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図 12. FlexAdress(FA)と FlexPlusAddress(FA+)の機能
FlexAddress のアクティブ化
FlexAddress はセキュアデジタル(SD)カードに搭載されており、機能をアクティブ化するには SD カードを CMC に挿入する必要
があります。FlexAddress 機能をアクティブ化するには、ソフトウェアのアップデートが必要な場合があります。FlexAddress をア
クティブ化しない場合は、これらのアップデートは不要です。(次の表にリストされている)アップデートには、サーバーモジュー
ル BIOS、I/O メザニン BIOS またはファームウェア、および CMC ファームウェアが含まれます。これらのアップデートは
FlexAddress を有効化する前に適用する必要があります。これらのアップデートが適用されていないと FlexAddress が正しく機能し
ない場合があります。
表 37. Flexaddress をアクティブ化するための最低限のソフトウェアのバージョン
コンポーネント 必要最低限のバージョン
Ethernet メザニンカード - Broadcom M5708t、5709、5710
● ブートコードファームウェア 4.4.1 以降
● iSCSI ブートファームウェア 2.7.11 以降
● PXE ファームウェア 4.4.3 以降
FC メザニン カード - QLogic QME2472、FC8 BIOS 2.04 以降
FC メザニン カード - Emulex LPe1105-M4、FC8 BIOS 3.03a3 とファームウェア 2.72A2 以降
サーバーモジュール BIOS
● PowerEdge M600 – BIOS 2.02 以降
● PowerEdge M605 – BIOS 2.03 以降
● PowerEdge M805
● PowerEdge M905
● PowerEdge M610
● PowerEdge M710
● PowerEdge M710hd
PowerEdgeM600/M605 LOM(LAN On Motherboard)
● ブートコードファームウェア 4.4.1 以降
● iSCSI ブートファームウェア 2.7.11 以降
iDRAC
● PowerEdge xx0x システムのバージョン 1.50 以降
● PowerEdge xx1x システムのバージョン 2.10 以降
CMC バージョン 1.10 以降
メモ: 2008 年 6 月以降にご注文いただいたシステムには、すべて正しいバージョンのファームウェアが搭載されています。
FlexAddress 機能の正しい導入を確実にするため、BIOS とファームウェアを次の順序でアップデートしてください。
166 FlexAdress および FlexAddress Plus カードの使用