Dell Command | Configure バージョン 4.2 インストール ガイド April 2019 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 - 2019 Dell Inc.その関連会社。All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: Dell Command | Configure 4.2 について..................................................................................... 5 Dell Command | Configure インストーラへのアクセス................................................................................................. 5 インストールの必要条件.................................................................................................................................................... 5 Windows のインストールの前提条件................................................................
Ubuntu Desktop で実行されているシステムでの Dell Command | Configure のアップグレード....................... 19 Snap パッケージを使用した Dell Command | Configure 4.2 のアップグレード...................................................... 19 章 8: Microsoft Windows PE 用の Dell Command | Configure 4.2....................................................... 20 Microsoft Windows PE 4.0、5.0、10.0 を使用したブータブルイメージのプレインストール環境の作成........20 Microsoft Windows PE 10.0 を使用した Dell Command | Configure ディレクトリ構造の ISO ファイル への統合..........................................
1 Dell Command | Configure 4.2 について Dell Command | Configure は、ビジネスクライアントプラットフォームの BIOS 設定に使用するパッケージ化されたアプリケーション ソフトウェアです。グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフェース(CLI)の 2 つの方法のいず れかを使用してクライアントシステムを設定します。このガイドでは、Dell Command | Configure のインストール手順について説明 します。Dell Command | Configure は、次の Microsoft Windows および Linux オペレーティング システムでサポートされます: Windows 7、Windows 8.1、Windows 10、Windows Preinstallation Environment(Windows PE)、Red Hat Enterprise Linux 6、Red Hat Enterprise Linux 7、Ubuntu Desktop 16.
メモ: ● システムに WMI-ACPI 対応 BIOS がない場合は、使用できる機能が制限されます。可能な場合は、互換性のあるバージョン に BIOS をアップデートしてください。詳細については、『Dell Command | Configure User's Guide』(Dell Command | Configure ユーザーズガイド)の「Windows SMM Security Mitigations Table(WSMT)Compliance」(Windows SMM Security Mitigations Table(WSMT)対応)セクションを参照してください。 Linux のインストールの前提条件 RHEL および Ubuntu デスクトップ用の Dell Command | Configure インストールパッケージは、dell.
● ● ● ● ● ● ● ● Windows 8.1 Pre-installation Environment(32 ビットおよび 64 ビット)(Windows PE 5.0) Windows 7 SP1 Pre-installation Environment(32 ビットおよび 64 ビット)(Windows PE 3.1) Windows 7 Pre-installation Environment(32 ビットおよび 64 ビット)(Windows PE 3.0) Dell Precision ワークステーション用 Red Hat Enterprise Linux 7.0 クライアントバージョン(64 ビット) Red Hat Enterprise Linux 7.5 Ubuntu デスクトップ 16.04(64 ビット) Ubuntu Desktop 18.04(64 ビット) Ubuntu Server 18.04(64 ビット) Dell Command | Configure 4.
2 Microsoft Windows で実行されているシステム への Dell Command | Configure 4.2 のインスト ール Dell Command | Configure は、ダウンロードした Dell Update Package(DUP)から GUI を使用してインストールすることも、サイレ ントおよび無人インストールを実行することもできます。どちらのタイプのインストールも、DUP または MSI ファイルを使用して 実行できます。 メモ: GUI を使用した Dell Command | Configure のインストールを実行するには、クライアント システムに Microsoft .NET 4.0 以降がインストールされている必要があります。 メモ: Windows 7、Windows 8、Windows 8.
フォルダには、次のファイルが含まれています。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 1028.mst 1031.mst 1034.mst 1036.mst 1040.mst 1041.mst 1043.mst 2052.mst 3076.mst Command_Configure.msi mup.xml package.xml 5. Dell Command | Configure インストールウィザードにアクセスするには、Command_Configure.msi をダブルクリックします。 6. インストールウィザードを実行します。 詳細については、「インストールウィザードの実行」を参照してください。 Dell Command | Configure のインストール後に、GUI または CLI を使用してクライアント システムを設定できます。システム設 定に関する詳細については、dell.
1. Dell Update Packages(DUP)をダウンロードしたフォルダを参照して、コマンドプロンプトを開きます。 2. コマンド Dell-Command-Configure__WIN_4.2.0._A00.EXE/s を実行します。 メモ: コマンドの使用方法については、次のコマンドを入力してください。Dell-CommandConfigure__WIN_4.2.0._A00.EXE/s MSI ファイルを使用したサイレントモードでの Dell Command | Configure のインストール Dell Command | Configure は、サイレントモードでデフォルトフォルダまたはカスタムフォルダにインストールできます。 ● デフォルトフォルダへのインストール ● カスタムフォルダへのインストール デフォルトフォルダへのインストール 1. Dell Update Package(DUP)から Dell Command | Configure インストーラを抽出したフォルダを参照します。 2.
3 Linux で実行されているシステムへの Dell Command | Configure 4.2 のインストール メモ: Dell Command | Configure GUI は、Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムではサポートされていません。 1. dell.com/support から、tar.gz ファイルをダウンロードします。 2. メモ: ● RHEL 用のパッケージをダウンロードすると、パッケージの RPM を使用できます。 ● Ubuntu Desktop 用のパッケージをダウンロードすると、パッケージの Debian を使用できます。 パッケージの RPM/Debian をインストールします。 デフォルトのインストール パスは/opt/dell/dcc です。 関連リンク: ● Red Hat Enterprise Linux 7 で実行されているシステムへの Dell Command | Configure のインストール ● Ubuntu Desktop 16.
3. command-configure_4.2.0-.ubuntu16_amd64.tar.gz には、次の通りの順序でインストールする必要のある、 以下のパッケージが含まれています。 a. srvadmin-hapi_9.3.0-1_amd64.deb b. command-configure_4.2.0-.ubuntu16_amd64.deb 4. HAPI をインストールするには、次のコマンドを実行します。 dpkg -i srvadmin-hapi_9.3.0-1_amd64.deb メモ: 依存関係の問題によりインストールに失敗する場合は、次のコマンドを実行して Ubuntu リポジトリからすべての依 存パッケージをインストールします。 apt-get -f install 5. Dell Command | Configure をインストールするには、次を実行します。 dpkg -i command-configure_4.2.0-.ubuntu16_amd64.
4 Microsoft Windows で実行されているシステム での Dell Command | Configure 4.2 のアンイン ストール 次の処置を行います。 ● [スタート] > [コントロール パネル] > [プログラムと機能]の順にクリックします。Dell Command | Configure を選択し て、アンインストール をクリックします。 Microsoft Windows で実行されているシステムでの Dell Command | Configure 4.
5 Linux で実行されているシステムでの Dell Command | Configure 4.2 のアンインストール Red Hat Enterprise Linux 7 または 6 を実行しているシステムから Dell Command | Configure をアンインストールするには、別の RPM を実行する必要があります。 関連リンク: ● Red Hat Enterprise Linux 7 で実行されているシステムでの Dell Command | Configure のアンインストール ● Ubuntu Desktop 16.
Ubuntu Core 16 で実行されているシステムでの Dell Command | Configure のアンインストール Ubuntu Core 16 で実行されているシステムから Dell Command | Configure をアンインストールするには、次のコマンドを実行しま す。 snap remove dcc Linux で実行されているシステムでの Dell Command | Configure 4.
6 Microsoft Windows で実行されているシステム での Dell Command | Configure 4.2 のアップグ レード Dell Update Package(DUP)または MSI ファイルを使用して Dell Command | Configure をアップグレードすることができます。 メモ: Dell Command | Configure の GUI を正常にインストールするには、クライアントシステムに Microsoft .NET Framework 4 以降がインストールされている必要があります。 メモ: Windows 7、Windows 8、Windows 8.
● コマンドプロンプトからファイルを解凍したディレクトリを参照して、次のコマンドを実行します: msiexec.exe /i Command_Configure.msi REINSTALL=ALL REINSTALLMODE=VOMUS メモ: インストール ウィザード画面が表示され、続けて次のようなメッセージが表示されます。「旧バージョンの Dell Command | Configure がこのシステムで検出されました。続行すると、インストーラは旧バージョンを削除して最新バー ジョンをインストールします。最新バージョンのインストールをキャンセルしても、システムに旧バージョンの Dell Command | Configure は復元されません。続行しますか?」 3. 画面の指示に従ってアップグレードします。 メモ: サイレント アップグレードを行う場合は、次のコマンドを実行します。msiexec /i Command_Monitor_.
7 Linux で実行されているシステムでの Dell Command | Configure 4.2 のアップグレード 1. dell.com/support から Dell Command | Configure .tar.gz ファイルをダウンロードして、システムに保存します。 2.
Ubuntu Desktop で実行されているシステムでの Dell Command | Configure のアップグレード Ubuntu Desktop 16.04 で実行されているシステムで、Deb パッケージを使用して Dell Command | Configure をアップグレードするに は、次の手順を実行します。 1. dell.com/support から、command_configure-linux-4.2.0-.tar.gz をダウンロードします。 2. 次のコマンドを使ってファイルを展開します。 tar -zxvf command-configure_4.2.0-.ubuntu16_amd64.tar.gz 3. アップグレードするには、次のコマンドを実行します。 dpkg -i srvadmin-hapi_9.3.0-1_amd64.deb dpkg -i command-configure_4.2.0-.ubuntu16_amd64.deb 4.
8 Microsoft Windows PE 用の Dell Command | Configure 4.2 Windows Preinstallation Environment(Windows PE)には、システムへの Windows のインストール準備に使用されるスタンドアロン のプレインストール環境があります。オペレーティングシステムがインストールされていないクライアントシステムでは、Dell Command | Configure を含むブータブルイメージを作成して、Dell Command | Configure コマンドを Windows PE で実行します。 Windows PE 2.0 および 3.0 イメージを作成するには Microsoft Windows 自動インストールキット(Windows AIK)を使用し、Windows PE 4.0 イメージ、Windows PE 5.0 イメージ、Windows PE 10.0 イメージを作成するには Windows アセスメント & デプロイメントキ ット(Windows ADK)を使用します。 Windows PE 2.
Microsoft Windows PE 10.0 64 ビットイメージの作成 1. C:\Program Files(x86)\Dell\Command Configure\X86_64 を参照します。 2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。 3. コマンド:cctk_x86_64_winpe_10.bat C:\winpe_x86_64 C:\Progra~2\Dell\Comman~1 を実行します。 メモ: コマンドで使用されるパスが Dell Command | Configure フォルダを指していることを確認してください。 4. C:\winpe_x86_64\WIM を参照し、ISO イメージをコピーします。 Microsoft Windows PE 10.0 32 ビットイメージの作成 1. C:\Program Files\Dell\Command Configure\X86 を参照します。 2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。 3. コマンド:cctk_x86_winpe_10.bat C:\winpe_x86 C:\Progra~1\Dell\Comman~1
Microsoft Windows PE 4.0 を使用した Dell Command | Configure ディ レクトリ構造の ISO ファイルへの統合 1. Windows 8 オペレーティングシステムをインストールします。 2. Windows 8 用の Windows ADK をダウンロードしてインストールします。 3. Windows PE 4.0 イメージを作成します。 関連リンク: ● Microsoft Windows PE 4.0 64 ビットイメージの作成 ● Microsoft Windows PE 4.0 32 ビットイメージの作成 Microsoft Windows PE 4.0 64 ビットイメージの作成 1. C:\Program Files (x86)\Dell\Command Configure\X86_64 を参照します。 2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。 3. コマンド:cctk_x86_64_winpe_4.bat C:\winpe_x86_64 C:\Progra~2\Dell\Comman~1 を実行します。 メモ: コマンドで使用されるパスが
メモ: デフォルトでは、32 ビットシステム用のスクリプトは Command Configure\x86 ディレクトリにあります。64 ビ ットシステム用のスクリプトは、Command Configure\x86_64 ディレクトリにあります。 2. デフォルト以外のディレクトリに AIK をインストールした場合は、スクリプトを開き、AIKTOOLS パスを設定して、ファイルを 保存します。 たとえば、AIKTOOLS=C:\WINAIK\Tools のように設定します。 3. ISO ファイルを作成するパスと Dell Command | Configure インストールディレクトリを作成するパスの 2 つの引数を含むスクリ プトを実行します。 メモ: ISO イメージに指定したディレクトリが既存のディレクトリを指していないことを確認してください。 ● 32 ビットシステムの場合は、cctk_x86_winpe_3.bat C:\winPE_x86 C:\Progra~1\Dell\Comman~1 を実行しま す。 ● 64 ビットシステムの場合は、cctk_x86_64_winpe_3.bat C:\w
メモ: コマンドで使用されるパスが、Command Configure フォルダを指していることを確認します。 ブータブル ISO イメージと WIM ファイル -winpe.wim の作成に必要なファイルは、同じ場所に作成されます。 3. \winpe.wim ファイルの名前を boot.wim に変更します。 4. \ISO\sources\boot.wim ファイルを \boot.wim ファイルで上書きしま す。 たとえば、copy C:\winPE_x86\boot.wim C:\winPE_x86\ISO\sources\boot.wim のようにします。 5.
9 Dell Command | Configure 4.2 の参考文書 このガイドに加え、dell.com/dellclientcommandsuitemanuals で入手できる次のガイドもご利用いただけます。 ● 『Dell Command | Configure ユーザーズ ガイド』 ● 『Dell Command | Configure コマンドライン インターフェイス リファレンス ガイド』 トピック: • Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセス Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセ ス 必要なドキュメントに、次のリンクを使用してアクセスできます。 ● Dell EMC エンタープライズシステム管理のドキュメント — www.dell.com/esmmanuals ● Dell EMC OpenManage のドキュメント — www.dell.com/openmanagemanuals ● Dell EMC リモートエンタープライズシステム管理のドキュメント — www.dell.