Deployment Guide
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VMware ESXi への Dell DR2000v の導入
本章には、VMware ESXi への Dell DR2000v の導入についての情報が記載されています。
サポートされている VMware ESXi バージョン、プラットフォームとライセンスの制限、仮想インフラストラ
クチャとメモリ要件、およびその他の情報に関しては、
『Dell DR Series System Interoperability Guide』(Dell DR
Series システム相互運用ガイド)
を参照してください。
導入プロセスは、次のタスクで構成されます。
1. 次のいずれかの方法による、DR2000v の導入。
• vSphere クライアントの使用
• vSphere ウェブクライアントの使用
メモ: VMware 環境における vSwitch のセキュリティポリシーは、MAC アドレスの変更を許可する
ように設定する必要があります。これを行うには、vSphere の vSwitch のレイヤ 2 セキュリティポ
リシーのオプション、
Allow MAC Address changes(MAC アドレスの変更を許可する)と Forged
Transmits (偽装された送信)を有効にします。
vSphere vSwitch のレイヤ 2 セキュリティポリシーを編集するには、Security Policy settings(セキュリティ
ポリシー)に移動して、MAC Address Changes(MAC アドレス変更)と Forged Transmits(偽装された送
信)の値を Accept(承諾)に設定します。セキュリティの詳細に関しては、vSphere セキュリティマニ
ュアルを参照してください。
2. DR2000v のセットアップと設定
3. DR2000v の物理 DR Series システムへの登録
vSphere クライアントを使用した DR2000v の導入
この手順では、vSphere クライアントを使用して VMware ESXi 上で Dell DR2000v を導入するための詳しい手順
を説明します。
1. DR2000v インストールパッケージを入手して、システムまたはネットワークの場所に保存します。このパ
ッケージは VMware ESXi ova 形式です。
2. vSphere クライアントを起動し、vCenter サーバーまたは ESX ホストにログインします(ESXi バージョン
5.5 を使用している場合は、ウェブクライアントを使用します。vSphere クライアントは 5.5 では動作しな
いためです。ウェブクライアントを使用した導入の詳細に関しては、トピック「
vSphere ウェブクライア
ントを使用した DR2000v の導入」を参照してください。)
3. vCenter 管理コンソールで、VM をホストする ESX ホストをハイライト表示して、File(ファイル) >Deploy
OVF Template(OVF テンプレートの展開)を選択します。
4. Deploy OVF Template - Source(OVF テンプレートの展開 - ソース)ダイアログボックスで、Browse(参照)
をクリックします。
5. システムまたはネットワークで DR2000v.ova テンプレートの導入パッケージの場所を参照し、Open(開
く)をクリックします。
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