Administrator Guide
3. この時点ではファイルシステムに USB デバイスをローカルでマウントしないでください。
4. 以下のように dd コマンドを使用して RM イメージを USB キーにコピーします。
dd if=<path to .img file> of=<usb device> bs=4096k
たとえば、次のとおりです。
dd if=/root/DR-RM-1.05.03.313-2.1.0851.2.img of=/dev/sdc4 bs=4096
Restore Manager(RM)の実行
Dell Restore Manager(RM)ユーティリティを実行するには、「RM USB キーの作成」で作成された RM USB キ
ーを使用して
DR Series システムを起動します。
1. RM USB キーをシステムの使用可能な USB ポートに差し込みます。
また、iDRAC の仮想メディアオプションを使用して RM USB キーをリモートでロードすることもできま
す。詳細については、support.dell.com/support/edocs/software/smdrac3/ で『Integrated
Dell Remote Access
Controller 6 (iDRAC6) User Guide』(integrated Dell Remote Access Controller 6(iDRAC6)ユーザーガイド)の
「Configuring and Using Virtual Media」(仮想メディアの設定と使用)を参照してください。
2. RM USB キーを使用して DR Series システムを起動します。
3. Power-On Self-Test(POST)画面の表示中に F11 を押して Boot Manager をロードします。
4. Boot Manager 内でシステムハードドライブ(C:)に移動し、起動デバイスとして USB キーを選択して、
<Enter> を押します。
5. 数分後、Restore Manager がロードされ、そのメイン画面が表示されます。
6. 目的の Restore(復元)モードを選択します(Recover Appliance(アプライアンスのリカバリ)または
Factory Reset(出荷時設定リセット))。
7. 確認文字列を入力し、<Enter> を押して次へ進みます。
注意: Factory Reset(出荷時設定リセット)モードでは、すべての DR Series データが削除されます。
Factory Reset(出荷時設定リセット)モードは、コンテナデータが必要なくなった場合のみ使用す
るようにしてください。
メモ: Restore Manager が完了すると、管理者アカウントのみが有効のままとなります。root アカウ
ントまたはサービスアカウントを再有効化するには、『Dell DR Series System Command Line Reference
Guide』(Dell DR Series システムコマンドラインリファレンスガイド)で DR Series システム CLI user
--enable --user コマンドを参照してください。
メモ: Restore Manager を実行する前に DR Series システムを任意の Active Directory Services(ADS)
に参加させた場合は、作業完了後に目的の ADS ドメインを手動で再び参加させる必要があります。
ADS ドメインの参加については、「Active Directory の設定」を参照してください。
RM 実行後の PERC H700 BIOS での起動 LUN 設定のリセット
RAID1 で 2.5 インチ 300 GB 10K RPM 6 GB/s SAS 内部ドライブ(OS)の両方を交換する場合、DR Series システム
の OS ドライブを回復するために Dell Restore Manager(RM)ユーティリティを実行する必要があります。
RM リカバリプロセスに従って、起動論理ユニット番号(LUN)を VD0 RAID1 にリセットする必要があります。
DR Series システムは RAID1 ではなく RAID 6 からの起動を試みて失敗します。
この問題を解決するため、Dell PERC H700 BIOS をリセットして、適切な起動 LUN が RAID1 に設定されるよう
に適切な起動順序設定を修正します。適切な LUN 起動順序をリセットするには、次の手順を実行します。
1. Restore Manager を開始します。
2. Option 1 → Recover My Appliance(オプション 1 > マイアプライアンスのリカバリ)を選択します。
OS Virtual Disk is created: Warning Code 2002(OS 仮想ディスクが作成されました:警告コード 2002)ダイ
アログが表示されます。
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