Administrator Guide

Linux での OST 搭載 RDA プラグインログのローテーション
OST 搭載 RDA プラグインログレベルを Debug(デバッグ)に設定している場合、プラグインログのサイズが
急速に大きくなる可能性があります。ログサイズの問題を防ぐ最も良い方法は、Linux ベースのシステムで通
常使用できる
logrotate ユーティリティを使用して、プラグインログをローテーションすることです。
ログローテーションを設定するには、次の手順を実行します。
1. /etc/logrotate.d/ にファイルを作成して「ost」と名前をつけ、次のエントリを追加します。
/var/log/libstspiDell.log { rotate 10 size 10M copytruncate }
2. /etc/cron.hourly/ にファイルを作成して「ost_logrotate.cron」と名前をつけ、次のエントリを追加します。
#!/bin/bash /usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.d/ost
logrotate ユーティリティは、1 時間おきに実行され、ログファイルサイズが 10 メガバイトMB)を超えると
ログをローテーションします。この手順は、プラグインインストールの一部として自動化されています。
メディアサーバー情報の収集に関するガイドライン
DR Series システムの診断ログファイルバンドル、および履歴やトラブルシューティングの目的で収集できる
コアファイルに加えて、OST 搭載 RDA 動作のいずれかを実行している場合、デルでは重要なメディアサーバ
ー関連のファイルもいくつか収集することをお勧めします。本トピックでは、Linux および Windows プラット
フォームに存在する、これらの重要なメディアサーバーファイルの一部を紹介します。
Linux メディアサーバー上の NetBackup
Linux メディアサーバー上で実行中の NetBackup について、デルでは次のファイルの収集を推奨します。
メディアサーバー上の OST 搭載 RDA プラグイン設定ファイルおよびログファイル
場所:/var/log/libstspiDell.log.*
メディアサーバー上の NetBackup バックアップジョブログおよびコマンドログ:
場所:NetBackup ログファイルは、/usr/openv/netbackup/logs/ 内に格納されます。NetBackup の各プロ
セスに対して、サブディレクトリが logs ディレクトリ内にあります。ここでは、bptmbpdmbprd
bpcdbpbrm のプロセス関連ログについて検討します。
これら 5 つのディレクトリは、デフォルトでは存在しない場合があることに注意し、メディアサーバ
ー上に存在する場合にのみ、これらのログを収集します。これらのディレクトリが作成された場合、
これらのログファイルは、/usr/openv/netbackup/logs/bptm/usr/openv/netbackup/logs/bpdm/usr/openv/
netbackup/logs/bpcd/usr/openv/netbackup/logs/bprdおよび /usr/openv/netbackup/logs/bpbrm に格納され
ます。
デルでは、次のディレクトリ、/usr/openv/logs/nbemm and /usr/openv/logs/nbrmms/ からログを収集する
ことをお勧めします。
NetBackup メディアサーバー上、または DR Series システム上で生成されたコアファイルをすべてチェッ
クします。可能なコアファイルは次のとおりです。
Linux NetBackup メディアサーバー上のコアファイルは、/usr/openv/netbackup/bin ディレクトリに存在
しています。OST 搭載 RDA プラグインとリンクされる NetBackup バイナリのほとんどは、このディレ
クトリにあります。
クライアント上のコアファイルの場所は固定された場所ではありません。コアファイルが次のディ
レクトリ、//root/、または /proc/sys/kernel/core_pattern に記載されているディレクトリに存在してい
るかどうかを検証します。たとえば、DR Series システムの core_pattern /var/cores/core.%e.%p.%t
ある場合、すべてのコアファイルは /var/cores に存在します。
デルでは、クライアント上の core_pattern NAT によって特定のディレクトリに設定されている場合は、診
断スクリプトはすべての関連するコアに対してそのディレクトリを調べることを推奨します。
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