Dell Desktop Virtualization Solutions—Simplified 1020 導入ガイド
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい ます。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2013 Dell Inc. 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、 PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標で す。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標です。 AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 メモ、注意、警告.......................................................................................................................2 1 はじめに......................................................................................................................................5 システム要件..........................................................................................................................................................7 テクニカルサポートへのお問い合わせ...........................................................
5 DVS Simplified 環境への Dell Wyse シンクライアントの接続...................................31 T10 シンクライアントの設定............................................................................................................................. 31 Wyse Zero ToolBar を使用した T10 シンクライアントの設定................................................................. 31 DHCP を使用した T10 シンクライアントの設定....................................................................................... 32 Z50D シンクライアントの設定..............................................
1 はじめに Dell Desktop Virtualization Solutions(DVS)Simplified 1020 は、Citrix VDI-in-a-Box(VIAB)とユーザー選択の次の ハイパーバイザーが搭載されている Dell PowerEdge T620 システムまたは PowerEdge R720 システムです。 • Citrix XenServer • Microsoft Hyper-V • VMware vSphere ESXi Dell PowerEdge T620 または PowerEdge R720 システムがお客様の要件を満たさない場合は、次の対応 Dell PowerEdge システムからお選びください。 PowerEdge ラッ クシステム PowerEdge タワ ーシステム PowerEdge モジ ュラーシステム • PowerEdge R210 II • PowerEdge R310 • PowerEdge R320 • PowerEdge R415 • PowerEdge R420 • PowerEdge R515
PowerEdge C シ リーズシステム • PowerEdge M915 • PowerEdge C1100 • PowerEdge C2100 • PowerEdge C410x • PowerEdge C5000 • PowerEdge C5125 • PowerEdge C5220 • PowerEdge C6100 • PowerEdge C6105 • PowerEdge C6145 • PowerEdge C6220 • PowerEdge C8000 • PowerEdge C8000xd • PowerEdge C8220 • PowerEdge C8220x メモ: リストされているシステムから選択する場合、工場出荷時に Dell DVS Simplified 1020 ソフトウェア はインストールされていません。 本書は、Dell DVS Simplified 1020 アプライアンスを設定するために必要な手順が説明されています。 メモ: 詳細については、support.citrix.
図 1. シングルサーバーアーキテクチャ システム要件 Dell DVS Simplified 1020 の設定を始める前に、次の要件を確認してください。 • お使いの環境で、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバーが利用可能である。 • お使いの仮想デスクトップに適した Windows ボリュームライセンスが利用可能である。 サポートされる仮想デスクトップとクライアントシステムの詳細に関しては、dell.
国 連絡先電話番号 内線番号 ドイツ 069 9792 2064 3122046 オランダ 0031 206 74 5914 3480158 オーストリア 82024058256 3122046(ドイツ語) 3480108(英 語) スイス 0848330092 3122048(ドイツ語) 3250121(フラ ンス語) ベルギー 0248 28 690 3250124(フランス) 3480159(英 語) ルクセンブルグ 24871036 3250127 アイルランド 1850964270 3480157 オーストラリア 1300 662 370 該当なし ニュージーランド 800 703 355 該当なし 中国 800-858-0612 該当なし 400-886-8617 日本 0120 912738 該当なし インド 1800 425 2070 該当なし シンガポール 1800 395 7935 該当なし 香港 29693187 該当なし フィリピン 1800 1601 0061 該当なし マレーシア 18
DVS Simplified 1020 のセットアップ 2 DVS Simplified 1020 をセットアップするには、仮想デスクトップを展開する前に次の手順を完了してください。 1. 物理接続の接続および設定 2. ハイパーバイザーの設定 3. vdiManager の設定 4. Windows Reference Virtual Machine(VM)の作成 5.
メモ: Windows Server 2008 がインストールされたシステムでは、マウスを使用できます。 ハイパーバイザーの設定 すべての接続が確立され、システムに電源が投入された後は、お使いのハイパーバーザー用の手順に従って ください。 Citrix XenServer を使用したハイパーバイザーの設定 1. サーバーコンソールに接続してハイパーバイザーを設定します。本マニュアルの「物理接続の接続と設 定」の項を参照してください。 サーバーが起動したら、エンドユーザーライセンス契約(EULA)が表示されます。 2. チェックボックスを選択して、EULA を受け入れます。 3. ハイパーバイザのルートパスワードを入力します。 メモ: 後の段階でハイパーバイザーに接続するため、パスワードを保存します。 4.
このウィンドウに、外部ネットワークに割り当てられた最初の物理 NIC ポートが、HVInternalEthernetPort1 とラベル付けされた別のネットワーク接続と共に表示されます。これらの接続はどちらも Hyper-V に適 用されます。 追加の NIC が接続済みとして表示されます。このネットワーク接続は、物理ネットワーク接続 ダイアグ ラムの Gb3 に相当します。 メモ: この NIC は静的 IP アドレスで設定し、サーバー管理用に使用することが推奨されます。 13. 初期構成タスク コンソールで、Windows のライセンス認証 リンクをクリックし、製品キーを入力しま す。 14. 次へ をクリックし、続けてライセンス認証プロセスを実行します。 15.
メモ: XenCenter クライアントは、http:// を参照するか、Citrix ウェブサイトか らダウンロードしてインストールすることができます。 2. VM vdiManager_Xen を選択します。 メモ: vdiManager が開始されない場合は、VM を右クリックして Start(開始)を選択します。 3. Networking(ネットワーキング)タブを選択して、vdiManager の IP アドレスを見つけます。 Microsoft Hyper-V を使用した IP アドレスの特定 1. サーバーマネージャー コンソールで、役割と Hyper-V→ Hyper-V マネージャー と展開し、vdiManager VM が 仮想マシン に表示されるようにお使いのサーバーを選択します。 2. vdiManager VM を右クリックし、開始 を選択します。 3.
11. Yes(はい)をクリックして確定します。 12. vSwitch0 Properties(vSwitch0 プロパティ)ウィンドウで Close(閉じる)をクリックします。 13. vSwitch0 の隣にある Add Networking… (ネットワークの追加…)リンクをクリックします。 14. Add Network Wizard(ネットワークの追加ウィザード)ウィンドウで、接続タイプとして Virtual Machine (仮想マシン)を選択して、Next(次へ)をクリックします。 15. 仮想スイッチとして vmnic0 を選択して、Next(次へ)をクリックします。 メモ: Network Label(ネットワークラベル)フィールドが VM Network(VM ネットワーク)で VLAN ID が None(なし)に設定されていることを確認します。 16.
9. – Hyper-V: C:\ProgramData\Citrix\VIAB を選択 – vSphere ESXi: datastore1 を選択 Network Label(ネットワークラベル)セクションで、仮想マシン用に Gb1 接続ネットワークを選択しま す。 – XenServer: Network 0 を選択 – Hyper-V: HVSwitch1 を選択 – vSphere ESXi: VM Network(VM ネットワーク)を選択 グリッドの設定 新しい VDI-in-a-Box 環境のセットアップ時に、新規グリッドを作成し、それを VIAB VM にアクセスする必要 があるユーザーおよびグループを含むデータベースと関連付けます。データベースは、お使いの Active Directory サーバー、またはワークグループと呼ばれるローカルに保存されたデータベースにすることができ ます。 VIAB 環境を拡張する時は、既存のグリッドを統合します。 新規グリッドの作成 ユーザーアカウントにドメイン管理者特権があることを確認してください。 1.
3. Next(次へ)をクリックします。 グリッド設定プロセスが完了しました。 VMware vSphere ESXi をハイパーバイザーとして使用した場合の VIAB コンソールでのコアスケー ルファクターの調整 vSphere API がプロセッサコアをレポートする方法に応じて、vSphere がハイパーバイザーとして使用された ときに、VDI-in-a-Box コンソールが容量を適切に計算できるように容量パラメーターを調整する必要がありま す。 メモ: この手順は、5.2 より古いバージョンの VDI-in-a-Box を使用している場合にのみ必要です。 VMware vSphere ESXi の場合は、この手順に従います。 1. VIAB コンソールで Servers(サーバー)タブを選択します。 2. サーバーの行で Desktops(デスクトップ)リンクをクリックします。 3. Capacity(容量)セクションの隣にある Adjust(調整)ボタンをクリックします。 4. Core Scale Factor(コアスケールファクター)の隣にある値を 8.
メモ: VM はワークグループのメンバーにすることができます。 Citrix XenServer を使用した Windows Reference VM の作成 1. 「ハイパーバイザーの設定」で説明されている IP アドレスを使用し、XenCenter クライアントを使用して お使いの Citrix XenServer に接続します。 2. お使いのサーバーを右クリックし、New VM(新規 VM)を選択します。または、トップメニューで VM をクリックし、New VM(新規 VM)を選択することもできます。 3. 適切な Windows オペレーティングシステムテンプレートを選択し、VM の作成を進めてください。 Microsoft Hyper-V を使用した Windows Reference VM の作成 1. サーバーマネージャーコンソールで、役割と Hyper-V → Hyper-V マネージャー と移動して、お使いのサ ーバーを選択します。 2.
メモ: NIC ボンディングは、VIAB ソフトウェアが設定される前に有効化される必要があります。VIAB が すでに設定済みである場合は、NIC ボンディングを有効化する前に、VIAB グリッドがシャットダウンさ れ、関連する VM の電源が切れていることを確認してください。 メモ: 負荷バランシングのためのボンド / チームの設定は、現時点ではまだテストされておらず、本書に は記載されていません。 Citrix XenServer を使用した NIC ボンディングの有効化 1. トピック「ハイパーバイザーの設定」で設定した IP アドレスを使用し、XenServer クライアントを使用 してお使いの XenCenter に接続します。 メモ: XenCenter クライアントは、http:// を参照するか、Citrix ウェブサイトか らダウンロードしてインストールすることができます。 2. 左ペインでお使いのサーバーをクリックし、NICs タブを選択します。 3.
7. Broadcom Advanced Control Suite(BACS)アプリケーションの Teams(チーム)メニューから Go to Team View(チームビューに移動)を選択します。 8. Create Team(チームの作成)オプションが Teams(チーム)メニューに表示されます。Create Team(チ ームの作成)を選択して続行します。 9. Broadcom Teaming Wizard(Broadcom チーミングウィザード)で Next(次へ)をクリックします。 10. チーム用の名前を入力するか、表示されているデフォルトを受け入れて Next(次へ)をクリックします。 Smart Load Balancing and Failover(スマートロードバランスとフェイルオーバー)オプションがデフォル トで選択された状態で、Team Type(チームタイプ)ウィンドウが表示されます。 11.
VMware ESXi を使用した NIC ボンディングの有効化 1. vSphere クライアントまたは VMware vCenter で以下の資格情報を使用して ESXi ハイパーバイザーに接続 します。 a. IP アドレス:「ハイパーバイザーの設定」の手順で示された IP アドレスを入力します。 b. ユーザー名:root と入力します。 c. パスワード:root のパスワードを入力します。デフォルトは dvssim11 です。 2. メモ: http:// にアクセスすることで vSphere クライアントをインストールできま す。 ライセンスキーを入力するには、上部のメニューにある View(表示)を選択して、Inventory(インベン トリ)→ Inventory(インベントリ)と選択します。 3. ESXi ホストの IP アドレスをクリックして、Configuration(設定)タブを選択します。 4. 5.
3 Citrix XenServer および VDI-in-a-Box のアップ グレード Citrix XenServer のアップグレード Rolling Pool Upgrade(プールのローリングアップグレード)ウィザードを使用して、自動モードで XenCenter から Citrix XenServer をアップグレードできます。VDI-in-a-Box はプール内の XenServers をサポートしません が、Rolling Pool Upgrade(プールのローリングアップグレード)ウィザードを使用してスタンドアロンサーバ ーをアップグレードできます。XenServer をアップグレードする前に、次の手順を実行する必要があります。 メモ: グリッド内のすべてのホストに、XenServer の同じホットフィックスアップデートまたはアップグ レードバージョンを同時にインストールして、すべてのホストが同じバージョンレベルになるようにし なければなりません。 メモ: アップグレードする前に、サーバーのバックアップをとることを強く推奨します。 1.
Rolling Pool Upgrade(プールのローリングアップグレード)ウィンドウが表示されます。 2. Before You Start(はじめに)情報を読み、Next(次へ)をクリックします。 Select Pools(プールの選択)情報が表示されます。 3. グリッド内のホストを選択して、Next(次へ)をクリックします。 Upgrade Mode(アップグレードモード)情報が表示されます。 4. Automatic Mode(自動モード)(推奨されるモード)を選択します。 5. Run Prechecks(事前チェックの実行)をクリックします。 メモ: 事前チェックに失敗したら、画面に表示される指示にしたがって解決してください。 XenCenter t の Resolve All(すべてを解決)をクリックすると、自動的にすべての失敗した事前チェ ックが解決されます。 6.
7. Location of network install files(ネットワーク上のインストールファイルの場所)で、インストールメディ アのファイルの場所および、ファイルにアクセスするために使用する FTP、HTTP、または NFS プロトコ ルを指定します。 メモ: ネットワーク上のファイルソースにセキュリティ保護用の資格情報を設定している場合は、 XenServer ホストのユーザー名 / パスワードではなく、この資格情報を確認してください。 8. Test(テスト)をクリックして XenCenter がインストールファイルに接続できることを確認します。 9. Start Upgrade(アップグレード開始)をクリックして先に進みます。 各ホストのアップグレード中に処置が必要な場合は、ウィザードが表示されます。完了するとサマリが 表示されます。 10. Finish(完了)をクリックしてウィザードを終了します。 11. XenCenter を使用してすべての vdiManager 仮想マシンの電源を入れます。 12.
Citrix VDI-in-a-Box をアップグレードするには、次の手順を実行します。 1. 2. vdiManager コンソールにログインします。 Admin(管理) → Grid Maintenance(グリッドメンテナンス)とクリックします。 Take grid into maintenance mode(グリッドをメンテナンスモードにする)ウィンドウが表示されます。 3. OK をクリックします。 グリッドがメンテナンスモードになっていることを示すメッセージが、画面上部に表示されます。 4. Admin(管理)ページで Grid Upgrade(グリッドアップグレード)をクリックします。 Grid Upgrade(グリッドアップグレード)ウィンドウが表示されます。 5. 6.
メモ: 続行する前に、新規ドラフトイメージのステータスが Running(実行中)になるのを待ちます。 4. 新規ドラフトイメージの行で、Edit(編集)をクリックします。 Specify Administrator Credentials(管理者資格情報の指定)ダイアログボックスが表示されます。 5. 管理者または管理者権限を持つユーザーの資格情報を提供するかどうかを選択します。 メモ: ローカルユーザーアカウントを使用している場合は、UAC を無効にします。 6. ユーザー名とパスワードを入力して OK をクリックします。 新規 Desktop Agent のインストールが開始され、進捗状態を示すステータスページが表示されます。ウィ ザードの Edit Image(イメージの編集)ページが表示されます。 7. Edit Image(イメージの編集)ページで、イメージに新規アプリケーションの追加などの必要な編集を行 い、Next(次へ)をクリックします。 8.
ライセンス情報 4 XenServer のライセンス メモ: VDI-in-a-Box 5.0.2 以上のライセンスを適用すると、ライセンスは自動的にアップグレードされ、以 前に無料版の XenServer ライセンスをアクティベートした場合でも、Citrix XenServer for XenDesktop edition に XenServer 6.0 のライセンスが付与されます。 XenServer ライセンスがアップグレードされている場合、XenCenter メニューで Tools(ツール)をクリックし て、License Manager(ライセンスマネージャ)を選択して確定します。 Microsoft Hyper-V のライセンス 1. 2. Initial Configuration Tasks(初期構成タスク)コンソールで Activate Windows(Windows のライセンス認証) リンクをクリックします。 ライセンスキーを入力します。 3.
ライセンスファイルをダウンロードするようメッセージが表示されます。 7. OK をクリックしてライセンスファイルをダウンロードします。 VDI-in-a-Box へのライセンスの適用 Citrix からのライセンスを受信したら、ライセンスを VDI-in-a-Box に適用します。ライセンスを適用する前に、 グリッドをメンテナンスモードにします。 1. Admin(管理)タブで → Grid Maintenance(グリッドの管理)をクリック して、OK をクリックします。 2. Admin(管理)ページで、Grid Upgrade(グリッドのアップグレード)をクリックします。 Grid Upgrade(グリッドのアップグレード)ダイアログボックスが表示されます。 3. Choose File(ファイルを選択)をクリックしてップグレードまたはライセンスファイルを参照し、OK を クリックします。 4. Submit(送信)をクリックします。 アップグレードが完了すると、サーバーのステータスが Success(成功)に変化します。 5. 6.
ボリュームアクティブ化の方法は Windows 7 と共に導入されたもので、Windows XP には該当しません。VIAB は、Microsoft とのライセンス認証を必要としないボリュームライセンス版 Windows XP のみをサポートしま す。KMS ライセンス認証は、物理および仮想 VIAB マシン全体における固有の Windows ライセンス認証が 30 日ごとに少なくとも 25 件あるカスタマーのほとんどで望ましいとされる方法です。KMS ではライセンス認 証数に制限がなく、KMS ホストおよび VAMT での管理が容易で、ゴールデンイメージへの変更は通常必要あ りません。 VIAB 5.
5 DVS Simplified 環境への Dell Wyse シンクライ アントの接続 DVS Simplified 仮想環境へのシームレスな接続性には、Dell Wyse T 10、Z50D、および Z90D7 シンクライアント が推奨されます。これらのシンクライアントは VDI-in-a-Box でテストされており、Citrix Ready および Citrix HDX Ready 規格両方に認証されています。Citrix Ready とは、カスタマーとユーザーが、Citrix 製品を強化する ための、信頼を得たパートナー製品とソリューションを見つけることを可能にする製品検証プログラムです。 Citrix HDX Ready 認証は、すべての Citrix HDX 機能との動作が検証されたデバイスに限定されています。 メモ: 本文書は、Dell Wyse シンクライアントのための、システム設定およびオプション詳細を取り扱う ものではありません。ネットワークセットアップの詳細に関しては、製品に同梱の『Administrators Guide』(管理者ガイド)を参照してください。 シンクライアントの設定
DHCP を使用した T10 シンクライアントの設定 次の条件を満たす場合、vdiManager に自動接続するため、カスタム DHCP スコープオプション を設定し、使 用することができます。 • T10 シンクライアントが DHCP 向けに設定されている。 • Windows 2003 または Windows 2008 DHCP サーバーが利用可能である。 Windows 2008 DHCP Server を使用した T10 シンクライアントの設定 1. マイコンピュータを右クリックして 管理 を選択します。 2. DHCP ウィンドウで DHCP サーバーオプションを展開し、IPv4 を右クリックし、Set Predefined Options(既 定のオプションの設定)をクリックします。 既定のオプションと値 ウィンドウが表示されます。 3. 追加 ボタンをクリックします。 4.
– データタイプ: 文字列 を入力します。 – コード: 181 と入力します。 – 説明:サーバーの説明を入力します。 6. OK をクリックします。 7. 既定のオプションと値 ウィンドウで、下にスクロールして新しいオプションタグ 181 が追加されている ことを確認し、キャンセル を押して DHCP ウィンドウに戻ります。 8. 左のペインで、対象のスコープの下にある スコープオプション を右クリックし、オプションの設定… を 選択します。 9. 下にスクロールしてオプション 181 を選択します。 10. お使いの vdiManager の IP アドレスを使用して、config.xml ファイルにアクセスするための URL を入力し ます。例えば、http://172.16.0.135/dt/PNAgent/config.xml です。 メモ: 複数の vdiManager がグリッドに存在する場合、それぞれの URL をセミコロンで区切って入力 することができます。例えば、http://172.16.0.135/dt/PNAgent/config.
ログオフするかシンクライアントを再起動するまで、次回からはログイン中に URL を再入力する必要は ありません。 メモ: システム管理者としてのログイン、システムへの変更を有効化するための ファイルベースの Write Filter ユーティリティ の使用、およびシンクライアント再起動後に設定を取得することについ ての詳細は、『Wyse WES7 Administrator’s Guide』(Wyse WES7 管理者ガイド)を参照してください。 34