Users Guide
Table Of Contents
- Dell Command | Monitor バージョン10.3 ユーザーズガイド
- Dell Command | Monitor 10.3の概要
- Windows SMM Security Mitigations Table(WSMT)準拠
- Dell Command | Monitor 10.3の標準およびプロトコル
- Dell Command | Monitor 10.3を使用したユース ケース シナリオ
- Dell Command | Monitor 10.3の使用方法
- Dell Command | Monitor 10.3をローカルで使用したDellクライアント システムの管理
- Dell Command | Monitor 10.3を使用したリモートでのDellクライアントシステムの管理
- Dell Command | Monitor 10.3に関するよくある質問
- Dell Command | Monitor 10.3を使用したトラブルシューティング手順
- サードパーティライセンス
- その他の必要マニュアル
- デルへのお問い合わせ
5. システムの WMI にリモート接続するためにユーザーの特権レベルを変更するには、次の手順に従ってください。
a. [スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックしてから、「compmgmt.msc」と入力し、[OK]をクリックします。
b. サービスとアプリケーション 下の WMI コントロール を参照します。
c. WMI コントロール を右クリックし、プロパティ をクリックします。
d. セキュリティ タブをクリックし、Root ツリーで DCIM/SYSMAN を選択します。
e. セキュリティ をクリックします。
f. アクセス制御の対象となるグループまたはユーザーを選択し、許可 または 拒否 チェックボックスで権限を設定します。
6. WMI CIM Studio を使用してリモート システムからシステム上の WMI(root\DCIM/SYSMAN)に接続するには、次の手順を実
行します。
a. ローカル システム上に wbemtest と WMI ツールをインストールしてから、リモート システムに Dell Command | Monitor を
インストールします。
b. WMI リモート接続のためにシステムのファイアウォールを設定します。例えば、Windows ファイアウォールで TCP ポート
135 と 445 を開きます。
c. ローカルセキュリティポリシー で、ローカルセキュリティ 設定を クラシック - ネットワークアクセスでローカルユーザーが
自分自身を認証する:ローカルアカウントの共有とセキュリティモデル に設定します。
d. WMI wbemtest を使用して、リモート システムからローカル システムの WMI(root\DCIM\SYSMAN)に接続します。例え
ば、\\[ターゲット リモート システムの IP アドレス]\root\DCIM\SYSMAN
e. リモートターゲットシステムのシステム管理者の資格情報を求められた場合は、それを入力します。
WMI の詳細については、msdn.microsoft.com で該当する Microsoft 文書を参照してください。
Windows を実行しているシステムでのインストール失敗
Windows システムで Dell Command | Monitor のインストールを完了できない場合は、以下のことを確認します。
● ターゲットシステムの管理者権限を持っている。
● ターゲット システムが、SMBIOS バージョン 2.3 以降がインストールされている Dell 製システムである。
● PowerShell コンソールが閉じている必要があります。
メモ: システムの SMBIOS バージョンをチェックするには、スタート > ファイル名を指定して実行 と移動して、msinfo32.exe
ファイルを実行します。システム概要 ページで SMBIOS バージョンをチェックしてください。
メモ: システムは、サポート対象の Microsoft Windows オペレーティング システムを実行している必要があります。
メモ: システムは、.NET 4.0 またはそれ以降のバージョンにアップグレードする必要があります。
BIOS 設定の列挙値として 1 が表示される
1. 次のパッケージが root ユーザー権限でインストールされていることを確認します。
● omi-1.0.8.ssl_100.x64.rpm
● srvadmin-hapi-8.3.0-1908.9058.el7.x86_64
● command_monitor-linux-<version number>-<buid number>.x86_64.rpm
2. 上記のパッケージがインストールされている場合、ドライバモジュールがロードされていることを確認します。
a. コマンド lsmod | grep dcdbas を実行して、ドライバモジュールがロードされていることを確認します。
b. ドライバモジュールが使用できない場合は、コマンド modinfo dcdbus を実行してドライバの詳細を取得します。
c. コマンド insmod <filename> を実行して、ドライバモジュールをロードします。
libsmbios の依存関係が原因で hapi のインストールが失敗
する
依存関係の問題が原因でインストールが失敗する場合、
apt-get –f install を実行して、依存関係にあるすべてのパッケージを強制的にインストールします。
28 Dell Command | Monitor 10.3 を使用したトラブルシューティング手順