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選択項目を確認または変更するために、前の画面に戻るには、戻る をクリックします。変更せずに、ウィザードを終了するには、キャンセル をクリックします。
ステップ 6: 詳細設定ウィザードのみ - 物理ディスクの選択
Select Physical Disks(物理ディスクの選択) 画面で、仮想ディスクに使用する物理ディスクを選択します。仮想ディスクに必要な物理ディスクの数は RAID レベルによって異なります。RAID レ
ベルに必要な物理ディスクの最小数と最大数が画面に表示されます。
l プロトコル ドロップダウンメニューからディスクプールで使用するプロトコル(Serial Attached SCSI (SAS) または Serial ATA (SATA))を選択します。SAS ドライブは高性能用で、
SATA ドライブはこれよりコスト効率の良いソリューションです。
l メディアの種類 ドロップダウンメニューからディスクプールで使用するメディアの種類(ハードディスクドライブ (HDD) または ソリッドステートディスク (SSD))を選択します。HDD で
は、データストレージに従来方式の回転磁気メディアが使用されているのに対し、SSD ではフラッシュメモリが実装されています。
l スパン長の選択 ドロップダウンメニューからスパン長を選択します。スパン長とは、各スパンに含まれる物理ディスクの数を指します。
l 画面の下部にあるチェックボックスを使用して物理ディスクを選択します。選択する物理ディスクは、RAID レベルとスパン長の要件を満たしている必要があります。すべての物理ディスクを選択
するには、すべて選 択 をクリックします。
選択した後、次へ をクリックします。
ステップ 7: 詳細設定ウィザードのみ - 追加設定
キャッシュポリシーおよびストライプエレメントのサイズを指定するには、Additional Settings(追加設定) 画面を使用します。仮想ディスクにホットスペアを割り当てることもできます。
l ストライプエレメントのサイズ ドロップダウンメニューからストライプエレメントのサイズを選択します。ストライプエレメントのサイズは、ストライプされている各物理ディスク上のストライプが使
用するディスク容量です。
l 読み取りポリシー ドロップダウンメニューから読み取りポリシーを選択します。
¡ 先読み - コントローラは、データの検索時に仮想ディスクのシーケンシャルセクタを読み取ります。データが論理ドライブのシーケンシャルセクタに書き込まれている場合は、先読みポ
リシーによってシステムのパフォーマンスが向上する可能性があります。
¡ 先読みなし - コントローラは先読みポリシーを使用しません。データがシーケンシャルセクターではなくランダムに書き込まれている場合は、先読みなしポリシーによってシステムのパ
フォーマンスが向上する可能性があります。
¡ 適応先読み - 最新の読み取り要求でディスクのシーケンシャルセクタにアクセスした場合にのみ、先読みポリシーが使用されます。最新の読み取り要求でディスクのランダムセクタに
アクセスした場合は、先読みなしポリシーが使用されます。
l 書き込みポリシー ドロップダウンメニューから書き込みポリシーを選択します。
¡ ライトスルー - データがディスクに書き込まれた後で、コントローラから書き込み要求の完了信号が送信されます。書き込み完了ポリシーでは、データがディスクに書き込まれた後で
のみ使用可能と見なされるので、書き戻しポリシーより優れたデータセキュリティを提供します。
¡ ライトバック - データがキャッシュに入り、ディスクに書き込まれる前に、コントローラから書き込み要求の完了信号が送信されます。書き戻しポリシーでは、書き込みが高速に行われ
ますが、システムエラーによってデータがディスクに書き込まれなくなるので、データの安全性は劣ります。
¡ 強制ライトバック - コントローラが動作するバッテリーを保有しているかに関わらず、ライトキャッシュが有効になります。コントローラにバッテリがない場合は、停電時にデータが失わ
れる可能性があります。
l 仮想ディスクにホットスペアを割り当てるには、Assign a Hot Spare Disk(ホットスペアディスクを割り当てる) チェックボックスを選択します。ホットスペアとは、冗長仮想ディスクからデ
ータを再構築するために使用できる未使用のバックアップ物理ディスクのことです。
l ホットスペアディスク ドロップダウンメニューからホットスペアとして使用する物理ディスクを選択します。
選択した後、次へ をクリックします。
ステップ 8: 詳細設定ウィザードのみ - レビュー概要
概要 ステップでは、選択したオプションに基づいて仮想ディスクの属性が表示されます。
表示されている属性を使用して仮想ディスクを作成するには、終了 をクリックします。
メモ: 仮想ディスクの属性を細かく制御するには、キャンセル をクリックし、詳細設定ウィザードを使用して仮想ディスクを作成します。
メモ: ディスクプールとは、1 台または複数台の仮想ディスクを作成できる物理ディスクの論理グループです。プロトコルとは、RAID の実装に使用するテクノロジの種類です。
メモ: スパン長は RAID 10 にのみ適用されます。スパン長の選択 ドロップダウンメニューは、 RAID 10 を選択した場合にのみアクティブになります。
メモ: 仮想ディスクのサイズは自動計算され、サイズ フィールドに表示されます。ユーザーは、仮想ディスクのサイズを変更することはできません。
メモ: ストライプエレメントのサイズ ドロップダウンメニューには、画面に最初に表示されたオプションより多くのオプションが含まれることがあります。すべてのオプションを表示するに
は、上下の矢印を使用します。
メモ: ホットスペアは、冗長 RAID レベルでのみ使用できます。ホットスペアには、物理ディスクのサイズ要件もあります。ホットスペアには、仮想ディスクに含まれる最小物理ディスク以
上の容量が必要となります。RAID レベルと使用可能な物理ディスクがこれらの要件を満たいていない場合は、ホットスペアディスク チェックボックスが無効になっています。
注意: 終了 ボタンをクリックすると、保存しておく外部設定を除いて既存の仮想ディスクがすべて削除されます。 削除された仮想ディスクのデータはすべて消失します。