Users Guide

BIOS 属性の設定
Dell Command | Monitor には、ローカルまたはリモートシステムのシステム設定と状況を変更するために、
次のメソッドが追加されています。
SetBIOSAttributes — BIOS 設定の変更用
ChangeBootOrder起動設定の変更用
RequestStateChange - システムのシャットダウンおよび再起動用
ManageTimeシステム時刻を返す
これらのメソッドは、winrmVB scriptPowershell コマンド、wmicwbemtest.exeWMI wbemtest
使用して実行することができます。
BIOS 属性は、SetBIOSAttributes メソッドを使って設定できます。次に、Trusted Platform ModuleTPM
を有効化するタスクを例として使用し、手順を説明します。
メモ: 次の手順を実行して TPM を有効にする前に、BIOS TPM オプションがクリアされていること
を確認してください。
TPM を有効にするには、次の手順を実行します。
1. システムの BIOS パスワードがまだ設定されていない場合は、次の PowerShell コマンドを使用して設定
します。
(gwmi -Class DCIM_BIOSService -Namespace root\dcim
\sysman).SetBIOSAttributes($null,$null,"AdminPwd","enter a new password")
2. TPM セキュリティを有効にするには、次のコマンドを使用して、その後システムを再起動します。
(gwmi -Class DCIM_BIOSService -Namespace root\dcim
\sysman).SetBIOSAttributes($null,$null,"Trusted Platform
Module","1","provide the password")
3. TPM を有効にするには、次のコマンドを使用して、システムをもう一度再起動します。
(gwmi -Class DCIM_BIOSService -Namespace root\dcim
\sysman).SetBIOSAttributes($null,$null,"Trusted Platform Module
Activation","2","provide the password")
4. システムを再起動します。
メモ: システム管理者権限で PowerShell を使用します。
22