Administrator Guide

たことを示すステータスを表示します。Maintenance(メンテナンス)モードで内部チェックが正常に完了す
るまで、Operational(動作)モードに戻ることはできません。
Operational(動作)モードに戻るには、Maintenance Mode(メンテナンスモード)ページのオプションバーで
Go to Dashboard(ダッシュボードに移動)をクリックします。Go to Dashboard(ダッシュボードに移動)は、
進捗バーがすべての内部システムチェックが完了し、すべてのステージが完了したことを示す場合のみアク
ティブです。
メモ: DR Series システムが Maintenance(メンテナンス)モードの場合、期限切れバックアップイメー
ジで NetBackup などのデータ管理エージェント(DMA)を使用すると問題が発生する可能性がありま
す。
メモ: Maintenance(メンテナンス)モードの場合、DR Series システムは読み取り専用状態にあるため、
イメージの期限切れに失敗します。この場合、DMA はバックアップイメージの期限が切れたと見なし
ます。ただし、DR Series システム管理者は、バックアップデータイメージが DR Series システムに今も
格納されていることに気づいていないことがあります。
Filesystem Check - Unsuccessful(ファイルシステムチェック - 不成功)Maintenance(メンテナンス)モード
Completed Generating Report(生成完了レポート)ステージで停止した場合、これは、ファイルシステムチ
ェックでいくつかの修正可能ファイルが検出されたことを示し、それらのファイルが Maintenance Mode(メ
ンテナンスモード)ページの Repair Report(修正レポート)ペインに表示されます。
Operational(動作)モードに戻るには、Maintenance Mode(メンテナンスモード)ページのオプションバーで
Confirm Repair Filesystem(ファイルシステム修正の確認)をクリックして Repair Report(修正レポート)に表
示されたファイルを修正します。Confirm Repair Filesystem(ファイルシステム修正の確認)は、進捗バーが一
部のファイルシステムファイルで修正が必要なことを示す場合に選択できる唯一のアクティブオプションで
す。
DR Series システム操作のスケジュール
重要な DR Series システム操作のスケジュール時に注意すべき最も重要なことは、他の重要なシステム操作の
実行と重なったり、これらに干渉しない時間に各操作を実行することです。
システム操作の実行タイミングを適切にスケジュールすることにより、システムリソースを最適化し、最良
DR Series システムパフォーマンスを得ることができます。これを行うには、次の重要なシステム操作を実
行するタイミングを計画およびスケジュールします。
データ取り込み(DMA に依存)
複製プロセス
クリーニング処理(容量再利用)
操作の計画およびスケジュールの主な目的は、他の重要なシステム操作の実行と重なったり、それらに干渉
しないようにクリーニング操作および複製操作を実行することです。スケジュールおよび計画を適切に行う
ことにより、システムは、他の操作に関係なく、これらの重要な各操作を実行できます。
ベストプラクティスは、これらの 2 つの操作を標準業務時間外に実行することで、その結果、これらの操作
は他のバックアップ操作や取り込み操作と競合しなくなります。つまり、効率的なスケジュールは、システ
ムリソースの有効利用を最大化するということです。
デルでは、他のシステム操作が実行されない時間にリソースを大量に使用する操作をスケジュールすること
をお勧めします。このアプローチは
ウインドウイング
と呼ばれ、特定の時間枠(つまり、「ウィンドウ」)の
スケジュールを必要とします。各時間枠には開始時刻と終了時刻が設定されるため、他の操作の実行に干渉
することなくにデータ取り込み操作、複製操作、または容量再利用操作を実行できます。
クリーニングスケジュールの作成
重複排除の結果、ファイルが削除されたシステムコンテナからディスク容量をリカバリする方法として、ス
ケジュールされたディスク容量再生操作の実行が推奨されています。最良の方法は、他に計画されたプロセ
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