Users Guide
MAC アドレスの非アクティブ化
CMC ウェブインタフェースの MAC アドレスの非アクティブ化 オプションを使用して、アクティブになっている MAC アドレスを
非アクティブ化することができます。
メモ: サーバーが ID のクリア 処置に反応していない場合、または MAC アドレスがいずれのサーバーでも使用されていない場合
にのみ、MAC アドレスの非アクティブ化 のオプションを使用してください。
ネットワーク共有から MAC アドレスを削除するには次の手順を実行します。
1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル > 仮想 MAC アドレスプールの管理 のセクションで、非ア
クティブ化したいアクティブな MAC アドレスを選択します。
2. MAC アドレスの非アクティブ化 をクリックします。
シングルサインオンを使った iDRAC の起動
CMC は、サーバーなどの個別シャーシコンポーネントの限定された管理機能を提供します。これらの各コンポーネントの完全な管
理のため、CMC は、サーバーの管理コントローラ(iDRAC)のウェブベースインタフェースの起動ポイントを提供しています。
この機能はシングルサインオンを使用するため、ユーザーは一度ログインすると、二度目からは、ログインをせずに iDRAC ウェブ
インタフェースを起動できます。シングルサインオンポリシーは以下のようになります。
● サーバー管理者の権限を持つ CMC のユーザーは、シングルサインオンで自動的に iDRAC にログインします。iDRAC のサイトに
ログインすると、管理者権限がそのユーザーに自動的に付与されます。これは、そのユーザーが iDRAC のアカウントを持ってい
ない場合や、アカウントに管理者権限がない場合でも同様です。
● サーバー管理者の権限を 持たない CMC ユーザーでも、iDRAC に同じアカウントがある場合は、シングルサインオンで自動的に
iDRAC にログインします。iDRAC のサイトにログインすると、iDRAC アカウントに対して作成された権限がそのユーザーに付与
されます。
● サーバー管理者の権限、または iDRAC に同じアカウントを持たない CMC ユーザーは、シングルサインオンで自動的に iDRAC に
ログインしません。このユーザーが iDRAC GUI の起動 をクリックすると、iDRAC ログインページが表示されます。
メモ: ここで言う「同じアカウント」とは、ユーザーが CMC および iDRAC にパスワードが一致する同じログイン名を持っている
ということです。同じログイン名で、パスワードが一致しないユーザーは、同じアカウントを持つと見なされます。
メモ: その場合、ユーザーは、iDRAC のログインページが表示されます(前述のシングルサインオンの 3 つ目の項目参照)。
メモ: iDRAC ネットワーク LAN が無効(LAN 無効=オフ)の場合は、シングルサインオンは利用できません。
以下の場合、iDRAC GUI の起動 をクリックすると、エラーページが表示されます。
● シャーシからサーバーが取り外された
● iDRAC の IP アドレスが変更された
● iDRAC ネットワーク接続に問題が発生した
MCM では、メンバーシャーシから iDRAC ウェブインタフェースを起動しているときに、リーダーシャーシとメンバーシャーシのユー
ザー資格情報が一致する必要があります。一致しない場合、現在のメンバーシャーシのセッションが中止され、メンバーシャーシの
ログインページが表示されます。
関連タスク
サーバー状態ページからの iDRAC の起動 、p. 120
サーバーステータス ページからの iDRAC の起動 、p. 121
サーバー状態ページからの iDRAC の起動
サーバー状態 ページから iDRAC 管理コンソールを起動するには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで サーバー概要 をクリックします。サーバー状態 ページが表示されます。
2. iDRAC ウェブインタフェースを起動するサーバーで iDRAC の起動 をクリックします。
メモ: iDRAC 起動は、IP アドレスまたは DNS 名を使用して設定することができます。デフォルトは、IP アドレスを使う方
法です。
120 サーバーの設定