Users Guide
Dell Command | Monitor 10.2 の使用方法
以下にアクセスすると、Dell Command | Monitor からの情報を表示することができます。
• root\dcim\sysman (standard)
Dell Command | Monitor は、次の名前空間のクラスを通じて情報を提供します。
クラスの詳細については、dell.com/clientsystemsmanagement にある『Dell Command | Monitor リファレンス ガイド』を参照してください。
クラスの詳細については、『Dell Command | Monitor リファレンス ガイド』を参照してください。
トピック:
• ポーリング間隔の設定
• RAID 状態の報告
• Dell クライアントシステムの監視
• Dell Command | Monitor for Linux のアプリケーションログ
• アドバンスフォーマットドライブの検出
• 起動設定
• システム設定の変更
ポーリング間隔の設定
Dell Command | Monitor を使用して、ファンプローブ、温度プローブ、電圧プローブ、電流プローブ、ディスク容量の増減、メモリサイズの増減、およびプ
ロセッサ数の増減のポーリング間隔を変更できます。
• Windows の場合、dcsbdy32.ini ファイルまたは dcsbdy64.ini ファイルは、 <Dell Command | Monitor がインストールされている場所>\omsa\ini
にあります。
• Linux の場合、AlertPollingSettings.ini ファイルは /opt/dell/dcm/conf にあります。
メモ
: INI ファイル内の数値は、23 の倍数です。ディスク容量および SMART(Self-Monitoring、Analysis and Reporting Technology)ア
ラートのデフォルトのポーリング間隔は 626 秒(実際の時間 = 626 X 23 秒(約 3 時間))です。
RAID 状態の報告
Dell Command | Monitor は、RAID 設定情報を有効にし、クライアントシステムの RAID 機能を監視します(クライアントのハードウェアとドライバでサポ
ートされている場合
)。RAID クラスを使用して、RAID レベル、ドライバ情報、コントローラ設定、およびコントローラの状態の詳細を取得できます。RAID
設定を有効にすると、ドライブおよびコントローラの劣化や故障に関するアラートを受信できます。
メモ
: RAID 状態の報告機能は、Common Storage Management Interface(CSMI)バージョン 0.81 互換のドライバで動作する RAID コ
ントローラでのみサポートされています。監視機能は、OMCI 8.1 以降のバージョンで、Intel RAID オンチップコントローラに対してのみサポート
されています。アラート機能は、
OMCI 8.2 以降のバージョンで、Intel RAID オンチップコントローラに対してサポートされています。
Dell クライアントシステムの監視
• Dell Command | Monitor for Windows は、Simple Network Management Protocol(SNMP)を使用して、ノートパソコン、デスクトップ、ワーク
ステーションなどのクライアントシステムを監視および管理します。
MIB ファイルは、Dell Command | Monitor Server Administrator との間で共有さ
れます。Dell Command | Monitor for Windows は、バージョン 9.0 から、コンソールによるクライアントシステムの識別のためにクライアント OID
(10909)
に固有の OID を使用するように変更されました。
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Dell Command | Monitor 10.2 の使用方法