Users Guide

WSMAN
WSMAN プロトコルは、DMTF のオープン標準であり、サーバー、デバイス、アプリケーション、およびウ
ェブサービスを管理するための
SOAPSimple Object Access Protocolベースのプロトコルを定義します。
これは、管理を容易にするために CIMOM からのデータを使用します。
WSMAN は、CIM 情報にアクセスするための抽象層を提供するプロトコルです。これは、コンソールが
WSMAN を使用して帯域内または帯域外のシステムと通信し、資産インベントリの収集、情報の設定、メソ
ッドの実行を行うことが可能であることが理由です。帯域内のシステムでは、WSMAN 層はその下層にある
オペレーティングシステムも抽象化しますが、Dell Command | Monitor WSMAN を必要とせず、単なる
プロトコルであることから
WSMAN を直接有効化することはありません。
DNTF からの WSMAN 管理の詳細については、dmtf.org/standards/wsman を参照してください。
Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでの WMI WSMAN ベースの管理の有効化
についての詳細は、
msdn.microsoft.com/en-us/library/aa384426%28 v=VS.85%29.aspx を参照してくだ
さい。
Dell Command | Monitor で使用される DMTF プロファイルの詳細については、dell.com/
dellclientcommandsuitemanuals にある『Dell Command | Monitor Reference GuideDell Command |
Monitor
リファレンスガイド)を参照してください。
PowerShell
Windows PowerShell は、Microsoft のタスク自動化および設定管理フレームワークです。PowerShell
は、.NET Framework に基づいて構築されたコマンドラインシェルと関連スクリプト言語で構成されていま
す。PowerShell COM WMI への完全アクセスを提供し、管理者が Dell Command | Monitor のサービ
スを使用して、Windows オペレーティングシステムを実行しているローカルおよびリモートシステムの両方
で設定と監視などの管理タスクを実行することを可能にします。
管理者は、DCIM 名前空間に接続し、システムでのカスタム処置の監視を可能にするカスタム PowerShell
クリプト(末尾に .ps 1 が付いたファイル)を記述することができます。
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