Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell DR Series System Administrator Guide
- DR Series システムの概要
- Understanding the DR Series System
- About the DR Series System
- ドライブ容量と使用可能な物理容量
- Data Storage Terminology and Concepts
- Supported File System Protocols
- OpenStorage Technology (OST): DR Series System
- Rapid Data Storage (RDS): DR Series System
- DR Series System and Data Operations
- Supported Software and Hardware
- DR Series — Expansion Shelf Cabling
- DR Series システム拡張シェルフの追加
- Setting Up the DR Series System
- Interacting With the DR Series System
- Connections for Initializing a DR Series System
- DR Series システムの初期化
- RACADM を使用した iDRAC6/iDRAC7 へのアクセス
- Logging in Using a Web Interface
- Dashboard(ダッシュボード)ページとオプション
- Storage(ストレージ)ページとオプション
- About the Schedules Page and Options
- About the System Configuration Page and Options
- Support(サポート)ページとオプション
- Configuring the DR Series System Settings
- Managing DR Series Storage Operations
- DR Series システムの監視
- DR Series システムのサポートオプションの使用
- OST の設定と使用
- OST の理解
- OpenStorage Technology(OST)API
- OST ガイドライン
- OST Terminology
- Supported OST Software and Components
- OST Required Configurations
- ベストプラクティス:OST と DR Series システム
- クライアント側の最適化の設定
- Configuring an LSU
- Installing the Dell OST Plug-In
- NetBackup を使用した DR Series システム情報の設定
- Backing Up Data From a DR Series System (NetBackup)
- Using Backup Exec With a DR Series System (Windows)
- OST Plug-In and Supported Versions
- Installation Prerequisites for the OST Plug-In for Backup Exec
- Backup Exec GUI を使用した DR Series システムの設定
- Backup Exec を使用した DR Series システム上でのバックアップの作成
- Optimizing Duplication Between DR Series Systems Using Backup Exec
- Restoring Data from a DR Series System Using Backup Exec
- Understanding the OST CLI Commands
- Understanding OST Plug-In Diagnostic Logs
- Linux ユーティリティを使用した診断の収集
- メディアサーバー情報の収集に関するガイドライン
- Configuring and Using Rapid Data Storage
- RDS Overview
- RDS Guidelines
- Best Practices: RDS and the DR Series System
- Setting Client-Side Optimization
- Adding RDS Devices in NVBU
- Removing RDS Devices From NVBU
- Backing Up Data on the RDS Container Using NVBU
- Replicating Data to an RDS Container Using NVBU
- Restoring Data From a DR Series System Using NVBU
- Supported DR Series System CLI Commands for RDS
- Troubleshooting and Maintenance
- Supported Ports in a DR Series System
- 困ったときは

詳細については、「DR Series システムのシャットダウン」を参照してください。システムをシャットダ
ウンするために使用できる別の方法は、DR Series システム CLI コマンド system --shutdown です。
2. DR Series システムが電源オフのプロセスを完全に完了できるようにします。
電源オフのプロセスが完了すると、電源ステータスインジケータが消灯します。
3. DR Series システムの電源ケーブルを電源コンセントから引き抜きます。
4. さらに数分(最大 10 分)待ってから、システムシャーシの背面パネルにある緑色と橙色の NVRAM LED
がすべて消灯していることを確認します。
メモ: NVRAM 電気二重層コンデンサが放電するまで十分な時間を置かないと、後で DR Series システ
ムの電源をオンにしたときに NVRAM ステータスが DATA LOSS(データ損失)と報告します。
5. ラッチリリースロックを外して DR Series システムのカバーを後ろにスライドさせて外し、アプライアン
スの内部コンポーネントにアクセスできるようにします。
DR Series システムの内部にアクセスできるようにするには、カバーを取り外してください。詳細につい
ては、『Dell DR Series System Owner’s Manual』(Dell DR Series システムオーナーズマニュアル)を参照し
てください。
6.
必要に応じて、システムハードウェアコンポーネントを取り外して交換します。
7.
カバーを交換し、システム電源ケーブルをコンセントに再び接続します。
8. 電源オンインジケータ / 電源ボタンを押して DR Series システムの電源をオンにします。
DR Series システム NVRAM
NVRAM は、DR Series システムのフィールド交換可能ユニット(FRU)です。NVRAM ダブルデータ速度(DDR)
メモリに電力供給する電気二重層コンデンサは、電源損失時にその内容をソリッドステートドライブ(SSD)
に移動できる必要があります。
このデータ転送では、システムを稼働するために 3 分間電力を保持する必要があります(通常は、約 1 分間
しかかかりません)。SSD へのデータバックアップ中に障害が発生した場合は、それ以降のシステム再起動
でその障害が検出されます。次の場合に、NVRAM でバックアップが失敗することがあります。
• 電源シャットダウン中に NVRAM がデータのバックアップに失敗した。
• 電気二重層コンデンサが DDR の内容を SSD にバックアップするために必要な電力を保持していなか
った。
• NVRAM/SSD で、End-Of-Line(EOL)または別のエラーが発生した。
このような状況が発生した場合、NVRAM では障害復旧または交換が必要です。
メモ: デルでは、NVRAM を交換する前に、DR Series システム CLI コマンド system --shutdown または system
--reboot のいずれかを使用して、DR Series システムデータを NVRAM から RAID6 にフラッシュすることを
お勧めします。
メモ: DR Series システムの NVRAM を取り外す、または交換する必要がある場合は、「DR Series システム
のシャットダウン」と「NVRAM の現場での交換」を参照してください。
NVRAM バックアップ障害リカバリ
DR Series システムシャーシの PCIe x4(または x8)スロットの NVRAM カードを物理的に交換した後で、次の
タスクを完了することにより NVRAM バックアップ障害から復旧することができます。
注意: DR Series システムの電源を投入してから DR Series システム CLI maintenance --hardware --
reinit_nvram コマンドを使用するまで最低 20 分間待つ必要があります。このように電源投入後に 20 分間
待つと、NVRAM カード、電気二重層コンデンサキャリブレーション、およびすべてのソリッドステート
ドライブ(SSD)の処理が完全に完了します(この結果、DR Series システムが適切に動作します)。
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