Users Guide
Windows SMM Security Mitigations Table
(WSMT)
準拠
Windows(SMM)Security Mitigations Table には、Windows オペレーティングシステム用に作成された ACPI テーブルについての情報が記載されて
います。ACPI テーブルは、Windows 仮想化ベースセキュリティ(VBS)機能をサポートします。Dell Command | Congure は WSMT に対応していま
す。Dell Command | Congure は、WSMT 対応 BIOS を通じてデルクライアントシステムのプラットフォーム機能を設定する場合に使用します。
WSMT 準拠により変更になった動作は、次のとおりです。
• WMI/ACPI をサポートする互換性のあるバージョンの BIOS を搭載したデルクライアントプラットフォームで、設定機能を使用できます。プラットフォー
ムの一覧については、対応プラットフォームの一覧を参照してください。
• システムが互換性のない BIOS を搭載している場合、使用できる機能は以下に限定されます。
– Dell Command | Congure GUI で、すべての設定機能を表示できます。
– Dell Command | Congure で、マルチプラットフォームパッケージの SCE を生成できます。
– Dell Command | Congure で、設定済みの値のレポートを生成できます。
– Dell Command | Congure で、保存されているパッケージを開くことができます。
システムが互換性のない BIOS を搭載している場合、次の警告メッセージが表示される場合があります。
– インストール時:
このシステムには、WMI-ACPI 準拠の BIOS が搭載されていません。使用できる機能は限定的です。可能な場合は、互換性のあるバージョン
に
BIOS をアップデートしてください。詳細については、『Dell Command | Congure Release Notes』(Dell Command | Congure リリースノー
ト)を参照してください。
– CLI の使用時:
このシステムには、WMI-ACPI 準拠の BIOS が搭載されていません。可能な場合は、互換性のあるバージョンに BIOS をアップデートしてくださ
い。
– GUI でローカルシステムのパッケージを操作しているとき:
このシステムには、WMI-ACPI 互換の BIOS が搭載されていません。ローカルシステムの SCE パッケージは、このシステムでは動作しません。可
能な場合は、互換性のあるバージョンに
BIOS をアップデートしてください。
– SCE パッケージを実行しているとき:
このシステムには、WMI-ACPI 準拠の BIOS が搭載されていません。可能な場合は、互換性のあるバージョンに BIOS をアップデートしてくださ
い。
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Windows SMM Security Mitigations Table(WSMT)準拠
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