15 秒(米国東部標準時間)は次のように表します。
racadm setractime -d 19980525133015.000000-300
setniccfg/getniccfg
メモ:setractime サブコマンドを使うには、DRAC/MC の 設定パーミッションが必要です。
サブコマンド
定義
setractime
サーバーモジュールで時間を設定します。
オプション
説明
-u
時間はユーザーが UTC(協定世界時)で指定します。これは 1970 年 1 月 1 日(0)から 2030 年 12 月31 日(1924991999)までの秒数で示します。
-o
-u オプションと一緒に使用するオフセットで、グリニッジ標準時(GMT)からのオフセット値を秒で示します(符号付きの値)。
-d
文字列 yyyymmddhhmmss.mmmmmmsoff で指定する時間。
l yyyy は 4 桁の整数で表す年
l mm は月
l dd は日
l hh は時間
l mm は分
l ss は秒
l mmmmmm はマイクロ秒数
l s はオフセットを示す +(プラス)符号または -(マイナス)符号
l off は分のオフセット
メモ:off は GMT の分のオフセットで、オフセットは 15 分増分でなければなりません。