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DELL Japan Inc
Write Filter の動作について
Windows Embedded 7 では Write Filter が有効になっています。Write Filter が有効になっている状態では、フラッ
シュ(C ドライブ)への書き込みはできず、ユーザが加えた変更、保存したファイルは全てメモリ上の Write Filter のキャッシ
ュとして保存され、再起動時には失われる仕組みとなっています。このため、ネットワークの設定や追加したアプリケーションも
再起動によって失われることになります。アプリケーション導入などシンクライアント端末に変更を加える場合、管理者ユーザ
としてログインし、Write Filter を無効化してから、変更作業を実施することが必要です。
管理者ユーザ(Administrator)としてのログイン方法
OS 起動時またはユーザログオフ時に『Shift』キーを押し続けることで、ログインユーザの選択画面に遷移します。この画面よ
り Administrator としてログインすることが可能です。ログインパスワードは以下の通りです。『DellCCCvdi』です。
機種
パスワード
5010, 5020, 7010, 7020
Wyse#123
その他
DellCCCvdi
Write Filter 無効化手順
管理者ユーザーでログオンするとデスクトップ上に[FBWF Disable]のアイコンが表示されています。このアイコンをダブルクリ
ックして実行します。実行すると OS が自動的に再起動されます。再起動後に再度、管理者ユーザとしてログインして、必
要な変更作業を実施します。
Write Filter 有効化手順
変更作業完了後は[FBWF Enable]のアイコンを実行して Write Filter を有効にします。FBWF Enable を実行すると
自動的に OS が再起動します。