Users Guide
2. 新しいユーザー名とパスワードで次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i <index> <user privilege bitmask
value>
メモ: 特定のユーザー権限に対して有効なビットマスク値のリストについては、dell.com/support/manuals にある『Chassis
Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。デ
フォルトの権限値は 0 で、これはユーザーの権限が有効化されていないことを示します。
Active Directory ユーザーの設定
会社で Microsoft Active Directory ソフトウェアを使用している場合、CMC にアクセス権を付与するようにソフトウェアを設定する
ことができます。これにより、ディレクトリサービスの既存ユーザーに CMC ユーザー権限を追加し、制御することが可能になりま
す。これはライセンスが必要な機能です。
メモ: Microsoft Windows 2000 および Windows Server 2003 オペレーティングシステムでは、Active Directory を使用して CMC
のユーザーを認識できます。IPv6 および IPv4 経由の Active Directory は、Windows 2008 でサポートされています。
CMC にログインするために、Active Directory を介してユーザー認証を設定できます。また、管理者が各ユーザーに特定の権限を設
定できるようにする、役割ベースの権限を提供することもできます。
サポートされている Active Directory の認証機構
Active Directory を使用して、次の 2 つの方法を使用する CMC ユーザーアクセスを定義できます。
● Microsoft のデフォルトの Active Directory グループオブジェクトのみを使用する
標準スキ
ー
マ
ソリューション。
● デル提供のカスタマイズされた Active Directory オブジェクトを持つ拡
張スキ
ー
マ
ソリューション。アクセスコントロールオブ
ジェクトはすべて Active Directory で管理されます。これにより、異なる CMC 上でさまざまな権限レベルを持つユーザーアクセ
スを設定するための最大限の柔軟性が実現します。
関連概念
標準スキーマ Active Directory の概要 、p. 133
拡張スキーマ Active Directory の概要 、p. 136
標準スキーマ Active Directory の概要
次の図に示すように、標準スキーマを使用して Active Directory を統合する場合は、Active Directory と CMC の両方での設定が必要
となります。
図 7. Active Directory 標準スキーマによる CMC の設定
ユーザーアカウントと権限の設定 133