Users Guide
Table Of Contents
- Dell Command | Configure バージョン4.3ユーザーズ ガイド
- Dell Command | Configure 4.3の概要
- Dell Command | Configure 4.3のWindows SMM Security Mitigations Table(WSMT)コンプライアンス
- Dell Command | Configure 4.3のグラフィカル ユーザー インターフェイスの使い方
- Dell Command | Configure 4.3のトラブルシューティング事例
- サードパーティライセンス
INI または CCTK ファイルの適用
INI ファイルまたは CCTK ファイルの適用に対する前提条件は次のとおりです。
● システム管理者権限
● Dell Command | Configure がクライアントシステムにインストールされていること
INI ファイルまたは CCTK ファイルを適用するには、cctk -i <filename>. を実行します。
メモ: Ubuntu Core オペレーティングシステムを実行するシステムでは、var/snap/dcc/current にあるファイルをコピーし
て dcc.cctk -i /var/snap/dcc/current/<filename>.ini を実行します。
Linux へのシェルスクリプトの適用
1. Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムにスクリプトをコピーします。
2. システムで dos2unix を実行します。
3. sh <filename.sh> としてスクリプトを実行します。
SCE ファイルの適用
メモ: これには管理者権限が必要です。
ターゲットシステムに SCE を適用するには、次の手順を実行します。
SCE をダブルクリックする、またはコマンドプロンプトから SCE があるディレクトリを参照し、SCE ファイルの名前を入力しま
す。
たとえば、C:\Users\SystemName\Documents>"<filename>” と入力します。
メモ: Windows PE システムでは SCE を実行できません。Windows PE オペレーティングシステムを実行しているターゲットシ
ステムで SCE を適用する場合の詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。
メモ: 生成された SCE ファイルは、WMI-ACPI 非準拠のシステムでは動作しません。
SCE 詳細
SCE を使用することができる一般的なシナリオのいくつかを次に説明します。
● ターゲットシステムに SCE を適用すると、SCE はターゲットシステムで BIOS 設定のサイレントインストールを実行します。イ
ンストールが完了したら、SCE は同じ場所に SCE 名を含むログファイルを生成します。ログファイルには、適用されたすべて
のオプションと、SCE ファイルのステータスが含まれています。
メモ: 必要な場所にログファイルを生成するには、ログファイルの場所を指定します。たとえば、SCE.exe /
l="<folder_path>\log.txt". などです。
● 読み取り専用の場所から SCE をターゲットシステムに適用するときは、ログファイルの生成を防止する /nolog オプション(た
とえば、SCE.exe /nolog)を提供します。/nolog オプションは SCE の正常な実行に役立ち、SCE が読み取り専用の場所に
あるためにログファイルが作成されないことを通知します。
● /nolog オプションを使用せずに読み取り専用の場所から SCE を実行すると、SCE の実行は失敗します。
● Windows PE に SCE を適用するには、/e オプションを使用して Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムか
ら SCE を抽出します。たとえば、SCE.exe/e=<folder_path_to extract SCE>. などです。
● ターゲットシステムにセットアップまたはシステムパスワードを設定しており、SCE のエクスポート中に セットアップ、システ
ム、またはハードディスクドライブパスワード 画面で同じパスワードを入力しなかった場合、SCE をダブルクリックしてターゲ
ットシステムに適用することはできません。ただし、コマンドプロンプトから SCE を適用する間に、ターゲットシステムのセ
ットアップまたはシステムパスワードを提供することができます。
メモ: セットアップパスワードの提供例: C:\Windows\Command Configure\SCE>"<filename>" --valsetuppwd=
<password string>
メモ: システムパスワードの提供例: C:\Windows\Command Configure\SCE>"<filename>" --valsyspwd=
<password string>
関連リンク:
● BIOS 設定のエクスポート
20 Dell Command | Configure 4.3 のグラフィカル ユーザー インターフェイスの使い方