Users Guide
Table Of Contents
- Dell Command | Monitor バージョン10.5 ユーザーズガイド
- 目次
- Dell Command | Monitor 10.5の概要
- Windows SMM Security Mitigations Table(WSMT)準拠
- Dell Command | Monitor 10.5の標準およびプロトコル
- Dell Command | Monitor 10.5を使用したユース ケース シナリオ
- Dell Command | Monitor 10.5の使用方法
- Dell Command | Monitor 10.5をローカルで使用したDellクライアント システムの管理
- Dell Command | Monitor 10.5を使用したリモートでのDellクライアント システムの管理
- Dell Command | Monitor 10.5に関するよくある質問
- Dell Command | Monitor 10.5を使用したトラブルシューティング手順
- その他の必要マニュアル
- Dellへのお問い合わせ
Dell Command | Monitor 10.5 を使用したトラ
ブルシューティング手順
トピック:
• Windows Management Instrumentation にリモート接続できない
• Windows を実行しているシステムでのインストール失敗
• BIOS 設定の列挙値が 1 として表示される
• libsmbios の依存関係により、Hapi のインストールが失敗する
• CIM リソースを使用できない
• Ubuntu Core 16 を実行しているシステムで DCM を使用するコマンドを実行できない
Windows Management Instrumentation にリモート接続
できない
管理アプリケーションでリモートクライアントコンピュータシステムの共通情報モデル(CIM)情報を使用できない場合、または
分散型コンポーネントオブジェクトモデル( DCOM)を使用するリモート BIOS アップデートが失敗した場合、次のエラーメッセ
ージが表示されます。
● [アクセスが拒否されました ]
● [Win32:RPC サーバーが使用できません]
1. クライアント システムがネットワークに接続されていることを確認します。サーバーのコマンド プロンプトで、
ping <Host Name or IP Address>と入力し、<Enter>を押します。
2. サーバーとクライアントシステムの両方が同じドメインに属している場合は、次の手順を実行します。
● ドメイン管理者アカウントに両システムに対する管理者権限があることを確認します。
サーバーとクライアントシステムの両方がワークグループ(同じドメインではない)に属している場合は、次の手順を実行し
ます。
● サーバーは、最新の Windows Server で実行するようにしてください。
メモ: レジストリーを変更する前に、システム データ ファイルをバックアップしてください。レジストリーを誤って編集
すると、オペレーティング システムが使用できなくなる場合があります。
3. クライアント システムでレジストリーの変更を編集します。[スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックしてか
ら、「[regedit]」と入力し、[OK]をクリックします。[レジストリー エディター] ウィンドウで、My
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa を参照します。
4. [forceguest]値を 0 に設定します(デフォルト値は 1)。この値を変更しなければ、システムにリモートで接続しているユーザ
ーは、システム管理者権限の認証情報を入力した場合でもゲスト権限しか持てません。
a. WMI 管理アプリケーションを実行しているシステムの管理者アカウントと同じユーザー名とパスワードのアカウントをク
ライアント システムで作成します。
b. IT Assistant を使用している場合は、IT Assistant ConfigServices ユーティリティー(IT Assistant のインストール ディレクトリ
ーの/bin ディレクトリーにある configservices.exe)を実行します。リモート クライアントの管理者でもあるローカ
ル管理者アカウントで実行されるように IT Assistant を設定します。また、DCOM と CIM が有効になっていることを確認し
ます。
c. IT Assistant を使用している場合は、管理者アカウントを使用して、クライアント システムのサブネット検出を設定します。
<クライアント マシン名>\<アカウント名>としてユーザー名を入力します。システムがすでに検出されている場合は、検出
されたシステムのリストからシステムを削除し、サブネット検出を設定してから再検出します。
メモ: IT Assistant の代替として、Dell OpenManage Essentials を使用することをお勧めします。Dell OpenManage Essentials の
詳細については、[dell.com/support]を参照してください。
5. システムの WMI にリモート接続するためにユーザーの特権レベルを変更するには、次の手順に従ってください。
a. [スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックしてから、compmgmt.msc と入力し、[OK]をクリックします。
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Dell Command | Monitor 10.5 を使用したトラブルシューティング手順 27