Users Guide
シャーシに対する電源制御操作の実行
CMC は、手順に従ったシャットダウンなど、ユーザーがシャーシ全体(シャーシ、サーバー、IOM、iKVM、PSU)におけるいくつか
の電源管理操作をリモートで実行することを可能にします。
メモ: 電源管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。
ウェブインタフェースを使用したシャーシでの電源制御操作の実行
CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで シャーシ概要 に移動し、電力 > 制御 とクリックします。
シャーシーの電源制御 ページが表示されます。
2. 次の電源制御操作のいずれかを選択します。
● システムの電源を入れる
● システムの電源を切る
● システムのパワーサイクル(コールドブート)
● CMC のリセット(ウォームブート)
● 非正常なシャットダウン
各オプションの詳細については、『CMC
オンラインヘルプ
』を参照してください。
3. 適用 をクリックします。
確認を求めるダイアログボックスが表示されます。
4. OK をクリックして、電源管理処置(例えば、システムをリセットするなど)を行います。
RACADM を使用したシャーシでの電源制御操作の実行
シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。
racadm chassisaction -m chassis <action>
ここでの <action> は、powerup、powerdown、powercycle、nongraceshutdown、または reset になります。
AC 電源リカバリー
システムの AC 電源が中断した場合、シャーシは AC 電源が失われる前の以前の電源状態に復元されます。以前の電源状態への復元
は、デフォルトの動作です。次の要因が原因で中断が発生する可能性があります。
● 電源の停止
● 電源ケーブルが電源装置ユニット(PSU)から引き出されます
● 配電ユニット(PDU)の停止
バジェット/冗長性の設定 > AC 電源リカバリを無効化オプションが選択されている場合、シャーシは AC リカバリ後の電源がオフ
のままになっています。
ブレードサーバーの自動電源投入が設定されていない場合、手動で電源を入れる必要があることがあります。
サーバーに対する電源制御操作の実行
複数のサーバーに対して一度に、またはシャーシ内の個々のサーバーに対して電源管理処置をリモートで行うことができます。
メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。
CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの電源制御操作
CMC ウェブインタフェースを使用して複数サーバーの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで サーバー概要 に移動し、電力 > 制御 とクリックします。
電力の管理と監視 219