Deployment Guide

Citrix XenServer および VDI-in-a-Box のアップ

グレード

Citrix XenServer のアップグレード

Rolling Pool Upgrade（プールのローリングアップグレード）ウィザードを使用して、自動モードで XenCenter

から Citrix XenServer をアップグレードできます。VDI-in-a-Box はプール内の XenServers をサポートしません

が、Rolling Pool Upgrade（プールのローリングアップグレード）ウィザードを使用してスタンドアロンサーバ

ーをアップグレードできます。XenServer をアップグレードする前に、次の手順を実行する必要があります。

メモ: グリッド内のすべてのホストに、XenServer の同じホットフィックスアップデートまたはアップグ

レードバージョンを同時にインストールして、すべてのホストが同じバージョンレベルになるようにし

なければなりません。

メモ: アップグレードする前に、サーバーのバックアップをとることを強く推奨します。

1. 最新版の XenServer インストールパッケージをダウンロードします。

2. 最新版の XenCenter をダウンロードしてインストールします。

3. XenCenter にログインして、ローカルの root アカウントでグリッド内の各サーバーに接続します。

4. すべてのユーザーが仮想デスクトップからログアウトしている必要があります。

5. 新規 XenServer インストールファイルをアクセス可能な HTTP、NFS、または FTP サーバーにコピーしま

す。

6. 各ホストの光学式ドライブから、ブータブルメディアを取り外します。

7. VDI-in-a-Box グリッドは、アップグレード前にシャットダウンしておく必要があります。VIAB コンソー

ルにログインして、次のようにします。

a. グリッド上でメンテナンスモードを有効にする：Admin（管理）タブで、Grid Maintenance（グリッ

ドメンテナンス）をクリックして、OK をクリックします。

b. すべてのユーザーがログアウトした後、グリッド内のすべてのサーバーを無効にする：Servers（サ

ーバー）タブでサーバーを選択して、Deactivate（無効にする）をクリックし、Confirm（確認）を

クリックします。サーバーを無効にすると、使用中のデスクトップを含むすべてのデスクトップが

削除され、デスクトップをプロビジョニングしないようにサーバーがただちにシャットダウンされ

ます。パーソナルデスクトップだけが「On Hold」（保留中）ステータスで残ります。

c. 必要な場合は、VIAB コンソールではなく、XenCenter を使用してパーソナルデスクトップ仮想マシ

ンの電源を切ってください。VIAB コンソール内のデスクトップセッションを特定するには、

Desktops →User Sessions（デスクトップ → ユーザーセッション）と移動して、Status（ステータス）

列の「On Hold」（保留中）エントリをメモしてください。

d. vdiManager 仮想マシンをシャットダウンする：VIAB コンソールの Servers（サーバー）タブでサー

バーを選択して、Shutdown（シャットダウン）をクリックします。グリッド内に複数のサーバーが

ある場合は、それぞれのサーバーでこれを行います。これでサーバーがアップグレード可能な状態

になります。

XenCenter を使用して、vdiManager VM の電源が切れていることを確認します。

XenServer をアップグレードするには、次の手順を実行します。

1. XenCenter の Tools（ツール）メニューで、Rolling Pool Upgrade（プールのローリングアップグレード）を

選択します。