Administrator Guide

Table Of Contents
フルディスク暗号化リカバリ
リカバリを実行すると、フルディスク暗号化で暗号化されたドライブ上のファイルへのアクセスを回復することができます。
メモ: 復号化を中断しないでください。復号化を中断すると、データ損失が発生するおそれがあります。
リカバリ要件
フルディスク暗号化のリカバリには、以下が必要です。
リカバリ環境 ISO へのアクセス
起動可能な CD / DVD または USB メディア
リカバリプロセスの概要
メモ: リカバリには 64 ビットの環境が必要です。
障害が発生したシステムを回復するには、次の手順を実行します。
1 リカバリ環境を CD または DVD に書き込むか、起動可能な USB を作成します。「付録 A - リカバリ環境の書き込み」を参照してください。
2 リカバリファイルを入手します。
3 リカバリを実行します。
フルディスク暗号化リカバリの実行
フルディスク暗号化リカバリを実行するには、以下の手順に従います。
リカバリファイルの入手 - フルディスク暗号化クライアント
リカバリファイルを入手します。
リモート管理コンソールからリカバリファイルをダウンロードします。Dell Data Security のインストール時に生成された <hostname>-sed-
recovery.dat
ファイルをダウンロードするには、次の手順に従います。
a リモート管理コンソールを開き、左側のペインから、管理 > データの回復 の順に選択して PBA タブを選択します。
b データの回復 画面のホスト名 フィールドに、エンドポイントの完全修飾ドメインネームを入力して 検索 をクリックします。
c SED フィールドでオプションを選択します。
d リカバリファイルの作成 をクリックします。
<hostname>-sed-recovery.dat ファイルがダウンロードされます。
リカバリの実行
1 先ほど作成した起動可能なメディアを使用して、リカバリシステム上、または回復を試みているドライブを搭載したデバイス上で、そのメディアを起動
します。リカバリアプリケーションと共に
WinPE 環境が開きます。
5
Encryption リカバリ
フルディスク暗号化リカバリ
17