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WAN を介したこのタイプの重複排除を利用するには、次の手順を実行します。
1. 複製操作が完了したことを確認します(ソースとターゲット間)。
2.
現在の複製関係を削除し、ソースとターゲットの役割を逆にして再度複製関係を作成します。
3. データを元のソースコンテナ(現在はターゲット)に復元します。
4.
複製操作が完了したことを確認します。
5.
複製関係を削除し、元のソースとターゲットの宛先に戻して、再度複製関係を作成します。
このシナリオでは、リカバリ対象となるわずかなデータが WAN リンク経由で送信されます。これにより、
モート復元に要する時間が大幅に短縮される可能性があります。ただし、このタイプのシナリオに対しては
いくつかの欠点があります。
手順 1 が正しく行われなかった場合、完全に複製されなかった変更はすべて失われます。
手順 2 3 の過程で、元の DR Series システムのソースコンテナに書き込まれているデータは、失われ
る可能性があります。
手順 4 の過程で、切り替えを行う前にデータが完全に複製されなかった場合、そのデータが失われる
可能性があります。
あるいは、次の手順を実行することにより、このタイプの操作をサポートできる場合もあります。
1. ターゲット DR Series システム上に新しいコンテナを作成します。
2. このコンテナからソース DR Series システムコンテナに戻す複製をセットアップします。
3. DMA に新しいディスクストレージユニットをセットアップし、DMA が新しいイメージを認識している
ことを確認します。
4. ターゲット DR Series システム(元のソースロケーション)から古いイメージをインポートして DMA
戻します。
5. DMA で新しいディスクストレージユニットを使用し、データを元のクライアントに復元します。
リバース複製:代替方法
代替のリバース複製方法をサポートするには、次の手順を実行してください。
1. ターゲット DR Series システム上に新しいコンテナを作成します。
2. このコンテナからソース DR Series システムのコンテナへの複製をセットアップします。
3. DMA に新しいディスクストレージユニットをセットアップし、DMA が新しいイメージを認識しているこ
とを確認します。
4. 古いイメージをターゲット DR Series システム(元のソースロケーション)から DMA にインポートしま
す。
5. DMA で新しいディスクストレージユニットを使用して、データを元のクライアントに復元します。
Supported File System Protocols
The DR Series system supports the following file system protocols:
Network File System (NFS)
Common Internet File System (CIFS)
Rapid Data Access (RDA)
OpenStorage Technology (OST)
Rapid Data Storage (RDS)
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