Users Guide
アラートのトラブルシューティング
CMC アラートのトラブルシューティングには、CMC ログとトレースログを使用します。各 E-メール、および / または SNMP トラ
ップの送信試行の成功と失敗は CMC ログに、特定のエラーを説明する追加情報はトレースログにログされます。ただし、SNMP は
トラップの送信を確認しないので、ネットワークアナライザ、または Microsoft の snmputil などのツールを使用して、管理下システ
ムのパケットをトレースしてください。
関連概念
アラートを送信するための CMC の設定 、p. 122
イベントログの表示
管理下システムで発生したシステムにとって重要なイベントについての情報のため、ハードウェアおよび CMC ログを表示するこ
とができます。
関連概念
ハードウェアログの表示 、p. 225
CMC ログと拡張シャーシログの表示 、p. 226
ハードウェアログの表示
CMC はシャーシで発生したイベントのハードウェアログを生成します。ハードウェアログは、ウェブインタフェースおよびリモー
ト RACADM を使用して表示できます。
メモ: ハードウェアログをクリアするには、ログのクリアシステム管理者 特権が必要です。
メモ: 特定のイベント発生時に E-メールまたは SNMP トラップを送信するように CMC を設定することができます。アラート
を送信するための CMC の設定についての情報は、「アラートを送信するための CMC の設定」を参照してください。
ハードウェアログエントリの例
critical System Software event: redundancy lost
Wed May 09 15:26:28 2007 normal System Software
event: log cleared was asserted
Wed May 09 16:06:00 2007 warning System Software
event: predictive failure was asserted
Wed May 09 15:26:31 2007 critical System Software
event: log full was asserted
Wed May 09 15:47:23 2007 unknown System Software
event: unknown event
関連概念
イベントログの表示 、p. 225
CMC ウェブインタフェースを使用したハードウェアログの表示
ハードウェアログは表示、保存、およびクリアすることが可能です。ログは、列の見出しをクリックすることにより、重大度、日
付 / 時刻、または説明を基準に並べ替えすることができます。列の見出しを再度クリックして、並び順を逆にします。
CMC ウェブインタフェースを使用してハードウェアログを表示するには、システムツリーで シャーシ概要 に進み、ログ > ハードウ
ェアログとクリックします。ハードウェアログ ページが表示されます。管理下ステーションまたはネットワークにハードウェアロ
グのコピーを保存するには、ログの保存 をクリックしてから、ログのテキストファイルの場所を指定します。
メモ: ログはテキストファイルとして保存されるため、ユーザーインタフェースで重大度を示すために使用されるグラフィック
イメージは表示されません。テキストファイルでは、重大度は OK、情報、不明、警告、重大という言葉で示されます。日付 /
時刻のエントリは昇順で表示されます。<システム起動> が 日付 / 時刻 列に表示される場合は、日時を記録できないモジュー
ルのシャットダウンまたはスタートアップ中にイベントが発生したことを意味します。
トラブルシューティングとリカバリ 225