Users Guide
Table Of Contents
- Dell Command | Monitor バージョン10.3 ユーザーズガイド
- Dell Command | Monitor 10.3の概要
- Windows SMM Security Mitigations Table(WSMT)準拠
- Dell Command | Monitor 10.3の標準およびプロトコル
- Dell Command | Monitor 10.3を使用したユース ケース シナリオ
- Dell Command | Monitor 10.3の使用方法
- Dell Command | Monitor 10.3をローカルで使用したDellクライアント システムの管理
- Dell Command | Monitor 10.3を使用したリモートでのDellクライアントシステムの管理
- Dell Command | Monitor 10.3に関するよくある質問
- Dell Command | Monitor 10.3を使用したトラブルシューティング手順
- サードパーティライセンス
- その他の必要マニュアル
- デルへのお問い合わせ
ここでの課題は、デスクトップに直接アクセスすることなく、各クライアント システムの BIOS パスワードを変更することです。
各クライアント システムに Dell Command | Monitor をインストールすると、リモートに起動順序を変更する複数のオプションを利
用できます。OpenManage Essentials(OME)は、Dell Command | Monitor に統合可能な管理コンソールで、すべてのクライアント
システム上の BIOS 設定をリモートに監視できます。また、スクリプト(CIM、WinRM/WSMAN/PowerShell/WMIC)を記述して、
BIOS 設定を変更することもできます。スクリプトはネットワーク経由でリモート配信して、各クライアントシステム上で実行でき
ます。
Dell Command | Monitor の詳細については、dell.com/dellclientcommandsuitemanuals にある『Dell Command | Monitor
リファレン
ス
ガイド
』を参照してください。
Dell Command | Monitor の詳細については、『Dell Command | Monitor
リファレンス
ガイド
』を参照してください。
設定の標準化により、企業規模の大小によらず、大幅にコストを削減できます。多くの組織が標準化されたクライアントシステム
を導入していますが、コンピュータの寿命の全期間にわたってシステム設定を管理している組織はほとんどありません。IT 部門は
Dell Command | Monitor を各クライアントシステムにインストールすることによって、周辺機器の未承認の使用を防止するためにレ
ガシーポートをロックダウンすることができます。また、非ピーク時間にシステムをスリープ状態から回復させるために Wake On
LAN(WOL)を有効化してシステム管理タスクを実行することもできます。
シナリオ 3:正常性監視
クライアントシステムハードディスクドライブ上の特定のファイルへのアクセス試行中に、ユーザーが読み取りエラーメッセージを
受け取ります。ユーザーがシステムを再起動すると、ファイルがアクセス可能になったようであったことから、ユーザーは問題が解
決したと見なして当初の問題を無視します。一方、 Dell Command | Monitor は、予測障害の問題についてハードドライブをクエリ
し、Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology(SMART)アラートを管理コンソールに渡します。さらに、ローカルユーザー
に SMART エラーを表示します。アラートには、ハードドライブに複数の読み取り / 書き込みエラーが発生していることが示されて
いたため、社内の IT 部門は、ユーザーがただちに重要なデータファイルのバックアップを作成することを推奨しました。交換用ド
ライブを携えたサービス技術者が派遣されます。
ハードディスクドライブは故障する前に交換されるため、ユーザーのダウンタイム、ヘルプデスクへの電話連絡、技術者がデスクト
ップに赴いて問題を診断する手間を防ぎます。
オペレーティングシステムの Event Viewer/Syslog/CIM インディケーシ
ョンによるシステムアラートの監視
Dell Command | Monitor は、次の手順によるイベントの監視をサポートしています。
● CIM クラス DCIM_LogEntry 経由のログの取得
● DCIM_AlertIndication クラス経由の CIM インディケーションの監視
● (Dell Command | Monitor for Windows のみ)Simple Network Management Protocol(SNMP)および Windows Event Viewer によ
るイベントの監視
● (Dell Command | Monitor for Linux のみ)Syslog によるイベントの監視
Dell Command | Monitor の詳細については、dell.com/dellclientcommandsuitemanuals にある『Dell Command | Monitor
リファレン
ス
ガイド
』を参照してください。
Dell Command | Monitor の詳細については、『Dell Command | Monitor
リファレンス
ガイド
』を参照してください。
シナリオ 4:プロファイル
メモ: DMTF プロファイルは、Dell Command | Monitor for Windows でのみ実装されています。
IT 管理者は、マルチベンダーかつ分散型のエンタープライズ環境でクライアントシステムを管理する必要があります。また、多様
なツールやアプリケーションに習熟し、さまざまなネットワークの複数のデスクトップおよびモバイルのクライアントシステムを管
理するという課題に取り組む必要もあります。これらの要件のコストを削減し、提供される管理データを整理して表現するために、
業界標準の Distributed Management Task Force(DMTF)プロファイルおよび Data Center Infrastructure Management(DCIM-OEM)
プロファイルが Dell Command | Monitor に実装されています。本ガイドでは、それら DMTF プロファイルの一部が説明されていま
す。
Dell Command | Monitor の詳細については、dell.com/dellclientcommandsuitemanuals にある『Dell Command | Monitor
リファレン
ス
ガイド
』を参照してください。
Dell Command | Monitor の詳細については、『Client Command | Monitor
リファレンス
ガイド
』を参照してください。
10 Dell Command | Monitor 10.3 を使用したユース ケース シナリオ