Administrator Guide
メモ: DR Series システムハードウェアは、外部データストレージ拡張シェルフ(拡張エンクロージャと
も呼ばれる)の使用もサポートしています。さらには、追加された拡張シェルフエンクロージャは、各
DR Series システム内蔵のドライブスロット容量(0~11)以上でなければなりません。拡張エンクロー
ジャの詳細については、『
Dell DR Series System Interoperability Guide
』(Dell DR Series システム相互運用性
ガイド)の「Expansion Unit Limits」(拡張ユニットの制限)のトピックと、本ガイドの関連する拡張シェ
ルフのトピックを参照してください。
DR Series システムについて
Dell DR Series システムは、ストレージ節約率を最適化する多数の包括的なバックアップおよび重複排除操作
を使用して、バックアップデータのフットプリントを削減するように設計されたバックアップおよび復元ソ
リューションです。DR Series システムには次のモデルがあります。
• DR2000v: ESX および Hyper-V 向けの仮想マシン(VM)テンプレート。
• DR4000 - Dell PowerEdge R510 アプライアンスプラットフォームに事前インストールされた DR Series シス
テムソフトウェアで構成されています。
• DR4100 - Dell PowerEdge R720xd アプライアンスプラットフォームに事前インストールされた DR Series シ
ステムソフトウェアで構成されています。
• DR6000 - Dell PowerEdge R720xd アプライアンスプラットフォームに事前インストールされた DR Series シ
ステムソフトウェアで構成されています。高レベルなベースシステムのハードウェアを搭載している点
が DR4100 と異なっています。
• DR4300e - 改変済み Dell PowerEdge R730xd アプライアンスプラットフォームに事前インストールされた DR
Series システムソフトウェアで構成されています。
• DR4300 - 改変済み Dell PowerEdge R730xd アプライアンスプラットフォームに事前インストールされた DR
Series システムソフトウェアで構成されており、DR4300e よりも多くのベース容量を提供します。
• DR6300 - 改変済み Dell PowerEdge R730xd アプライアンスプラットフォームに事前インストールされた DR
Series システムソフトウェアで構成されており、DR4300 よりも多くのベース容量を提供します。
DR Series システムは、次のコンポーネントで構成されます。
• ソフトウェア: システムソフトウェアは事前インストールされており、レコードリンケージとコンテキ
ストベースの無損失データ圧縮方式をサポートします。
• ハードウェア / VM: DR Series システムをサポートするハードウェアと仮想アプライアンスを以下に一覧
表示します。
– DR2000v システム: 既存の VM ストラクチャでの導入が可能な、ESX および HyperV 用の各種性能を持
つ VM テンプレートです。
– DR4000 システム: ホットスワップ対応の 12 台の 3.5 インチ SAS または Nearline SAS シャーシドライ
ブ、冗長電源用の 2 台の電源装置、およびオペレーティングシステム用の 2 台のケーブル接続 2.5 イン
チ SAS ドライブを搭載しています。オペレーティングシステムは、DR4000 システム内で RAID 1 構成
になっている 2 台の 2.5 インチ内蔵ドライブにインストールされます。
– DR4100 システム: ホットスワップ対応の 12 台の 3.5 インチ SAS または Nearline SAS シャーシドライ
ブ、冗長電源用の 2 台の電源装置、および後部にホットプラグ対応の 2 台の 2.5 インチドライブを搭載
しています。
– DR6000 システム: ホットスワップ対応の 12 台の 3.5 インチ SAS または Nearline SAS シャーシドライ
ブ、冗長電源用の 2 台の電源装置、および後部にホットプラグ対応の 2 台の 2.5 インチドライブを搭載
しています。
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