Users Guide
公開キー認証を使用した CMC へのログイン
パスワードを入力せずに SSH 経由で CMC にログインできます。また、1 つの RACADM コマンドをコマンドライン引数として SSH
アプリケーションに送信できます。コマンドの完了後にセッションが終了するため、コマンドラインオプションはリモート
RACADM と同様に動作します。
SSH 経由で iDRAC7 にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認してください。
たとえば、次のとおりです。
● ログイン: ssh service@<domain> または ssh service@<IP_address> ここで、IP_address は CMC IP アドレスです。
● RACADM コマンドの送信: ssh service@<domain> racadm getversion および ssh service@<domain> racadm
getsel
サービスアカウントへのログイン時に、パスフレーズが公開 / 秘密キーペアを作成するときに設定された場合は、そのパスフレーズ
の再入力を求めるメッセージが表示される場合があります。パスフレーズをキーと一緒に使用している場合は、Windows および
Linux の両方のクライアントには、その操作を自動化する方法が用意されています。Windows クライアントでは、Pageant アプリ
ケーションを使用できます。このアプリケーションはバックグラウンドで実行され、パスフレーズの入力操作は透過的に行われま
す。Linux クライアントでは、 sshagent を使用できます。これらのいずれかのアプリケーションを設定および使用するには、その
アプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。
関連概念
SSH 経由の公開キー認証の設定 、p. 157
複数の CMC セッション
次の表では、各種インタフェースを使用して実行できる複数の CMC セッションのリストを提供します。
表 9. 複数の CMC セッション
インタフェース インターフェイスごとの最大セッション数
CMC ウェブインタフェース 4
RACADM 4
Telnet 4
SSH 4
WS-MAN 4
iKVM 1
シリアル 1
デフォルトログインパスワードの変更
デフォルトパスワードの変更を求める警告メッセージは、以下の場合に表示されます。
● ユーザー設定 権限で CMC にログインする。
● デフォルトパスワード警告機能が有効になっている。
● 現在有効なアカウントのデフォルトユーザー名およびパスワードが、それぞれ root および calvin である。
Active Directory または LDAP でログインしても同じ警告メッセージが表示されます。ローカルアカウントが資格情報として root
および calvin を持っているかどうかを判別するときに Active Directory および LDAP アカウントは考慮されません。警告メッセ
ージは、SSH、Telnet、リモート RACADM、またはウェブインタフェースを使用して CMC にログインするときにも表示されます。
リモート RACADM の場合、警告メッセージは各コマンドで表示されます。
資格情報を変更するには、ユーザー設定 権限が必要です。
メモ: CMC ログイン ページで 今後この警告を表示しない オプションが選択されている場合、CMC ログメッセージが生成され
ます。
42 CMC へのログイン