Users Guide

次に、管理者が暗号化するアプリケーションの例を示します。
メモ帳
ワードパッド
Visio
MS ペイント
メモ:
一部のアプリケーションでは、Data Guardian が部分的にサポートされています。これについては、管理者が通知します。
ファイルタイプ
設定可能なファイルタイプには、.txt.rtf.csv.odt.vsdx.png.jpg.jpeg.jpe.jf.gif.tif.ti.bmp などがあります。
WindowsMac、および Mobile
基本ファイル保護ポリシーが設定されている場合、Data Guardian はユーザーのコンピューターをスイープし、これらの拡張子を持つすべてのローカル ファイ
ルを暗号化します。基本ファイル保護で暗号化されたファイルは、ファイルの拡張子に関連付けられているアプリケーションを使用してのみ表示および編
集できます。
メモ:
AppData など特定のシステムフォルダ内のファイルは、暗号化されません。また、セキュアドキュメントフォルダなどの保護された Oce ドキュメントに
関連するフォルダも暗号化されません。
Windows のオーバーレイアイコン
Data Guardian 2.2 以降のファイルエクスプローラでは、保護されたファイルにはオーバーレイアイコンが表示されます。保護されたファイルを右クリックする
と、詳細がDell Data Guardianタブに表示されます。
Windows または Mac で一部のファイルをスイープから除外するスイープが有効になる前に
会社が追加のファイル タイプ.txt などを暗号化すると決定した場合でも、必ずしも、その拡張子が付いたすべてのファイルをスイープして暗号化する
必要があるとは限りません。
その拡張子に対して基本ファイル保護を有効にする前に、管理者は、ローカル コンピューターでのフォルダー追加をユーザーに許可する別のポリシーを設
定し、さらにそのフォルダー内のファイルがスイープされないように設定することができます。管理者は、ポリシーを設定し、フォルダー名を設定し、フォルダー
名を通知して、そのフォルダーを追加できる場所を提案できます。これらのファイルは、システムで必要されるファイルの場合もあれば、保護が不要なファイ
ルの場合もあります。
重要:
管理者が基本ファイル保護ポリシーを有効にする前に、ユーザーはフォルダーを作成する必要があります。
1 ユーザーは、管理者から通知されたフォルダー名とパスを使用します。
Mac の場合、環境設定 > 基本ファイル保護の除外の順に選択します。作成するフォルダーの名前とパスはここに表示されます。
2 指定された拡張子.txt などが付いていて、暗号化する必要がないファイルを追加します。ユーザーは、必要に応じて、任意の名前でサブフォル
ダーを追加できます。
メモ:
その拡張子が付いていて、以前に暗号化されたファイルの場合、このフォルダーに入れても復号化されません。これらのファイルは、暗号
化された状態に保たれます。管理者が別のポリシーを通じて作成できる保護されていないドキュメント フォルダーがある場合は、このフォ
ルダーに基本ファイル保護のファイル
タイプを入れて復号化できます。
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Data Guardian ユーザー ガイド v2.7
Windows での Data Guardian の使用