Administrator Guide

DR Series システムでは、次に示す対応ボンディング設定のいずれかを使用するための NIC の設定をサポート
します。
ALB - 適応型負荷分散(ALBはデフォルトです。この設定には特別なスイッチのサポートは不要ですが、
データソースマシンが DR Series システムと同じサブネット上にあることが必要です。ALB は、アドレス
解決プロトコル(ARP)によって解決されます。
802.3ad - リンクアグリゲーション制御プロトコルLACPとも呼ばれ、銅線接続のイーサネットアプリケ
ーションに使用されます。この設定には特別なスイッチ管理が必要です(スイッチからの管理が要件で
す)
詳細については、ネットワークの設定を参照してください。
ALB 802.3ad は、複数の平行ネットワーク接続を集約(結合)して、単一接続よりもスループットを増加さ
せるリンクアグリゲーション方式です。
また、イーサネット接続のリンクアグリゲーションは、いずれかのリンクに障害が発生した場合に冗長性を
提供します。
DR Series システムには、将来の拡張用にシリアル接続 SCSISAS)カードも付属しています。
DR Series システムには、1-GbEI-GbE、または 10-GbE SFP+ NIC が装備されています。NIC のタイプを視覚的
に区別するには、DR Series システムの背面シャーシに設置された NIC 上のマーキングを確認してください。
1-GbE NIC には GRN=10 ORN=100 YEL=1000 というラベルが貼付されています。
10-GbE NIC には 10G=GRN 1G=YLW というラベルが貼付されています。
メモ: 10-GbE NIC 設定を使用する場合は、1CAT6a 銅ケーブルのみを使用する、および 210-GbE NIC
サポートできる 2 つのスイッチポートが必要、という 2 つの主要要件があります。
メモ: 10-GbE SFP+ NIC 設定を使用する場合は、1)デルがサポートする SFP+ トランシーバのみを使用す
る、210-GbE SFP+ NIC(および LC 光ファイバまたはツイン同軸ケーブル)をサポートできる 2 つのス
イッチポートが必要、という 2 つの主要要件があります。
システムに設置されている NIC のタイプを確認するには、System Configuration(システム設定) Networking
(ネットワーク)をクリックして NIC 情報を表示します。詳細については、ネットワークの設定を参照してく
ださい。また、DR Series システムの CLI network --show コマンドを使用してその他の NIC 関連の情報を表示
することもできます。
システム使用状況の監視
現在の DR Series システムの使用状況を表示するには、Dashboard(ダッシュボード) Usage(使用状況)
クリックして Usage(使用状況)ページを表示します。このページではシステムステータスを監視すること
ができ、その時点で表示されているシステム使用状況のステータスは、有効な Latest Range(最新範囲)また
Time Range(時間範囲)設定に基づきます。これらの設定により、Usage(使用状況)ページの次のタブカ
テゴリの出力が定義されます。
CPU LoadCPU 負荷)
システム
メモリ
Active Processes(アクティブな処理)
プロトコル
ネットワーク
Disk(ディスク)
All(すべて)(すべてのシステムステータスカテゴリを表示)
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