Deployment Guide
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Microsoft Hyper-V への Dell DR2000v の導入
本章には、Microsoft Hyper-V での Dell DR2000v の導入に関する情報が記載されています。
サポートされている Microsoft Hyper-V DR バージョン、プラットフォームとライセンスの制限、仮想インフラ
ストラクチャとメモリ要件、およびその他の情報に関しては、
『Dell DR Series System Interoperability Guide』(Dell
DR Series システム相互運用ガイド)
を参照してください。
導入プロセスを開始する前に、「Microsoft Hyper-V での Dell DR2000v の前提条件」のトピックで説明されてい
る前提条件が満たされていることを確認します。
導入プロセスは、次のタスクで構成されます。
1. 次のいずれかへの、DR2000v の導入。
• ローカル Hyper-V ホスト
• リモート Hyper-V ホスト
2. DR2000v のセットアップと設定
3. DR2000v の物理 DR Series システムへの登録
メモ: Microsoft は、System Center Virtual Machine Manager では OVF フォーマットのみをサポートしている
ため、Power Shell を使用すると、Dell DR2000v アプライアンスの Hyper-V インフラストラクチャでの導入
が容易になり、必要な設定での仮想アプライアンスの作成手順は自動化されます。
Microsoft Hyper-V 環境における Dell DR2000v の導入の前提条
件
DR2000v 導入の最初のステップは、関連付けられた DR アプライアンス内での DR2000v ライセンスのインスト
ールです。詳細に関しては、本書の「DR2000v のライセンスの設定」のトピックを参照してください。
メモ: これらの前提条件を適用できるのは Microsoft Windows 2008 R2、2012 および 2012 R2 向け Hyper-V 環
境です。
Microsoft Hyper-V に Dell DR2000v を導入して DR2000v Hyper-V cmdlet を使用するには、次の前提条件が満たされ
ていることを確認します。使用可能な DR2000v Hyper-V cmdlet の詳細に関しては、本書のトピック「Hyper-V
用 DR2000v でのサポートされているコマンドレットの使用」を参照してください。
1. 必要なユーザー権限:
管理者権限を持っているか、管理者グループのメンバーである必要があります。
2. ダウンロードした DR2000v インストールパッケージを Hyper-V ホスト上に解凍してそのファイルにアク
セスします。ファイルの解凍に数秒かかることがあります。Hyper-V のインストール手順を実行する前
に、次のソフトウェアの前提条件を満たしている必要があります。
メモ: このソフトウェアは、Pre-Requisites(前提条件)フォルダから容易にアクセスできます。
DR2000V の OS バージョンのリリースにより、前提条件ファイル名は異なる可能性があり、別のア
ップデートが必要になることがあります。
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