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各拡張シェルフ内の物理ディスクは、デル認定のシリアルアタッチド SCSI(SAS)ドライブである必要があ
り、拡張シェルフ内の物理ドライブは RAID 6 として設定されたスロット 1~11 を使用し、ここでスロット 0
はグローバルホットスペア(GHS)となります。設定時、最初の拡張シェルフがエンクロージャ 1 として識
別されます(2 台のエンクロージャが追加される場合、これらはエンクロージャ 1 とエンクロージャ 2 になり
ます)。DR Series システムをサポートするための拡張シェルフの追加にはライセンスが必要です。詳細につ
いては、「拡張シェルフライセンス」のトピックを参照してください。
メモ: DR Series システムの 300 ギガバイト(GB)ドライブ容量(2.7 TB)のバージョンは、拡張シェルフ
エンクロージャの追加をサポートしていません。
メモ: 2.1 よりも前のリリースのシステムソフトウェアがインストールされた DR Series システムを実行
しており、リリース 3.x システムソフトウェアにアップグレードして、外付け拡張シェルフ(単一また
は複数)を取り付ける予定の場合、デルでは、問題回避のために次の一連のベストプラクティス操作に
従うことをお勧めします。
• システムソフトウェアリリース 3.x での DR Series システムのアップグレード
• DR Series システムの電源を切る
• ケーブルを使用して外付け拡張シェルフ(単一または複数)を DR Series システムに接続する
• 外付けの拡張シェルフ(単一または複数)の電源を入れる。
• DR Series システムの電源を入れる
メモ: DR Series システムをサポートするために拡張シェルフエンクロージャを取り付ける場合、各シェ
ルフには、サポートしている各 DR Series システム内蔵のドライブスロット容量(0~11)以上の容量が
ある物理ディスクを使用する必要があります。
図 2. DR Series システム拡張シェルフ(MD1200)のドライブスロットの場所
ドライブ 0(上部) ドライブ 3(上部) ドライブ 6(上部) ドライブ 9(上部)
ドライブ 1(中央) ドライブ 4(中央) ドライブ 7(中央) ドライブ 10(中央)
ドライブ 2(下部) ドライブ 5(下部) ドライブ 8(下部) ドライブ 11(下部)
DR Series 拡張シェルフの追加プロセスについて
拡張シェルフの追加プロセスには次の作業が必要です。
• 拡張シェルフの物理的な追加または取り付け(詳細については、「DR Series システム拡張シェルフの追
加」のトピックを参照してください)。
• 拡張シェルフから DR Series システムへのケーブル配線(詳細については、「DR Series システム - 拡張シェ
ルフのケーブル配線」のトピックを参照してください)。
• 拡張シェルフのライセンスのインストール(詳細については、「拡張シェルフライセンスのインストール」
のトピックを参照してください)。
• DR Series システム GUI を使用した拡張シェルフの追加または検出(詳細については、「DR Series システム
拡張シェルフの追加」のトピックを参照してください)。
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