Administrator Guide
このページには、次のタイプの RDS または OST 関連情報をリストする RDS または OST クライアント概要表が
表示されます。
• Name(名前)- クライアントを名前別にリストします
• Type(タイプ) - クライアントをタイプ別にリストします
• Plug-In(プラグイン)- クライアントにインストールされているプラグインタイプをリストします
メモ: 最新バージョンの Dell NetVault Backup(NVBU)を実行している場合、RDA プラグインがデフ
ォルトでインストールされます。NVBU 用の RDA プラグインは、DR Series システムソフトウェアと
NVBU との間でプラグインバージョンの不一致がある場合にのみ、ダウンロードしてインストール
する必要があります。
• Backup Software(バックアップソフトウェア)- このクライアントで使用されるバックアップソフトウェ
アをリストします
• Idle Time(アイドル時間)- このクライアントのアイドル時間をリストします
• Connection(接続)- このクライアントの接続数をリストします
• Mode(モード)- このクライアントに設定可能なモードタイプをリストします:
– Auto(自動):DR が、クライアントのコア数、およびそれが 32 ビットと 64 ビットのどちらであるかに
基づいて、重複排除を Dedupe(重複排除)または Passthrought(パススルー)に設定します。
– Passthrough(パススルー):クライアントはすべてのデータを重複排除処理のために DR に渡します
(アプライアンス側の重複排除)。
– Dedup(重複排除):クライアントは、重複除外処理がサーバー側で行われるようにするためにデータ
のハッシュを処理します(クライアント側の重複排除)。
OST または RDS クライアントに 4 台以上の CPU コアがある場合、重複排除対応とみなされます。ただし、OST
または RDS クライアントの操作モードは、それが DR Series システムでどのように設定されているかに応じて
異なります(デフォルトの RDS クライアントモードは Dedupe(重複排除)です)。
• システム管理者が特定のモードで動作するように OST または RDS クライアントを設定しておらず、クラ
イアントが重複排除対応である場合は、Dedupe(重複排除)モードで動作します。
• OST または RDS クライアントが重複排除対応ではない(つまり、OST または RDS クライアントにある CPU
が 4 台未満)場合に、管理者がクライアントを Dedupe(重複排除)モードで実行するように設定すると、
Passthrough(パススルー)モードでしか動作しません。
• OST または RDS クライアントが Auto(自動)モードで動作するよう設定されている場合、OST または RDS
クライアントは、メディアサーバーによって決定されモード設定で動作します。
次の表には、設定済み OST または RDS クライアントのモードタイプと、クライアントのアーキテクチャタイ
プ、およびそれらに対応する CPU コア数に基づいた対応クライアントモードのタイプの関係が示されていま
す。アーキテクチャおよび CPU コアに基づいた高速 NFS と高速 CIFS 対応のクライアントモードについての
詳細は、ベストプラクティス:高速 NFS およびベストプラクティス:高速 CIFS を参照してください。
表
1. サポートされる OST または RDS クライアントモードと設定
OST または RDS ク
ライアントモード
設定
32 ビットの OST ま
たは RDS クライア
ント(CPU コア数 4
台以上)
64 ビットの OST ま
たは RDS クライア
ント(CPU コア数 4
台以上)
32 ビットの OST ま
たは RDS クライア
ント(CPU コア数 4
台未満)
64 ビットの OST ま
たは RDS クライア
ント(CPU コア数 4
台未満)
自動 パススルー 重複排除 パススルー パススルー
重複排除 非対応 対応 非対応 非対応
パススルー 対応 対応 対応 対応
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