Users Guide
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Dell Command | Monitor の使用
以下にアクセスすることにより、Command | Monitor によって提供された情報を表示することができます。
• root\dcim\sysman (standard)
Command | Monitor では、これらの名前空間のクラスを通じて情報を提供します。
クラスの詳細については、dell.com/clientsystemsmanagement で『Dell Command | Monitor リファレン
スガイド』を参照してください。
ポーリング間隔の設定
dcsbdy32.ini または dcsbdy64.ini ファイルを使用して、ファンプローブ、温度プローブ、電圧プローブ、電
流プローブ、ディスク容量の増減、メモリサイズの増減、およびプロセッサ数の増減のポーリング間隔を変
更することができます。
dcsbdy32/64.ini ファイルは次の場所にあります。
<Command | Monitor installed location>\omsa\ini
メモ: .INI ファイル内の数値は 23 の倍数です。ディスク容量および SMART(Self-Monitoring、Analysis
and Reporting Technology)アラートのデフォルトのポーリング間隔は 626 秒(実際の時間 = 626 X
23 秒(約 3 時間))です。
RAID 状態の報告
Command | Monitor は、RAID 設定情報を有効化し、ハードウェアとドライバのサポートと共にクライアン
トシステムの RAID 機能を監視します。RAID レベル、ドライバ情報、コントローラ設定、およびコントロー
ラ状態についての詳細は、
RAID クラスを使用して受信することができます。RAID 設定が有効化されると、
ドライブおよびコントローラの劣化や故障に対するアラートを受信できるようになります。
メモ: RAID ステータスの報告機能がサポートされるのは、CSMI(Common Storage Management
Interface)バージョン 0.81 準拠のドライバで動作する RAID コントローラのみです。OMCI 8.1 以降の
バージョンは
Intel オンチップ RAID コントローラ上のみでの監視をサポートし、OMCI 8.2 以降のバー
ジョンでは、Intel オンチップ RAID コントローラ用のアラート機能をサポートします。Command |
Monitor 9.0 以降のバージョンでは、監視およびアラート機能のための LSI コントローラもサポートし
ます。
クライアントシステムの監視
Command | Monitor は、ノートブック、デスクトップ、ワークステーションなどのクライアントシステムを
監視し、管理するための簡易ネットワーク管理プロトコル
(SNMP)をサポートします。管理情報ベース
(MIB)ファイルは Command | Monitor と Server Administrator の間で共有されています。
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