Users Guide
RACADM を使用した iDRAC VLAN タグの設定
● 次のコマンドで、特定のサーバーの VLAN ID と優先順位を指定します。
racadm setniccfg -m server-<n> -v <VLAN id> <VLAN priority>
<n> の有効値は 1~16 です。
<VLAN> に指定できる値は 1~4000、および 4021~4094 の範囲の数値です。デフォルトは 1 です。
<VLAN priority> の有効値は 0~7 です。デフォルトは 0 です。
たとえば、次のとおりです。
racadm setniccfg -m server-1 -v 1 7
たとえば、次のとおりです。
● サーバー VLAN を削除するには、指定したサーバーのネットワークの VLAN 機能を無効にします。
racadm setniccfg -m server-<n> -v
<n> の有効値は 1~16 です。
たとえば、次のとおりです。
racadm setniccfg -m server-1 -v
最初の起動デバイスの設定
各サーバーについて、CMC の最初の起動デバイスを指定できます。これはサーバーで実際に最初に起動するデバイスでなくてもよ
く、またそのサーバー上に存在するデバイスでなくてもかまいません。ここで指定するのは、CMC によってサーバーに送信され、
そのサーバーで最初の起動デバイスとして使用されるデバイスです。
デフォルト起動デバイスを設定できるほか、Diagnostics(診断)の実行や OS の再インストールなどのタスクを実行するためのイ
メージから起動できるように、1 回限りの起動デバイスを設定することも可能です。
次回の起動のみ、または後続のすべての再起動用に、最初の起動デバイスを選択できます。この選択に基づいて、サーバーの最初
の起動デバイスを設定できます。選択したデバイスは、システムの次回および後続の再起動時に起動デバイスとして使用され、
CMC ウェブインタフェースまたは BIOS 起動順序から再び変更するまで、BIOS 起動順序で最初の起動デバイスとして保持されま
す。
メモ: CMC ウェブインタフェースで最初の起動デバイスの設定は、システム BIOS 起動設定を上書きします。
指定する起動デバイスは存在するもので、ブータブルメディアを含む必要があります。
次のデバイスについて、最初の起動デバイスを設定できます。
表 19. :起動デバイス
起動デバイ
ス
説明
PXE ネットワークインタフェースカードの PXE(プレブート実行環境)プロトコルから起動します。
ハードドラ
イブ
サーバーのハードディスクドライブから起動します。
ローカル
CD/DVD
サーバー上の CD/DVD ドライブから起動します。
仮想フロッ
ピー
仮想フロッピードライブから起動します。フロッピードライブ(またはフロッピーディスクイメージ)は管理ネット
ワーク上の別のコンピュータにあり、iDRAC GUI コンソールビューアで接続されます。
108 サーバーの設定