Users Guide
Lifecycle Controller のジョブ操作
次のような Lifecycle Controller 操作が可能です。
● 再インストール
● ロールバック
● アップデート
● ジョブの削除
一度に実行できる操作は 1 種類のみです。サポートされていないコンポーネントとデバイスがインベントリの一部としてリストさ
れる可能性がありますが、Lifecycle Controller 操作を許可しないでください。
Lifecycle Controller 操作を実行するには、以下が必要です。
● CMC:サーバー管理者権限。
● iDRAC:iDRAC の設定 権限および iDRAC へのログイン権限。
サーバーでスケジュールされた Lifecycle Controller 操作は、完了に 10~15 分かかる場合があります。このプロセスでは、ファームウ
ェアのインストールが実行されるサーバーの再起動が数回行われ、これにはファームウェアの検証ステージも含まれます。この処理
の進行状況を、サーバーコンソールで表示することができます。サーバー上にアップデートの必要があるコンポーネントまたはデバ
イスが複数ある場合、すべてのアップデートを 1 つの操作に統合してスケジュールすることにより、再起動の必要回数を最小限に
減らすことができます。
時折、操作が、他のセッションまたはコンテキストを介してスケジュールのため送信されている時に、別の操作が試行されること
があります。この場合、その状況、および操作が送信されないことを示す確認のポップアップメッセージが表示されます。処理中
の操作が完了するのを待って、再度送信してください。
スケジュールのために操作を送信した後は、他のページに移動しないでください。他のページに移動しようとすると、ページ移動を
キャンセルするための確認のポップアップメッセージが表示されます。キャンセルしない場合は、操作が中断されます。操作の中
断、特に アップデート 操作中の中断は、ファームウェアイメージファイルのアップロードが正しく完了せずに終了する原因となる
可能性があります。スケジュールのために操作を送信した後は、その操作のスケジュールが正常に行われたことを示すポップアッ
プメッセージを確認するようにしてください。
関連概念
サーバーコンポーネントファームウェアの再インストール 、p. 65
サーバーコンポーネントファームウェアのロールバック 、p. 66
サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート 、p. 58
スケジュールされたサーバーコンポーネントファームウェアジョブの削除 、p. 66
サーバーコンポーネントファームウェアの再インストール
1 つまたは複数のサーバー上の選択されたコンポーネントまたはデバイスの、現在インストールされているファームウェアのファー
ムウェアイメージを再インストールできます。
ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェアの再インストール
サーバーコンポーネントファームウェアを再インストールするには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで、サーバー概要 に移動し、 アップデート > サーバーコンポーネントアップデート > をクリックします。
サーバーコンポーネントアップデート ページが表示されます。
2. コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オプション)。
3. 現在のバージョン 列で、ファームウェアを再インストールするコンポーネントまたはデバイスのチェックボックスを選択しま
す。
4. 次のオプションのいずれかを選択します。
● 今すぐ再起動 - ただちに再起動します。
● 後で再起動 - 後で手動で再起動します。
5. 再インストール をクリックします。選択されたコンポーネントまたはデバイスのファームウェアバージョンが再インストール
されます。
ファームウェアのアップデート 65