Deployment Guide
5 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
1 仕様、制限事項、および前提条件
次のリストは、Dell DR2000v に固有の制限事項と要件を説明するものです。
サポートされる Hyper-V バージョン、仮想環境要件、およびその他の情報についての詳細は、『Dell
DR Series System
Interoperability Guide
』(Dell DR Series システム相互運用性ガイド)を参照してください。
•
現在の DR2000v バージョンは、グローバルビュー管理ユニットととして機能し、登録先である物理 DR Series システムに
よって管理されます。
• DR2000v
の MTU 設定は変更せずに、システムのデフォルト値である 1500 のままにしておく必要があります。
• DR GUI
使用状況メニューには、DR2000v に関連する統計情報だけが表示され、このメニューからは基盤であるホスティ
ング Hyper- V プラットフォームの情報は参照できません。
• DR
アラートとイベントは DR2000v にのみ適用され、基盤であるホスティング Hyper- V プラットフォームのアラート / イベ
ントは処理されません。
•
ハードウェアの正常性はホスティングプラットフォームによって管理されるため、DR2000v では表示されません。
• DR2000v
システムは別の DR2000v システムのレプリケーションターゲットとしては使用できませんが、物理 DR Series
システムのレプリケーションターゲットとすることは可能です。
•
バックアップ / 復元のパフォーマンスは、基盤となるハイパーバイザーハードウェアのパフォーマンスに依存します。
•
これはバックアップストレージデバイスであることから、Hyper-V を介してこの仮想マシンのチェックポイント(つまり、スナップ
ショット)を有効化しないことを強くお勧めします。これは、DR2000v がスナップショットから復元された場合に内部データの
不整合の原因となる可能性があることが理由です。
Hyper-V の前提条件
• Hyper- V ホストには Windows.NET Framework 4.5 以上をインストールする必要があります。
http://www.microsoft.com/en- us/download/details.aspx?id=30653
• Hyper- V
ホストには Windows PowerShell 4.0 以降をインストールする必要があります。
http://www.microsoft.com/en- us/download/details.aspx?id=40855
• DR2000v
を導入するには、管理者ユーザー権限を持っている必要があります。