Users Guide
まれているディスク空間が解放され、新しい仮想ディスクで使用できるようになります。
選択した後、次へ をクリックします。
手順 3:簡易設定 または 詳細設定ウィザード の選択
簡易設定ウィザードまたは 詳細設定 ウィザード を使用して仮想ディスクを作成します。
l 簡易設定ウィザード では、RAID レベルのみを選択できます。次に、簡易設定ウィザードは、選択した RAID レベルを実装するユーザー用の仮想ディスク設定を選択します。ホットスペアを割
り当てるオプションも用意されます。推奨設定を受け入れて簡単に仮想ディスクを作成するには、簡易設定ウィザード を選択します。
l 詳細設定ウィザード では、仮想ディスクのディスクプールの作成時に、どのプロトコルを使用するか指定できます。ディスクプールとは、1 台または複数台の仮想ディスクを作成できる RAID
コントローラに接続しているディスクの論理グループです。RAID レベルの選択に加え、詳細設定ウィザードでは、物理ディスクの選択、スパンの設定、キャッシュポリシー、その他の仮想ディス
ク属性の設定など、さらなる柔軟性を提供します。すべての仮想ディスク設定を指定する場合は、詳細設定ウィザード を選択します。
選択した後、次へ をクリックします。
手順 4:基本設定の選択
RAID レベル ドロップダウンメニューから仮想ディスクの RAID レベルを選択します。
l RAID-0 - データが物理ディスク間でストライプされます。RAID 0 では冗長データは保持されません。RAID-0 仮想ディスク内の物理ディスクが故障した場合にデータを再構築する方法は
ありません。RAID 0 では、読み取りおよび書き込みパフォーマンスが向上しますが、データの冗長性はありません。
l RAID-1 - データが物理ディスク間でミラーリング(複製)されます。物理ディスクが 1 台故障した場合、もう一方のミラーのデータを使用してデータを再構築できます。RAID 1 では、読み取り
パフォーマンスとデータの冗長性が向上しますが、書き込みパフォーマンスは平均的なものです。
l RAID-5 - 物理ディスク間でデータをストライプし、パリティ情報を使用してデータの冗長性を実現します。物理ディスクが 1 台故障した場合には、パリティ情報を使用してデータを再構築でき
ます。RAID 5 は、読み取りパフォーマンスとデータの冗長性が向上しますが、書き込みパフォーマンスが低下します。
l RAID-6 - 物理ディスク間でデータをストライプし、2 組のパリティ情報を使用してデータの冗長性をさらに実現します。1 台または 2 台の物理ディスクが故障した場合には、パリティ情報を使
用してデータを再構築できます。RAID 6 では、データの冗長性と読み取りパフォーマンスがかなり向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。
l RAID-10 - 物理ディスクのミラーリングとデータストライピングの組み合わせです。物理ディスクが 1 台故障した場合には、ミラーリングされたデータを使用してデータを再構築できます。
RAID 10 では、読み取りおよび書き込みパフォーマンス、そしてデータの冗長性が向上します。
簡易設定ウィザードを使用している場合は、「ステップ 4(続き): 簡易設定ウィザードのみ - ホットスペアの割り当て」へ進みます。
詳細設定ウィザードを使用している場合は、次へ をクリックして、「ステップ 6: 詳細設定ウィザードのみ - 物理ディスクの選択」へ進みます。
ステップ 4(続き): 簡易設定ウィザードのみ - ホットスペアの割り当て
仮想ディスクにホットスペアを割り当てるには、Assign a Hot Spare Disk(ホットスペアディスクを割り当てる) チェックボックスを選択します。割り当てない場合は、チェックボックスをクリアのま
まにします。
次へ をクリックして、「ステップ 5: 簡易設定ウィザードのみ - レビュー概要」へ進みます。
ステップ 5: 簡易設定ウィザードのみ - レビュー概要
仮想ディスクを作成する前に、選択した仮想ディスクの属性を確認します。
表示されている属性を使用して仮想ディスクを作成するには、終了 をクリックします。
または
メモ: コントローラによっては 簡易設定ウィザード を使用できない場合があります。
メモ: 利用できる物理ディスクが、SAS(Serial Attached SCSI)および SATA(Serial ATA)の両方のプロトコルを使用している場合、デルは詳細設定ウィザードを使用することを
推奨します。
メモ: 詳細設定ウィザードを使用する場合は、RAID とハードウェア構成の知識が必要です。
メモ: PERC コントローラの場合、USC で RAID 設定ウィザードを使用して、RAID 50 および RAID 60 の仮想ディスクを作成することはできません。RAID 50 および RAID 60 仮想ディス
クを作成する場合は、<Ctrl><R> または Systems Build and Update Utility などのコントローラユーティリティを使用してください。
メモ: 仮想ディスクのサイズは自動計算され、サイズ フィールドに表示されます。仮想ディスクのサイズは変更できません。
メモ: ホットスペアとは、冗長仮想ディスクからデータを再構築するために使用できる未使用のバックアップ物理ディスクのことです。ホットスペアは、冗長 RAID レベルでのみ使用できます。ホ
ットスペアには、物理ディスクのサイズ要件もあります。ホットスペアには、仮想ディスクに含まれている最小物理ディスクと同サイズまたはそれ以上の容量が必要となります。RAID レベルと使
用可能な物理ディスクがこれらの要件を満たさないと、ホットスペアは割り当てられません。
注意: 終了 ボタンをクリックすると、保存しておく外部設定を除いて既存の仮想ディスクがすべて削除されます。 削除された仮想ディスクのデータはすべて消失します。