Dell Chassis Management Controller Version 6.21 for PowerEdge M1000e ユーザーズガイド December 2019 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2008 - 2018 Dell Inc. またはその関連会社。。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要.......................................................................................................................................13 本リリースの新機能........................................................................................................................................................... 14 主な機能............................................................................................................................................................................... 14 管理機能.........
シャーシ上のコンポーネントを識別するための LED の設定................................................................................... 33 CMC ウェブインタフェースを使用した LED 点滅の設定................................................................................... 34 RACADM を使用した LED の点滅の設定................................................................................................................ 34 CMC プロパティの設定.................................................................................................................................
サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート............................................................................................51 サーバーコンポーネントのアップデート順序......................................................................................................... 52 サーバーコンポーネントのアップデートでサポートされているファームウェアバージョン........................ 53 Lifecycle Controller の有効化......................................................................................................................................
RACADM を使用した FIPS モードの有効化............................................................................................................ 81 FIPS モードの無効化.................................................................................................................................................... 81 サービスの設定....................................................................................................................................................................81 CMC ウェブインタフェースを使用したサービスの設定...........
章 7: サーバーの設定..................................................................................................................... 102 スロット名の設定............................................................................................................................................................ 102 iDRAC ネットワークの設定............................................................................................................................................ 103 iDRAC QuickDeploy ネットワーク設定.......................
RACADM を使用したアラートの有効化または無効化........................................................................................122 アラートの宛先設定......................................................................................................................................................... 123 SNMP トラップアラート送信先の設定..................................................................................................................123 電子メールアラートの設定..............................................................................
起動中における Linux のシリアルコンソールリダイレクトのための設定.................................................... 162 起動後のサーバーシリアルコンソールリダイレクトのための Linux の設定..................................................163 章 12: FlexAdress および FlexAddress Plus カードの使用.................................................................. 164 FlexAddress について.......................................................................................................................................................164 FlexAddress Plus について.....................
CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用 VLAN のリセット.................................................................188 IOM の電源制御操作の管理........................................................................................................................................... 188 IOM のための LED 点滅の有効化または無効化......................................................................................................... 188 章 14: iKVM の設定と使用 ................................................................................................
冗長性ステータスと全体的な電源正常性.................................................................................................................... 211 劣化または非冗長性ポリシーでの PSU 障害.........................................................................................................211 冗長性ポリシーが劣化またはない状態の PSU の取り外し...............................................................................212 新規サーバーの電源供給ポリシー....................................................................................................................
モジュール状態画面...................................................................................................................................................237 エンクロージャ状態画面.......................................................................................................................................... 237 IP サマリ画面..............................................................................................................................................................238 診断..........................
1 概要 PowerEdge M1000e シャーシ向け Dell Chassis Management Controller(CMC)は、複数のデルサーバーシャーシを管理するシステム 管理ハードウェアおよびソフトウェアソリューションです。CMC は、Dell PowerEdge M1000e の背面に取り付けられるホットプラ グ対応カードです。独自のマイクロプロセッサとメモリを装備しており、CMC が差し込まれるモジュラシャーシから電力を供給さ れます。 CMC により、IT 管理者は以下を行うことが可能になります。 ● ● ● ● インベントリの表示 タスクの設定および監視 リモートでのサーバーの電源投入または切断 M1000e シャーシ内のサーバーおよびコンポーネント上のイベントのためのアラートの有効化 M1000e シャーシは、1 つの CMC で構成することも、冗長 CMC で構成することもできます。冗長 CMC 構成では、プライマリ CMC が M1000e シャーシまたは管理ネットワークとの通信を失うと、スタンバイ CMC がシャーシ管理を引き継ぎます。 CMC は、サーバー向けの複数のシス
本リリースの新機能 Dell EMC PowerEdge M1000e 向け CMC の本リリースは以下をサポートしています。 ● ● ● ● 米国カリフォルニア州の「SB-327」規制に準拠するための、強制的なパスワード変更の有効化。 CLI コマンドを使用した、SSH 自己署名キーの再生成。 OpenSSH オープンソース パッケージのバージョン 7.9p1 へのアップデート。 OpenSSH オープンソース パッケージのバージョン 1.0.
セキュリティ機能 CMC は次のセキュリティ機能を提供しています。 ● パスワードレベルのセキュリティ管理 — リモートシステムへの無許可のアクセスを防止。 ● 次による一元ユーザー認証: ○ 標準スキーマまたは拡張スキーマ(オプション)を使用する Active Directory。 ○ ハードウェアに保存されたユーザー ID とパスワード。 ● 役割ベースの権限 — システム管理者が各ユーザーに特定の権限を設定可能。 ● ウェブインタフェースを介してのユーザー ID とパスワードの設定。 メモ: ウェブインタフェースは 128 ビット SSL 3.0 暗号化と 40 ビット SSL 3.
CMC ポート情報 次の TCP/IP ポートは、ファイアウォールを介してリモートで CMC にアクセスするために必要です。これらのポートは、CMC が接 続のためにリッスンするポートです。 表 2. CMC サーバーリスニングポート ポート番号 機能 22* SSH 23* Telnet 80* HTTP 161 SNMP エージェント 443* HTTPS *設定可能なポート 次の表に、CMC がクライアントとして使用するポートを示します。 表 3. CMC クライアントポート ポート番号 機能 25 SMTP 53 DNS 68 DHCP で割り当てた IP アドレス 69 TFTP 162 SNMP トラップ 514* リモート Syslog 636 LDAPS 3269 グローバルカタログ(GC)用 LDAPS *設定可能なポート CMC の必要最低バージョン 次の表には、リストされたブレードサーバーを有効化するために必要な最低限の CMC バージョンがリストされています。 表 4.
表 4. ブレードサーバー用 CMC の必要最低バージョン (続き) サーバー CMC の最低バージョン PowerEdge M915 CMC 3.2 PowerEdge M420 CMC 4.1 PowerEdge M520 CMC 4.0 PowerEdge M620 CMC 4.0 PowerEdge M820 CMC 4.11 PowerEdge PSM4110 CMC 4.11 PowerEdge M630 CMC 5.0 PowerEdge M830 CMC 5.0 PowerEdge M640 CMC 6.0 次の表には、リストされた IOM を有効化するために必要な最低限の CMC バージョンがリストされています。 表 5. IOM 用 CMC の必要最低バージョン IOM スイッチ CMC の最低バージョン PowerConnect M6220 CMC 1.0 PowerConnect M6348 CMC 2.1 PowerConnect M8024 CMC 1.2 PowerConnect M8024-k CMC 3.
本リリースの最新ファームウェア 次の表には、リストされたサーバーをサポートする BIOS、iDRAC、および Lifecycle Controller 用の最新ファームウェアバージョンが 記載されています。 表 6. BIOS、iDRAC、および Lifecycle Controller 用の最新ファームウェアバージョン サーバー BIOS iDRAC Lifecycle Controller PowerEdge M600 2.4.0 1.65 適用なし PowerEdge M605 5.4.1 1.65 適用なし PowerEdge M805 2.3.3 1.65 適用なし PowerEdge M905 2.3.3 1.65 適用なし PowerEdge M610 6.3.0 3.50 1.6 PowerEdge M610x 6.3.0 3.50 1.6 PowerEdge M710 6.4.0 3.80 1.7.5.4 PowerEdge M710HD 7.0.0 3.50 1.6 PowerEdge M910 2.9.0 3.
表 7. 対応リモートアクセス接続 (続き) 接続 機能 ● 特定タイプの IOM へのバイナリプロトコルによる通信を行うために設計されたアプ リケーション用バイナリ交換のサポート。 ● シリアルポートは、connect(または racadm connect)コマンドを使ってサーバーのシ リアルコンソールまたは I/O モジュールに内部的に接続可能。 その他の接続 ● Avocent 内蔵 KVM スイッチモジュール(iKVM)経由での Dell CMC コンソールへのア クセス。 対応プラットフォーム CMC は、PowerEdge M1000e プラットフォーム用に設計されたモジュラー型システムをサポートします。CMC との互換性の詳細に ついては、デバイスのマニュアルを参照してください。 最新の対応プラットフォームについては、dell.com/cmcmanuals にある『Chassis Management Controller バージョン 6.
その他の必要マニュアル このガイド以外にも、dell.com/support/manuals から次のガイドを入手できます。 [すべてのデル製品のリストから選択する]を 選択して[続行]をクリックします。[ソフトウェア、モニター、エレクトロニクス&周辺機器] > [ソフトウェア]をクリック します。 ● [リモート エンタープライズ システム管理]をクリックし、[Dell Chassis Management Controller Version 6.
ソーシャルメディアリファレンス Dell ソリューションおよびサービスの製品、ベストプラクティス、情報に関してより知るには、Dell TechCenter および YouTube な どのソーシャルメディアプラットフォームにアクセスすることができます。www.delltechcenter.com/cmc の CMC ウィキページ からは、ブログ、フォーラム、ホワイトペーパー、ハウツービデオなどにアクセスすることができます。次の CMC 5.
2 CMC のインストールと設定 本項では、PowerEdge M1000e Chassis Management Controller(CMC)ハードウェアの取り付け、CMC へのアクセス確立、CMC を 使用するための管理環境の設定、および CMC の設定の各種方法について説明します。 ● ● ● ● CMC への初期アクセスの設定。 ネットワーク経由の CMC へのアクセス。 CMC ユーザーの追加と設定。 CMC ファームウェアのアップデート。 冗長 CMC 環境の取り付けと設定の詳細については、 「冗長 CMC 環境について」を参照してください。 トピック: • • • • • • • • • • • • 作業を開始する前に CMC ハードウェアの取り付け 管理ステーションへのリモートアクセスソフトウェアのインストール ウェブブラウザの設定 CMC への初期アクセスのセットアップ CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコル CMC ファームウェアのダウンロードとアップデート シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 CMC の日付と時刻の設定 シャーシ上のコンポーネントを識別
5. 手順 7 を完了したら、シャーシの左下隅にある電源ボタンを押すか、CMC GUI からシャーシの電源を入れます。 メモ: サーバーの電源は入れないでください。 6. システムの前面にある LCD パネルを使用して、CMC に静的 IP アドレスを指定するか、それを DHCP 用に設定します。 7. CMC の IP アドレスに接続して、デフォルトのユーザー名(root)およびパスワード(calvin)を入力します。 8. CMC ウェブインタフェースで各 iDRAC に IP アドレスを指定し、LAN と IPMI インタフェースを有効にします。 メモ: デフォルトでは、一部のサーバーの iDRAC LAN インタフェースは無効になっています。 9. 10. 11. 12.
図 2. デイジーチェーン CMC ネットワーク 1 管理ネットワーク 2 スタンバイ CMC 3 アクティブ CMC 次の図は、CMC の誤ったケーブル配線の例を示しています。 図 3. CMC ネットワークの誤ったケーブル接続-CMC が 2 つ 図 4.
図 5. CMC ネットワークの誤ったケーブル接続-CMC が 2 つ 4 台までのシャーシをデイジーチェーンで接続するには、次の手順を実行します。 1. 最初のシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを管理ネットワークに接続します。 2. 2 つ目のシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを最初のシャーシのアクティブ CMC の STK ポートに接続します。 3. 3 つ目のシャーシがある場合は、そのシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを 2 つ目のシャーシのアクティブ CMC の STK ポ ートに接続します。 4. 4 つ目のシャーシがある場合は、そのシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを 3 つ目のシャーシの STK ポートに接続します。 5.
メモ: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、DVD が -noexec mount オプションで自動的にマウント されます。このオプションは DVD からの実行ファイルの実行を許可せず、DVD-ROM を手動でマウントしてから、これら の実行ファイルを実行する必要があります。 4. SYSMGMT/ManagementStation/linux/rac ディレクトリに移動します。RAC ソフトウェアをインストールするには、次のコ マンドを入力します。 rpm -ivh *.rpm 5.
Internet Explorer Internet Explorer の例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール > インターネットオプション > 接続 をクリックします。 3. ローカル エリア ネットワーク(LAN)設定 セクションで、LAN の設定 をクリックします。 ローカルエリアネットワーク(LAN)設定 ダイアログボックスが表示されます。 4. ローカルエリアネットワーク(LAN)設定 ダイアログボックスで プロキシサーバー セクションに進みます。LAN にプロキシ サーバーを使用する オプションを選択します。 詳細設定 オプションが有効になります。 5. 詳細設定 をクリックします。 6. 例外 セクションに、管理ネットワーク上の CMC と iDRAC のアドレスをセミコロンで区切ったリストとして追加します。エン トリには DNS 名およびワイルドカードを使用できます。 Mozilla Firefox Mozilla Firefox バージョン 3.0 で例外リストを編集するには: 1.
1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール > インターネットオプション > 詳細 をクリックします。 3. セキュリティ セクションにスクロールして、暗号化されたページをディスクに保存しない を選択します。 Internet Explorer でのアニメーションの有効化 ファイルをウェブインタフェース間で転送する際、ファイル転送アイコンが回転して転送アクティビティを示します。Internet Explorer を使用する場合は、アニメーションを再生するようにブラウザを設定する必要があります。 アニメーションを再生するように Internet Explorer を設定するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール > インターネットオプション > 詳細 をクリックします。 3.
● シャーシの前面にある LCD パネル ● Dell CMC シリアルコンソール CMC に IP アドレスが与えられた後に初期ネットワーク設定を行うには、次のいずれかのインタフェースを使用できます。 ● シリアルコンソール、Telnet、SSH などのコマンドラインインタフェース(CLI)、または iKVM 経由の Dell CMC コンソール ● リモート RACADM ● CMC ウェブインタフェース CMC では、IPv4 と IPv6 の両方のアドレス指定モードがサポートされています。IPv4 と IPv6 の設定は、互いに独立しています。 LCD パネルインタフェースを使用した CMC ネットワークの設定 メモ: LCD パネルを使用して CMC を設定するオプションは、CMC が導入されるまで、またはデフォルトパスワードが変更さ れるまで使用可能です。パスワードが変更されていなければ、セキュリティリスクの可能性のある CMC の設定をリセットす るために引き続き LCD を使用することができます。 LCD パネルはシャーシ前面の左下の角にあります。 LCD パネルインタフェースを使用してネッ
● 左右の矢印キーを使って入力位置を変え、上下の矢印キーを使って各位置の数値を選択することで、 静的 IP アドレス を設定します。静的 IP アドレス の設定を終えたら、中央のボタンを押して先に進 みます。 ● サブネットマスクを設定してから中央のボタンを押します。 ● サブネットマスクを設定してから中央のボタンを押します。ネットワークの概要 画面が表示されま す。 ネットワーク概要 画面に、入力した 静的 IP アドレス、サブネットマスク、および ゲートウェイ の 設定が表示されます。設定に誤りがないことを確認します。設定を修正するには、左矢印ボタンで移 動し、中央のキーを押して、対象の設定画面に戻ります。修正を終えたら、中央のボタンを押しま す。 ● 入力した設定が正しいことを確認してから、中央のボタンを押します。DNS を登録しますか? 画面 が表示されます。 メモ: CMC IP 構成に DHCP(動的ホスト設定プロトコル)モードを選択すると、デフォルトで DNS 登録も有効になります。 8.
メモ: はい / 承認する を選択している場合は、待機 画面が表示されてから、IP の概要 画面が表示されます。 これで CMC と iDRAC は、ネットワークでも利用できるようになりました。ウェブインタフェース、シリアルコンソール、 Telnet、SSH などの CLI を使用して、割り当てられた IP アドレスの CMC にアクセスできます。 メモ: LCD 設定ウィザードを使ってネットワークの設定を終えた後は、ウィザードが使用できなくなります。 CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロト コル CMC ネットワーク設定項目を設定すると、さまざまなインタフェースから CMC にリモートアクセスすることができます。次の表 は、CMC へのリモートアクセスに使用できるインタフェースを示しています。 メモ: Telnet は他のインタフェースほど安全ではないため、デフォルトでは無効になっています。ウェブ、SSH、リモート RACADM で、Telnet を有効にしてください。 メモ: 複数のインタフェースを同時に使用すると、予期しない結果が生じることがあります。 表 8.
表 8.
シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 ネットワーク上でシャーシを識別するために、データセンターでのシャーシの物理的な場所とシャーシ名(デフォルト名は Dell Rack System)を設定できます。たとえば、シャーシ名での SNMP クエリで、設定した名前が返されます。 ウェブインタフェースを使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名 の設定 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの位置およびシャーシ名を設定するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシ概要 に移動し、セットアップ > 一般 をクリックします。 シャーシの一般設定 ページが表示されます。 2.
メモ: これらの設定を変更するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した LED 点滅の設定 CMC ウェブインタフェースを使用して 1 つ、複数、またはすべての LED 点滅を有効にするには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 ● シャーシの概要 > トラブルシューティング > 識別。 ● シャーシの概要 > シャーシコントローラ > トラブルシューティング > 識別。 ● シャーシの概要 > サーバーの概要 > トラブルシューティング > 識別。 メモ: このページではサーバーのみを選択できます。 ● シャーシの概要 > I/O モジュールの概要 > トラブルシューティング > 識別。 識別 ページが表示されます。 2. コンポーネント LED の点滅を有効にするには、必要なコンポーネントを選択して 点滅 をクリックします。 3.
RACADM を使用した iDRAC 起動方法の設定 RACADM を使用して CMC ファームウェアをアップデートするには、cfgRacTuneIdracDNSLaunchEnable サブコマンドを使用 します。詳細については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイ ド』を参照してください。 CMC ウェブインタフェースを使用したログインロックアウトポリシー属 性の設定 メモ: 次の手順を行うには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 ログインセキュリティ により、CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ログインの IP 範囲属性の設定が可能になります。 CMC ウェブインタフェースを使用して IP 範囲属性を設定するには、以下の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシ概要 へ移動し、ネットワーク > ネットワーク をクリックします。 ネットワーク設定ページが表示されます。 2.
冗長 CMC 環境について アクティブ CMC に障害が発生した場合に、フェイルオーバーするためのスタンバイ CMC を取り付けられます。冗長 CMC は、事 前に取り付けることも、後日取り付けることもできます。CMC ネットワークを適切にケーブル接続し、完全冗長性またはベストパ フォーマンスを確保することが大切です。 フェイルオーバーは、次のような場合に行われます。 ● RACADM cmcchangeover コマンドを実行した場合。dell.
● CMC ファームウェアのアップデート — CMC が再起動したあと、またはシャーシがフェイルオーバーしてスタンバイ CMC に引 き継がれたあとに、シャーシ管理が再開します。フェイルオーバーイベントが 1 つだけになるように、先にスタンバイ CMC を アップデートすることをお勧めします。 ● CMC エラー検出と修正 — CMC のリセット後、またはシャーシがフェイルオーバーしてスタンバイ CMC に引き継がれたあと に、シャーシ管理が再開します。 メモ: エンクロージャは、1 つの CMC で構成することも、冗長 CMC で構成することもできます。冗長 CMC 構成では、プライ マリ CMC がエンクロージャまたは管理ネットワークとの通信を失うと、スタンバイ CMC がシャーシ管理を引き継ぎます。 アクティブ CMC の選択プロセス 2 つの CMC スロットには違いはありません。つまり、スロットによってアクティブかスタンバイかが決まるわけではありません。 最初に取り付けた、または起動した CMC がアクティブ CMC になります。CMC が 2 つ取り付けられている場合に AC 電源を入れ ると、
3 CMC へのログイン CMC には、CMC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインできます。デフォル トのユーザー名とパスワードは、それぞれ root および calvin です。シングルサインオンまたはスマートカードを使用してログインす ることもできます。 関連タスク CMC ウェブインタフェースへのアクセス 、p. 38 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン 、p. 39 スマートカードを使用した CMC へのログイン 、p. 40 シングルサインオンを使用した CMC へのログイン 、p. 40 シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン 、p. 41 RACADM を使用した CMC へのアクセス 、p. 41 公開キー認証を使用した CMC へのログイン 、p.
CMC ログイン ページが表示されます。 関連タスク ウェブブラウザの設定 、p. 26 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン 、p. 39 スマートカードを使用した CMC へのログイン 、p. 40 シングルサインオンを使用した CMC へのログイン 、p.
関連概念 ユーザーアカウントと権限の設定 、p. 127 関連タスク CMC ウェブインタフェースへのアクセス 、p.
メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、::< ポート番号> の書式で CMC ウェブインタフェースにアクセスします。ここで、cmc 名 は CMC の CMC ホスト名、ドメイ ン名 はドメイン名、ポート番号 は HTTPS のポート番号をそれぞれ表します。 CMC は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインしたときにブラウザによってキャッシュされた Kerberos 資格情 報でユーザーをログインします。ログインに失敗すると、ブラウザは通常の CMC ログインページにリダイレクトされます。 メモ: Active Directory ドメインにログインしないで Internet Explorer 以外のブラウザを使用している場合は、ログインに失 敗し、ブラウザには空白ページのみが表示されます。 関連タスク Active Directory ユーザーに対する CMC SSO またはスマートカードログインの設定 、p.
公開キー認証を使用した CMC へのログイン パスワードを入力せずに SSH 経由で CMC にログインできます。また、1 つの RACADM コマンドをコマンドライン引数として SSH アプリケーションに送信できます。コマンドの完了後にセッションが終了するため、コマンドラインオプションはリモート RACADM と同様に動作します。 SSH 経由で iDRAC7 にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認してください。 たとえば、次のとおりです。 ● ログイン: ssh service@ または ssh service@ ここで、IP_address は CMC IP アドレスです。 ● RACADM コマンドの送信: ssh service@ racadm getversion および ssh service@ racadm getsel サービスアカウントへのログイン時に、パスフレーズが公開 / 秘密キーペアを作成するときに設定された場合は、そのパスフレーズ の再入力を求めるメッセージが表示される場合があります。パ
ウェブインタフェースを使用したデフォルトログインパスワードの変更 CMC ウェブインタフェースにログインするときに、デフォルトパスワード警告 ページが表示された場合、パスワードを変更できま す。これを行うには、次の手順を実行します。 1. デフォルトパスワードの変更 オプションを選択します。 2. 新しいパスワード フィールドに、新しいパスワードを入力します。 パスワードの最大文字数は 20 文字です。文字はマスクされます。次の文字がサポートされています。 ● ● ● ● 0~9 A~Z a~z 特殊文字:+、&、?、>、-、}、|、.、!、(、'、,、_、[、"、@、#、)、*、;、$、]、/、§、%、=、<、:、{、I、\ 3. パスワードの確認 フィールドに、もう一度パスワードを入力します。 4.
RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更のための警告 メッセージの有効化または無効化 RACADM を使用してデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージを有効化するには、racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneDefCredentialWarningEnable<0> or <1> オブジェクトを使用します。詳細について は、dell.
4 ファームウェアのアップデート 以下のファームウェアをアップデートできます。 ● CMC — アクティブとスタンバイ ● iKVM ● IOM 以下のサーバーコンポーネントのファームウェアをアップデートできます。 ● iDRAC - iDRAC6 より前の iDRAC は、リカバリー インターフェイスを使用してアップデートする必要があります。iDRAC6 ファー ムウェアもリカバリー インターフェイスでアップデートできますが、iDRAC6 以降のバージョンでは廃止されます。 ● BIOS ● Unified Server Configurator ● 32 ビット診断 ● オペレーティングシステムドライバパック ● ネットワークインタフェースコントローラ ● RAID コントローラ 関連概念 CMC ファームウェアのダウンロード 、p. 45 現在インストールされているファームウェアのバージョンの表示 、p. 46 CMC ファームウェアのアップデート 、p. 47 iKVM ファームウェアのアップデート 、p. 48 サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート 、p.
は、Dell Tech Center で「Dell Repository Manager を使用したデルサポートサイトでの最新アップデートの検索」を参照してください。 DRM が使用するインベントリファイルをリポジトリ作成用の入力として保存することについての情報は、「CMC ウェブインタフ ェースを使用したシャーシインベントリレポートの保存」を参照してください。M1000e シャーシのファームウェアは、次の順序でア ップデートすることが推奨されます。 ● ブレードコンポーネントファームウェア ● CMC ファームウェア M1000e シャーシのアップデート順序の詳細については、サポートサイトで『CMC ファームウェア 5.0 リリースノート』を参照してく ださい。 署名済みの CMC ファームウェアイメージ M1000e CMC バージョン 2.
CMC ファームウェアのアップデート ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC をアップデートできます。デフォルトでは、ファームウェアのアップデート 後も現在の CMC 設定を保持します。アップデート処理中に、CMC 構成設定を工場出荷時のデフォルト設定にリセットすることが できます。 メモ: CMC 上でファームウェアをアップデートするには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 ウェブユーザーインタフェースのセッションを使用してシステムコンポーネントのファームウェアをアップデートする場合、ファイ ル転送時間を許容できるように、アイドルタイムアウトを高めに設定する必要があります。ファームウェアのファイル転送は、最 大 30 分かかることがあります。アイドルタイムアウト値を設定するには、「サービスの設定」を参照してください。 CMC ファームウェアのアップデート中、シャーシ内の冷却ファンの一部または全部が全速回転します。 シャーシに冗長 CMC を取り付けている場合、両方の CMC を一度の操作で同時に同じファームウェアバージョンにアップデートす ることをお勧めします。ファームウェア
● ● ● ● シャーシ概要 > アップデート シャーシ概要 > シャーシコントローラ > アップデート シャーシ概要 > I/O モジュール概要 > アップデート シャーシ概要 > iKVM > アップデート ファームウェアのアップデート ページが表示されます。 2. CMC ファームウェア セクションで、ファームウェアをアップデートする CMC または複数の CMC(スタンバイ CMC がある場 合)の ターゲットのアップデート 列にあるチェックボックスを選択して、CMC アップデートの適用 をクリックします。 3. ファームウェアイメージ フィールドに、管理ステーションまたは共有ネットワーク上のファームウェアのイメージファイルへの パスを入力するか、参照 をクリックし、ファイルの保存場所に移動します。デフォルトの CMC ファームウェアイメージ名は firmimg.cmc です。 4.
● シャーシ概要 > アップデート ● シャーシ概要 > シャーシコントローラ > アップデート ● シャーシ概要 > iKVM > アップデート ファームウェアのアップデート ページが表示されます。 2. iKVM ファームウェア セクションで、ファームウェアをアップデートする iKVM の アップデートターゲット 列のチェックボック スを選択して、iKVM アップデートの適用 をクリックします。 3. ファームウェアイメージ フィールドに、管理ステーションまたは共有ネットワーク上のファームウェアのイメージファイルへの パスを入力するか、参照 をクリックし、ファイルの保存場所にナビゲートします。iKVM ファームウェアイメージのデフォルト 名は iKVM.bin です。 4.
CMC ウェブインタフェースを使用した IOM コプロセッサのアップデー ト CMC ウェブインタフェースから IOM インフラストラクチャデバイスファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行しま す。 1. シャーシ概要 > I/O モジュール概要 > アップデートと移動します。 IOM ファームウェアアップデート ページが表示されます。 または、次のいずれかのページに移動します。 ● シャーシ概要 > アップデート > IOM コプロセッサ ● シャーシ概要 > CMC ファームウェア > CMC アップデートの適用 > IOM コプロセッサ ● シャーシ概要 > iKVM ファームウェア > iKVM アップデートの適用 > IOM コプロセッサ IOM ファームウェアアップデート ページにアクセスするためのリンクが記載された ファームウェアアップデート ページが表示 されます。 2.
サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。続行するには、「サーバーコンポーネントファームウェアのアッ プデート」のセクションを参照してください。 4. ファームウェアイメージ フィールドに、管理ステーションまたは共有ネットワーク上のファームウェアのイメージファイルへの パスを入力するか、参照 をクリックし、ファイルの保存場所にナビゲートします。デフォルトの iDRAC ファームウェアイメー ジ名は firmimg.imc です。 5. ファームウェアアップデートを開始する をクリックし、はい をクリックして続行します。 ファームウェアアップデートの進行状況 セクションでは、ファームウェアアップデートのステータス情報を提供します。イメー ジファイルがアップロードされる間、ページにステータスインジケータが表示されます。ファイルの転送時間は、接続速度によ って異なります。内部更新処理が始まると、ページは自動的に更新され、ファームウェア アップデートのタイマーが表示されま す。 6.
す。Dell Repository Manager(DRM)ベースのアップデート機能を使用すると、ネットワーク共有に保存されている DUP ファイルに アクセスして、1 回の操作でサーバコンポーネントをアップデートできます。Dell Repository Manager を使用して、ファームウェア DUP とバイナリ イメージのカスタム リモート リポジトリを設定し、ネットワーク共有で共有することができます。 メモ: [シングル クリック]ですべてのブレードをアップデートする方法には、次の利点があります。 ● 最小のクリック数で、すべてのブレードサーバーのすべてのコンポーネントをアップデートすることが可能。 ● すべてのアップデートは、ディレクトリにパッケージ化されています。これにより、各コンポーネントのファームウェアを 個別にアップロードする必要はなくなります。 ● サーバーコンポーネントをアップデートするためのより短時間かつ一貫的な方法。 ● サーバーコンポーネントの必要なアップデートバージョンで標準イメージを維持することができ、一回の操作で複数のサー バーをアップデートするために使用することが可能。 ●
サーバーコンポーネントのアップデートでサポートされているファームウ ェアバージョン 以下のセクションでは、CMC ファームウェアのアップデートおよびサーバーコンポーネントのアップデートでサポートされているコ ンポーネントのバージョンを示します。 次の表は、CMC ファームウェアのバージョンは 6.0 から 6.1 にアップデートされる一方で、サーバコンポーネントは次のバージョン にアップデートされない場合にサポートされるサーバコンポーネントのファームウェアバージョンのリストです。 メモ: CMC ファームウェアバージョン 6.0 から 6.1 へのアップデートは、iDRAC、BIOS、Lifecycle Controller の N-1 バージョン で、次の表に記載されているすべてのサーバに対して正常に行われます。 表 10. CMC ファームウェアのアップデート(バージョン 6.0 から 6.1)でサポートされているサーバコンポーネントの ファームウェアバージョン プラットフォーム サーバーコンポーネント 現在のコンポーネントのバージョン(N-1 バージョ ン) M610 iDRAC 3.
表 10. CMC ファームウェアのアップデート(バージョン 6.0 から 6.1)でサポートされているサーバコンポーネントの ファームウェアバージョン (続き) プラットフォーム M710HD M420 M520 M620 M820 M630 M830 54 サーバーコンポーネント 現在のコンポーネントのバージョン(N-1 バージョ ン) BIOS 3.2.2 iDRAC 3.50 A00 Lifecycle Controller 1.6.0.73 診断 5158A3 BIOS 8.0.0 iDRAC 2.52.52.52 Lifecycle Controller 2.52.52.52 診断 4231A0 BIOS 2.4.2 NIC 19.2.0 iDRAC 2.52.52.52 Lifecycle Controller 2.52.52.52 診断 4231A0 BIOS 2.4.2 NIC 19.2.0 iDRAC 2.52.52.52 Lifecycle Controller 2.52.52.
表 10. CMC ファームウェアのアップデート(バージョン 6.0 から 6.1)でサポートされているサーバコンポーネントの ファームウェアバージョン (続き) プラットフォーム M640 サーバーコンポーネント 現在のコンポーネントのバージョン(N-1 バージョ ン) Lifecycle Controller 2.52.52.52 診断 4239.44 BIOS 2.5.4 iDRAC 3.15.15.15 Lifecycle Controller 3.15.15.15 診断 4301A13 BIOS 1.3.7 次の表は、既存の CMC ファームウェアバージョンが 6.0 であり、サーバーコンポーネントが N-1 バージョンから N バージョンにア ップデートされるというシナリオに対してサポートされるサーバーコンポーネントの CMC ファームウェアバージョンのリストです。 メモ: CMC ファームウェアのバージョンが 5.
表 11. N バージョンへのサーバーコンポーネントアップデートでサポートされているサーバーコンポーネントのバージ ョン (続き) プラットフォーム サーバーコンポーネント M915 M710HD M420 M520 M620 M820 56 以前のコンポーネントのバージョン(N-1 アップデート後のコンポーネントの バージョン) バージョン(N バージョン) Lifecycle Controller 1.6.0.73 1.7.5.4 診断 5158A3 5162A0 BIOS 2.10.0 2.11.0 iDRAC 3.50 A00 3.85 A00 Lifecycle Controller 1.6.0.73 1.7.5.4 診断 5158A3 5162A0 BIOS 3.2.2 3.3.1 iDRAC 3.50 A00 3.85 A00 Lifecycle Controller 1.6.0.73 1.7.5.4 診断 5158A3 5162A0 BIOS 8.0.0 8.2.0 NIC 7.8.15 20.6.
表 11. N バージョンへのサーバーコンポーネントアップデートでサポートされているサーバーコンポーネントのバージ ョン (続き) プラットフォーム サーバーコンポーネント M630 M830 M640 以前のコンポーネントのバージョン(N-1 アップデート後のコンポーネントの バージョン) バージョン(N バージョン) 診断 4231A0 4247A1 BIOS 2.6.1 2.6.1 iDRAC 2.52.52.52 2.60.60.60 Lifecycle Controller 2.52.52.52 2.60.60.60 診断 4239.44 4239A36 BIOS 2.6.0 2.7.1 iDRAC 2.52.52.52 2.60.60.60 Lifecycle Controller 2.52.52.52 2.60.60.60 診断 4239.44 4239A36 BIOS 2.5.4 2.7.1 iDRAC 3.15.15.15 3.21.21.21 Lifecycle Controller 3.15.15.15 3.
CMC ウェブインタフェースを使用した、サーバーコンポーネントファーム ウェアのアップデートタイプの選択 サーバーコンポーネントのアップデートのタイプを選択するには、次のようにします。 1. システムツリーで、サーバーの概要 へ移動し、 アップデート > サーバーコンポーネントのアップデート をクリックします。 サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。 2.
表 12. ファームウェアアップデート — 対応コンポーネント (続き) コンポーネント名 ファームウェアの 帯域外 — システム ロールバックをサ 再起動の必要性 ポートしています か(はい、または、 いいえ) 帯域内 — システム 再起動の必要性 Lifecycle Controller GUI — 再起動の必要性 バックプレーン 有 有 有 有 エンクロージャ 有 有 無 有 NIC 有 有 有 有 iDRAC 有 ** いいえ *いいえ *いいえ 電源装置ユニット 有 有 有 有 CPLD 無 有 有 有 FC カード 有 有 有 有 PCIe SSD 有 有 有 有 * は、システムの再起動は不必要であっても、アップデートの適用には iDRAC の再起動が必要であることを示しています。iDRAC 通信と監視は一時的に中断される場合があります。 **iDRAC をバージョン 1.30.30 以降からアップデートする場合、システムの再起動は必要ありません。ただし、1.30.
動的にフィルタします。このような自動的なフィルタ動作の一番の理由は、カテゴリに対して指定できるのが 1 個のファームウ ェアイメージファイルのみであるということです。 メモ: 拡張ストレージ機能がインストールされ、有効になっている場合には、1 つの DUP、 または DUP の組み合わせにのど ちらについてもサイズの制限が無視されます。拡張ストレージの有効化については、「CMC 拡張ストレージカードの設定」 を参照してください。 5. 選択されたコンポーネントまたはデバイスのファームウェアイメージファイルを指定します。これは Microsoft Windows Dell Update Package(DUP)ファイルです。 6.
2. アップデートタイプの選択 セクションで、ネットワーク共有からアップデート を選択します。詳細については、「サーバーコン ポーネントアップデートタイプの選択」を参照してください。 3. コンポーネントとファームウェア詳細を含むシャーシインベントリファイルをエクスポートするには、インベントリの保存 をク リックします。 Inventory.xml ファイルは外部システムに保存されます。Dell Repository Manager は inventory.xml ファイルを使用して、カスタマ イズされたアップデートのバンドルを作成します。このリポジトリは、CMC によって設定された CIFS または NFS 共有に保存 されます。Dell Repository Manager を使用したリポジトリの作成の詳細については、dell.com/support/manuals で利用できる 『Dell Repository Manager Data Center バージョン 1.8 ユーザーズガイド』および『Dell Repository Manager Business Client バージョ ン 1.
CMC ウェブインタフェースを使用したファームウェアアップデートのためのコンポ ーネントのフィルタ デバイスをフィルタするには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで、サーバーの概要 へ移動し、 アップデート > サーバーコンポーネントのアップデート をクリックします。 サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。 2. アップデートのタイプの選択 セクションで、ファイルからアップデート を選択します。 3.
● サーバーが 準備中 と表示されている場合は、ファームウェアインベントリを取得した時点でサーバー上の iDRAC がまだ初期 化中であったことを示します。iDRAC が完全に作動するまで待ち、ファームウェアインベントリが再度検索されるまで、ペ ージを更新します。 ● インベントリに表示されるコンポーネントやデバイスの内容が、サーバーに物理的にインストールされている内容を正しく反 映していないときは、サーバーの起動プロセス中に Lifecycle Controller を起動する必要があります。これは、コンポーネント およびデバイスの内部情報を更新するために役立ち、現在インストールされているコンポーネントやデバイスを検証できる ようにします。この状況は、次の場合に発生します。 ○ サーバー管理に新たに Lifecycle Controller 機能を導入するために、サーバーの iDRAC ファームウェアがアップデートされ た。 ○ サーバーに新しいデバイスが挿入された。 この処置を自動化するため、iDRAC 設定(Configuration)ユーティリティ(iDRAC 用)、または iDRAC 設定(Sett
RACADM を使用したファームウェアインベントリの表示 RACADM を使用してファームウェアインベントリを表示するには、getversion コマンドを使用します。 racadm getversion -l [-m ] [-f ] 詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンド ラインリファレンスガイド』を参照してください。 CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシインベントリレポートの 保存 シャーシインベントリレポートを保存するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで サーバー概要 に移動し、アップデート > サーバーコンポーネントのアップデート をクリックします。 サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。 2. インベントリの保存 をクリックします。 Inventory.
Lifecycle Controller のジョブ操作 次のような Lifecycle Controller 操作が可能です。 ● ● ● ● 再インストール ロールバック アップデート ジョブの削除 一度に実行できる操作は 1 種類のみです。サポートされていないコンポーネントとデバイスがインベントリの一部としてリストさ れる可能性がありますが、Lifecycle Controller 操作を許可しないでください。 Lifecycle Controller 操作を実行するには、以下が必要です。 ● CMC:サーバー管理者権限。 ● iDRAC:iDRAC の設定 権限および iDRAC へのログイン権限。 サーバーでスケジュールされた Lifecycle Controller 操作は、完了に 10~15 分かかる場合があります。このプロセスでは、ファームウ ェアのインストールが実行されるサーバーの再起動が数回行われ、これにはファームウェアの検証ステージも含まれます。この処理 の進行状況を、サーバーコンソールで表示することができます。サーバー上にアップデートの必要があるコンポーネントまたはデバ イスが複数あ
サーバーコンポーネントファームウェアのロールバック 1 つまたは複数のサーバー上の、選択されたコンポーネントまたはデバイスに以前インストールされたファームウェアの、ファーム ウェアイメージをインストールすることができます。ファームウェアイメージは、ロールバック 操作のために Lifecycle Controller 内 で使用可能です。これら機能の可用性は、Lifecycle Controller のバージョン互換性ロジックによって異なります。Lifecycle Controller はまた、以前のバージョンのアップデートが Lifecycle Controller によって行われたものとみなします。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェアのロールバック サーバーコンポーネントファームウェアバージョンを以前のバージョンにロールバックするには: 1.
5 シャーシ情報の表示とシャーシとコンポーネント の正常性状態の監視 以下の情報の表示と正常性の監視ができます。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● アクティブとスタンバイの CMC すべてのサーバーと個々のサーバー ストレージアレイ すべての IO モジュール(IOM)と個々の IOM ファン iKVM 電源装置(PSU) 温度センサー LCD アセンブリ トピック: • • • • • • • • • • • • • シャーシコンポーネント概要の表示 シャーシ概要の表示 シャーシコントローラの情報とステータスの表示 すべてのサーバーの情報および正常性ステータスの表示 個々のサーバーの正常性状態と情報の表示 ストレージアレイステータスの表示 すべての IOM の情報および正常性ステータスの閲覧 個々の IOM の情報と正常性状態の表示 ファンの情報と正常性状態の表示 iKVM の情報と正常性状態の表示 PSU の情報および正常性状態の表示 温度センサーの情報と正常性ステータスの表示 LCD の情報と正常性の表示 シャーシコンポーネント概要の表示 CMC ウェブインタフェースにログインすると、シャーシ
シャーシの正常性を表示するには、シャーシ概要 > プロパティ > 正常性 と移動します。そこでは、シャーシ、アクティブおよびス タンドバイ CMC、サーバーモジュール、IO モジュール(IMO)、ファン、iKVM、電源装置(PSU)、温度センサーおよび LCD アセン ブリの全体的な正常性ステータスが表示されます。各コンポーネントの詳細情報は、そのコンポーネントをクリックすると表示され ます。さらに、CMC ハードウェアログの最新イベントも表示されます。詳細は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 お使いのシャーシがグループリードとして設定されている場合は、ログイン後に グループの正常性 ページが表示されます。シャー シレベルの情報とアラートが表示されます。すべての重要および非重要アラートが表示されます。 シャーシの図解 上の図はシャーシの正面図、下の図は背面図です。サーバおよび LCD は正面図、残りのコンポーネントは背面図に示されています。 必要なコンポーネントの画像をクリックすると、コンポーネントを選択できます。選択されたコンポーネントは青色で示されます。 コンポーネントがシャーシにある場
表 15.
表 16.
シャーシ概要の表示 シャーシにインストールされたコンポーネントの概要を表示することができます。 シャーシ概要の情報を表示するには、シャーシ概要 > プロパティ > 概要 と移動します。 シャーシ概要 ページが表示されます。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 シャーシコントローラの情報とステータスの表示 シャーシコントローラの情報とステータスを表示するには、CMC ウェブインタフェースで、シャーシの概要 > シャーシコントロー ラ > プロパティ > ステータス と移動します。 シャーシコントローラのステータス ページが表示されます。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 すべてのサーバーの情報および正常性ステータスの表示 すべてのサーバーの正常性ステータスを表示するには、次のいずれかを実行します。 1.
すべての IOM の情報および正常性ステータスの閲覧 CMC ウェブインタフェースで IOM の正常性ステータスを閲覧するには、次のいずれかを実行します。 1. シャーシの概要 > プロパティ > 正常性 をクリックします。 シャーシの正常性 ページが表示されます。シャーシグラフィックス の下側のセクションには、シャーシの背面図が描写され、 IOM の正常性ステータスが表示されます。IOM の正常性ステータスは、IOM のサブグラフィックの色で示されます。カーソルを それぞれの IOM のサブグラフィックに置きます。テキストヒントは、IOM に関する追加情報を提供します。IOM のサブグラフ ィックをクリックすると、IOM の情報が右側に表示されます。 2.
iKVM の情報と正常性状態の表示 Dell M1000e サーバーシャーシのローカルアクセス KVM モジュールは Avocent 内蔵 KVM スイッチモジュールまたは iKVM と呼ばれ ます。 シャーシに関連した iKVM の正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 1. シャーシの概要 > > 正常性 と移動します。 シャーシの正常性 ページが表示されます。シャーシグラフィックスの下方のセクションには、シャーシの背面図と iKVM の正常 性状態が表示されます。iKVM の正常性ステータスは、iKVM サブグラフィックの色で示されます。カーソルを iKVM サブグラフ ィック上に移動すると、対応するテキストヒントまたは画面ヒントが表示されます。テキストヒントは、iKVM に関する追加情 報を提供します。iKVM サブグラフィックをクリックすると、iKVM 情報が右側に表示されます。 2.
6 CMC の設定 CMC では、リモート管理タスクを実行するために CMC プロパティの設定、ユーザーのセットアップ、およびアラートのセットア ップを行うことができます。 CMC の設定を始める前に、まず CMC ネットワーク設定を指定し、CMC がリモート管理できるようにする必要があります。この初 期設定によって、CMC へのアクセスを可能にするための TCP/IP ネットワークパラメータが割り当てられます。詳細については、 「CMC への初期アクセスのセットアップ」を参照してください。 ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC を設定できます。 メモ: 最初の CMC の設定を行う際は、リモートシステム上での RACADM コマンドの実行に root ユーザーとしてログインする 必要があります。CMC の設定権限を持つ別のユーザーを作成することもできます。 CMC を設定して基本的な設定が終わったら、以下を実行できます。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 必要に応じてネットワーク設定を変更します。 CMC にアクセスするインタフェースを設定します。 LED 表示を設定します。
• • • • • シャーシ構成プロファイル シャーシ設定プロファイルを使用した RACADM での複数の CMC の設定 構成ファイルを使用した RACADM での複数の CMC の設定 CMC セッションの表示と終了 ファンの拡張冷却モードの設定 CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変更 コミュニティ文字列や SMTP サーバー IP アドレスなどの LAN 設定は、CMC およびシャーシの外部設定に影響します。 シャーシに CMC が 2 つあり(アクティブとスタンバイ)、ネットワークに接続されている場合は、フェイルオーバーが生じた場合、 スタンバイ CMC は自動的にアクティブ CMC のネットワーク設定を引き継ぎます。 IPv6 が起動時に有効になると、3 つのルーターの要請が 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークのスイッチがスパニングツリー プロトコル(SPT)を実行している場合、外部スイッチポートが 12 秒超ブロックされ、IPv6 の要請が送信されます。このような場 合、ルーター広告が IPv6 ルーターによって送信されるまで、接続が制限される期間があります。 メモ: CMC
CMC IPv6 アドレス指定を有効 / 無効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIPv4Enable 1 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIPv4Enable 0 メモ: CMC IPv4 アドレス設定 はデフォルトで有効になっています。 CMC IPv6 アドレス指定を有効 / 無効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 1 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 0 メモ: CMC IPv6 アドレス指定はデフォルトで無効になっています。 IPv4 では、CMC はデフォルトで DHCP サーバーから自動的に CMC IP アドレスを要求して取得します。この機能を無効にして、 CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定できます。 IPv4 ネットワークで DHCP を無効にして、
IPv6 で DHCP を使用した DNS アドレスの取得機能を無効にして、プライマリとセカンダリ DNS サーバーの静的サーバーアドレス を指定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServersFromDHCP6 0 DNS の静的 IP アドレスの設定 メモ: 静的 DNS IP アドレス設定は、DNS アドレス機能が無効ではない場合は、有効ではありません。 IPv4 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 IPv6 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer
は 0(半二重)または 1(全二重、デフォルト)です。 racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicSpeed ここで、 は 10 または 100(デフォルト)です。 最大転送単位の設定(IPv4 と IPv6) 最大転送単位(MTU)プロパティでは、インタフェースを通して渡すことができるパケットの最大サイズ制限を設定できます。 MTU を設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningMtu ここで、 は 576~1500 の数値です(両端の値を含み、デフォルトは 1500)。 メモ: IPv6 では最低 1280 の MTU が必要です。IPv6 が有効で、cfgNetTuningMtu の値がこれよりも低い値に設定されている 場合、CMC は 1280 の MTU を使用します。 CMC ネットワークおよびログインセキュリティ設定の実 行 CMC の IP アドレスブロック機能およびユーザーブロ
● CMC アクセスからブロックする IP アドレスの範囲 ● CMC アクセスからブロックする IP 範囲マスク IP フィルタは、受信ログインの IP アドレスを指定された IP アドレス範囲と比較します。受信 IP アドレスからのログインは、以下 の両方が一致したときのみ許可されます。 ● cfgRacTuneIpRangeMask(ビットワイズ)および受信 IP アドレス ● cfgRacTuneIpRangeMask(ビットワイズ)および cfgRacTuneIpRangeAddr で指定された IP アドレス ● IP 範囲チェック機能を有効化するには、cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeEnable <0/1> ● CMC アクセスをブロックする IP アドレスの範囲を指定するには、 cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeAddr ● CMC アクセスをブロックする IP 範囲マスクを指定するには、 cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfg
3. 次に、外部シャーシ管理ネットワークの VLAN 優先順位を指定します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicVLanPriority の有効値は 0~7 です。デフォルトは 0 です。 たとえば、次のとおりです。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicVLanPriority 7 また、1つのコマンドで VLAN ID と VLAN 優先順位を指定できます。 racadm setniccfg -v たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -v 1 7 4.
CMC ウェブインタフェースを使用した FIPS モードの有効化 FIPS を有効にするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 をクリックします。 シャーシの正常性ページが表示されます。 2. メニューバーで ネットワークをクリックします。 ネットワーク設定 ページが表示されます。 3. 連邦情報処理標準(FIPS)セクションで、FIPS モードドロップダウンメニューから、有効化を選択してください。 FIPS を有効にするとリ CMC がデフォルト設定にリセットされることを通知するメッセージが表示をされます。 4.
メモ: 転送されるログエントリのネットワークトランスポートは UDP であるため、ログエントリが確実に配信されるという保 証もなければ、ログエントリが正常に受信されたかどうかを通知するフィードバックが CMC に送られることもありません。 CMC ウェブインタフェースを使用したサービスの設定 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC サービスを設定するには、次の手順を実行します。 1. シャーシの概要 へ移動し、ネットワーク > サービス をクリックします。サービス ページが表示されます。 2. 必要に応じて次のサービスを設定します。 ● ● ● ● ● ● ● CMC シリアルコンソール ウェブサーバー SSH Telnet リモート RACADM snmp リモート Syslog フィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3.
これらのオプションの詳細については、 『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3.
メモ: MCM が正しく機能するには、すべてのグループメンバーとリーダーシャーシで、デフォルトの HTTPS ポート(443) を使用する必要があります。 5. ユーザー名 フィールドに、そのメンバーシャーシのシャーシ管理者権限のあるユーザーの名前を入力します。 6. パスワード フィールドに、該当するパスワードを入力します。 7. 適用 をクリックします。 8.
メンバーシャーシまたはサーバーのウェブページの起動 グループ内のメンバーシャーシのウェブページ、サーバーのリモートコンソール、またはサーバー iDRAC のウェブページへのリンク は、リードシャーシのグループページから利用できます。メンバーデバイスにログインする際は、リードシャーシにログインすると きと同じユーザー名とパスワードを使用できます。メンバーデバイスのログイン資格情報が同じ場合には、重ねてログインする必要 はありません。同じでない場合は、メンバーデバイスのログインページにリダイレクトされます。 メンバーデバイスに移動するには、次の手順を実行します。 1. リードシャーシにログインします。 2. ツリー内で グループ:名前 を選択します。 3.
1. システムツリーで、グループ を選択します。 シャーシグループ正常性 ページが表示されます。 2. インベントリレポートの保存 をクリックします。 ファイルを開くか保存するかをたずねる ファイルのダウンロード メッセージボックスが表示されます。 3.
データフォーマット インベントリレポートは、Microsoft Excel などのさまざまなツールにインポートできるように、.CSV l ファイルフォーマットで生 成されます。インベントリレポートの.
メモ: 以下の場合、サーバーの USC、診断、OS ドライブ、RAID デバイス、NIC デバイスのファームウェアバージョンは表示 できません。 ● サーバーが第 10 世代の PowerEdge サーバーに属している。これらのサーバーは Lifecycle Controller をサポートしません。 ● サーバーは第 11 世代の PowerEdge サーバーに属しているが、iDRAC ファームウェアが Lifecycle Controller をサポートして いない。 ● メンバーシャーシの CMC ファームウェアバージョンがバージョン 4.45 より前である。この場合、サーバーが Lifecycle Controller をサポートしていても、このシャーシ内のサーバーのコンポーネントは全く表示されません。 証明書の取得 次の表に、ログインタイプに基づいた証明書のタイプを示します。 表 17.
● 自己署名証明書が失効している(30 日期間以内) 自己署名証明書では、共通名は
RACADM を使用した CSR の生成 CSR を生成するには、cfgRacSecurityData グループ内のオブジェクトを使用して値を指定し、sslcsrgen コマンドを使用し て CSR を生成します。詳細については、dell.
3. ファイルの選択 をクリックして、プライベートキーファイルと証明書ファイルを指定します。 4.
● ネットワーク共有上に保管されたプロファイルを適用、編集、削除またはエクスポートします。 シャーシ設定の保存 現在のシャーシの設定を、ネットワーク共有またはローカル管理ステーション上の XML ファイルに保存することができます。保存 できる設定には、CMC ウェブインタフェースと RACADM コマンドを使用して変更可能なすべてのシャーシのプロパティが含まれ ます。同一のシャーシ上に設定を復元するため、またはその他のシャーシを設定するために保存した XML ファイルを使用すること もできます。 メモ: サーバーおよび iDRAC の設定は、シャーシの設定と一緒に保存または復元されません。 現在のシャーシの設定を保存するには、次のタスクを実行します。 1. シャーシ設定プロファイル のページに移動します。保存およびバックアップ > 現在の設定の保存 のセクションで、プロファイ ル名 フィールドにプロファイルの名前を入力します。 メモ: 現在のシャーシ構成を保存する際は、標準 ASCII 拡張文字セットがサポートされています。 ただし 、次の特殊文字は 使用できません。 “、.、*、>、<、\、/、:、および
保存シャーシ設定プロファイルの表示 ネットワーク共有に保存されたシャーシ設定プロファイルを表示するには、シャーシ設定プロファイル ページに移動します。シャ ーシ設定プロファイル > 保存プロファイル のセクションで、プロファイルを選択して、 プロファイルの表示 の列で プロファイル の表示 をクリックします。設定の表示 ページが表示されます。表示される設定の詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参 照してください。 シャーシ設定プロファイルのインポート ネットワーク共有に保存されているシャーシ設定プロファイルをローカル管理ステーションにインポートすることができます。 リモートファイル共有に保存されているプロファイルを CMC にインポートするには、次のタスクを実行します。 1. [シャーシ設定プロファイル]ページに移動します。 [シャーシ設定プロファイル] > [保存プロファイル]のセクションで、 [プ ロファイルのインポート]をクリックします。 プロファイルのインポート セクションが表示されます。 2.
シャーシ設定プロファイルの削除 ネットワーク共有に保存されているシャーシ設定プロファイルを削除することができます。 シャーシ設定プロファイルを削除するには、次のタスクを実行します。 1. シャーシ設定プロファイル のページに移動します。シャーシ設定プロファイル > 保存プロファイル のセクションで、必要なプ ロファイルを選択して、プロファイルの削除 をクリックします。 プロファイルを削除すると選択したプロファイルが恒久的に削除されるという警告メッセージが表示されます。 2.
シャーシ設定プロファイルのインポート set コマンドを使用して、シャーシ設定プロファイルをネットワーク共有から別のシャーシへインポートすることができます。 1. CIFS ネットワーク共有から、シャーシ設定プロファイルをインポートするには、次のように入力します。 racadm set –f clone.xml –t xml –l //xx.xx.xx.xx/PATH –u USERNAME –p PASSWORDCMC 2. NFS ネットワーク共有から、シャーシ設定プロファイルをインポートするには、次のように入力します。 racadm set –f clone.xml –t xml –l xx.xx.xx.xx:/PATH リモート RACADM インタフェースを使用して、シャーシ設定プロファイルをネットワーク共有からインポートすることができます。 1. CIFS ネットワーク共有から、シャーシ設定プロファイルをインポートするには、次のように入力します。 racadm –r xx.xx.xx.xx –u USERNAMECMC –p PASSWORDCMC xx.xx.xx.
構成ファイルを使用した RACADM での複数の CMC の設 定 構成ファイルを使用すれば、RACADM を介して同一のプロパティの複数の CMC を構成することができます。 グループ ID と オブジェクト ID を使って特定の CMC カードをクエリすると、RACADM は取得した情報から racadm.cfg 設定ファイ ルを作成します。このファイルを 1 つ、または複数の CMC にエクスポートすることにより、お使いのコントローラを最短の時間で 同じプロパティに設定できます。 メモ: 一部の設定ファイルには、他の CMC にファイルをエクスポートする前に変更しなければならない固有の CMC 情報(静 的 IP アドレスなど)が含まれています。 1. 適切な設定を含むターゲット CMC に RACADM を使ってクエリします。 メモ: 生成される設定ファイルは myfile.cfg です。このファイル名は変更できます。.cfg ファイルにはユーザー パス ワードは含まれません。新しい CMC に .cfg ファイルをアップロードしたら、必ずすべてのパスワードを再度追加してく ださい。 2.
ます。ファイル全体に渡って構文の正確性が解析され、すべてのエラーが表示されます。.cfg ファイルにエラーが発見された場 合、書き込みコマンドは CMC に送信されません。ユーザーは、何らかの設定を行う前に、すべてのエラーを訂正する必要がありま す。 設定ファイルを作成する前にエラーをチェックするには、config サブコマンドで -c オプションを使用します。-c オプションを 使用すると、config は構文を確認するだけで、CMC への書き込みは行いません。 .cfg ファイルを作成するときは、次のガイドラインに従ってください。 ● パーサーがインデックス付けされたグループを見つけた場合、さまざまなインデックスの違いはアンカー付きオブジェクトの値 で示されます。 パーサーは、CMC からそのグループのすべてのインデックスを読み取ります。グループ内のオブジェクトは、CMC が設定され たときに修正されたものです。修正されたオブジェクトが新しいインデックスを表す場合、設定中に CMC にそのインデックス が作成されます。 ● ユーザーは .
章で定義されているようにグループ化されます。次の例は、グループ名、オブジェクト、およびオブジェクトのプロパティ値を 示しています。 [cfgLanNetworking] -{group name} cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object name} {object value} ● すべてのパラメータは、「object」、「=」、または「value」の間に空白を入れず、「object=value」のペアとして指定されます。値の後 ろにある空白は無視されます。値文字列内の空白は未変更のままとなります。「=」の右側の文字はすべてそのまま使用されま す(たとえば、2 番目の「=」、または「#」、「[」、「]」など)。これらの文字は、有効なモデムチャットスクリプト文字です。 [cfgLanNetworking] -{group name} cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object value} ● .
例: # # Object Group "cfgLanNetworking" # [cfgLanNetworking] cfgNicIpAddress=192.168.2.110 cfgNicGateway=192.168.2.1 このファイルは次のように更新されます。 # # Object Group "cfgLanNetworking" # [cfgLanNetworking] cfgNicIpAddress=192.168.1.143 # comment, the rest of this line is ignored cfgNicGateway=192.168.1.1 コマンド racadm config -f .cfg はファイルを解析し、行番号によってすべてのエラーを識別します。正しいファ イルは適切なエントリをアップデートします。また、前の例で示されたのと同じ getconfig コマンドを使用して、更新を確認す ることもできます。 このファイルを racadm getconfig -f .
● ECM 機能を有効にすると、取り付けられているブレードに対して、従来世代の M1000e ファンよりも優れた冷却能力を発揮し ます。 ● ECM 機能が無効の場合は、同じ電力で従来世代の M1000e ファンと同等の冷却能力を発揮します。 ECM モードの使用が推奨されるのは、次のような場合です。 ● ブレードサーバーの構成に高熱設計電力(TDP)プロセッサが含まれている場合。 ● パフォーマンスが非常に重要な作業負荷。 ● 吸気温度が 30°C(86°F)を超えるシステムの導入環境。 , メモ: 拡張冷却モード(ECM)では、新世代のファンは、現在世代の M1000e シャーシのファンに比べ、より優れた冷却能力を 発揮します。この強化された冷却機能は常に必要なわけではなく、騒音の増大(システムからの音が最大 40% 大きくなりま す)と、システムのファン電力の増大という代償を伴います。特定のシャーシに必要な冷却力に基づいて、ECM 機能を有効ま たは無効にすることができます。 デフォルトでは、シャーシの ECM 機能は無効になっています。ECM を有効または無効にする操作は、CMC のログに記録されま
RACADM を使用したファンの拡張冷却モードの設定 ファンの拡張冷却モードを有効にし、設定するには、cfgThermal グループ以下の、次の RACADM オブジェクトを使用します。 cfgThermalEnhancedCoolingMode たとえば、ECM モードを有効にするには、以下を使用します。 racadm config –g cfgThermal –o cfgThermalEnhancedCoolingMode 1 エラーが発生した場合は、エラーメッセージが表示されます。拡張冷却モードオプションのデフォルト値は、無効(0)です。この 値は racresetcfg コマンドが発行されると無効(0)に設定されます。 現在の ECM モードを表示するには、以下を使用します。 racadm getconfig –g cfgThermal 現在の ECM モードの状態を表示するには、以下を使用します。 racadm getfanreqinfo [Enhanced Cooling Mode] Enhanced Cooling Mode(ECM) Status = Disabled 詳細については、dell
7 サーバーの設定 サーバーでは、次の設定を実行することができます。 ● ● ● ● ● ● ● スロット名の設定 iDRAC ネットワークの設定 iDRAC VLAN タグの設定 最初の起動デバイスの設定 サーバー FlexAddress の設定 リモートファイル共有の設定 サーバークローンを使用した BIOS の設定 トピック: • • • • • • • スロット名の設定 iDRAC ネットワークの設定 iDRAC VLAN タグの設定 最初の起動デバイスの設定 サーバーでの FlexAddress の設定 リモートファイル共有の設定 サーバー設定複製を使用したプロファイル設定の実行 スロット名の設定 スロット名は個々のサーバの識別に使用します。スロット名を選択する場合は、次のルールが適用されます。 ● 名前には、非拡張 ASCII 文字(ASCII コード 32~126)を最大 24 文字含めることができます。また、標準文字や特殊文字も使用 できます。 ● スロット名は、シャーシ内で一意である必要があります。2 つのスロットが同じ名前を持つことはできません。 ● 文字列は、アルファベットの大文
CMC ウェブインタフェースを使用してスロット名を編集するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで、シャーシ概要 > サーバ概要 と移動し、セットアップ > スロット名 をクリックします。スロット名 ページが 表示されます。 2. スロット名 フィールドで、スロット名を編集します。名前を変更したい各スロットで、この手順を繰り返します。 3. サーバのホスト名をスロット名として使用するには、スロット名にホスト名を使用 オプションを選択します。このオプション によって、サーバのホスト名(もしくはシステム名)がある場合は、その名前が静的スロットと入れ替わります。 メモ: スロット名にホスト名を使用 を使用するには、サーバに OMSA エージェントをインストールする必要があります。 OMSA エージェントの詳細については、『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。 4.
表 18.
表 18. QuickDeploy 設定 (続き) 設定 説明 メモ: サブネットマスクとゲートウェイは、IP アドレスのように増加しません。 たとえば、開始 IP アドレスが 192.168.0.250、サブネットマスクが 255.255.0.0 の 場合は、スロット 15 の QuickDeploy IP アドレスは 192.168.0.265 です。開始 IP アドレ ス、予約 IP アドレス、サブネットマスクの値のフィールドを設定し、組み合わせによっ てサブネット外の IP アドレスが生成されるようにした場合、[QuickDeploy 設定の保存] または[QuickDeploy 設定を使用した自動入力]をクリックすると、「QuickDeploy IP address range is not fully within QuickDeploy Subnet」というエラー メ ッセージが表示されます。たとえば、開始 IP が 192.168.1.245、予約 IP アドレスが 16、サブネット マスクが 255.255.255.
QuickDeploy 設定を iDRAC ネットワーク設定 セクションにコピーするには、QuickDeploy 設定を使用して自動入力する をクリ ックします。QuickDeploy ネットワーク構成設定が、 iDRAC ネットワーク構成設定 テーブルの対応するフィールドにコピーされ ます。 メモ: QuickDeploy フィールドへの変更は即座に反映されますが、iDRAC サーバー ネットワークの 1 つ以上の設定を変更した 場合は、CMC から iDRAC に反映されるまでに数分かかることがあります。[更新]のクリックが早すぎると、1 台以上の iDRAC サーバーで、データが部分的にしか正しく表示されないことがあります。 サーバーに対する QuickDeploy IP アドレス割り当て この図は、M1000e シャーシ内にフルハイトサーバーが 8 台搭載されているときのサーバーに対する QuickDeploy IP アドレス割り当 てを示しています。 次の図は、M1000e シャーシ内にハーフハイトサーバーが 16 台搭載されているときのサーバーに対する QuickDeploy IP アドレス割
1. システム ツリーで[サーバー概要]に移動し、次に[iDRAC の > セットアップ]をクリックします。 [iDRAC の導入]ページが 表示されます。 [iDRAC ネットワーク設定]セクションには、設置されているサーバーすべての iDRAC DNS 名、IPv4、IPv6 ネッ トワーク設定がリストされます。 2. サーバーの必要に応じて、iDRAC ネットワーク設定を変更します。 メモ: IPv4 または IPv6 設定を指定するには、 [LAN の有効化]オプションを選択する必要があります。各フィールドの詳細 については、CMC のオンライン ヘルプを参照してください。 3.
RACADM を使用した iDRAC VLAN タグの設定 ● 次のコマンドで、特定のサーバーの VLAN ID と優先順位を指定します。 racadm setniccfg -m server- -v の有効値は 1~16 です。 に指定できる値は 1~4000、および 4021~4094 の範囲の数値です。デフォルトは 1 です。 の有効値は 0~7 です。デフォルトは 0 です。 たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m server-1 -v 1 7 たとえば、次のとおりです。 ● サーバー VLAN を削除するには、指定したサーバーのネットワークの VLAN 機能を無効にします。 racadm setniccfg -m server- -v の有効値は 1~16 です。 たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m server-1 -v 最初の起動デバイスの設定 各サーバーについて、CMC の最初の起動デバイスを指定できます
表 19.
RACADM を使用した最初の起動デバイスの設定 最初の起動デバイスを設定するには、cfgServerFirstBootDevice オブジェクトを使用します。 デバイスで 1 度だけ起動することを有効にするには、cfgServerBootOnce オブジェクトを使用します。 これらのオブジェクトの詳細については、dell.
● すべての設定 — このバージョンには、サーバーとサーバー上のコンポーネントのすべての設定が含まれます。これらのプロファ イルは、次のサーバーから生成されます。 ○ CMC バージョン 4.45、およびバージョン 1.1 以降の iDRAC with Lifecycle Controller 2 を搭載した第 12 世代サーバー ○ CMC バージョン 5.0、および iDRAC with Lifecycle Controller 2.00.00.00 以降を搭載した第 13 世代サーバー サーバー設定複製機能は iDRAC 以降のサーバーをサポートします。古い世代の RAC サーバーがリストされますが、メインページでは グレー表示になり、この機能の使用は有効になりません。 サーバー設定複製機能を使用するには、以下が必要です。 ● iDRAC が必要最低限のバージョンになっている。iDRAC サーバーでは少なくともバージョン 3.2 および 1.00.
プロファイルの追加または保存 サーバーのプロパティをコピーする前に、まずプロパティを保存プロファイルにキャプチャします。保存プロファイルを作成して、 各プロファイルに名前および説明(オプション)を入力します。CMC 不揮発性拡張ストレージメディアには、最大 16 の保存プロ ファイルを保存することができます。 メモ: リモート共有を使用できる場合は、CMC 拡張ストレージおよびリモート共有を使用して、最大 100 個のプロファイルを保 存できます。詳細については、「CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の設定」を参照してください。 不揮発性ストレージメディアを取り外したり無効にすると、保存プロファイルへのアクセスが妨げられ、サーバー設定機能が無効に なります。 プロファイルを追加または保存するには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページに進みます。サーバープロファイル セクションで、プロファイルの生成元となるサーバーを選択 し、プロファイルの保存 をクリックします。 プロファイルの保存 セクションが表示されます。 2.
メモ: サーバー設定複製操作をサーバーで実行するには、サーバーに対する CSIOR オプションが有効になっている必要があり ます。CSIOR オプションが無効の場合、CSIOR がサーバーに対して有効になっていないという警告メッセージが表示されま す。ブレードのクローニング操作を完了するためには、サーバーで CSIOR オプションを有効化するようにしてください。 4. OK をクリックして、選択したサーバーにプロファイルを適用します。 選択したプロファイルがサーバーに適用され、サーバーは必要に応じて直ちに再起動される場合があります。詳細については、 『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 関連タスク サーバープロファイルページへのアクセス 、p. 111 プロファイルのインポート 管理ステーションに保存されたサーバープロファイルを、CMC にインポートすることができます。 リモートファイル共有に保存されたプロファイルをインポートするには、次の手順を実行します。 1.
プロファイルの編集 CMC 不揮発性メディア(SD カード)に保存されたサーバープロファイルの名前と説明、またはリモート共有に保存されたサーバー プロファイルの名前を編集することができます。 保存されたプロファイルを編集するには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページに移動します。保存されたプロファイル セクションで必要なプロファイルを選択してから、プロ ファイルの編集 をクリックします。 サーバープロファイルの編集 — <プロファイル名> セクションが表示されます。 2. 必要に応じてサーバープロファイルの名前と説明を編集し、プロファイルの保存 をクリックします。 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 プロファイルの削除 CMC 不揮発性メディア(SD カード)またはネットワーク共有に保存されたサーバープロファイルを削除することができます。 保存されたプロファイルを削除するには、次の手順を実行します。 1.
ー設定操作が送信された日時、および設定ログメッセージの説明が表示されます。ログエントリは、RAC ログでも使用できます。 その他の使用可能エントリを表示するには、プロファイルログに移動 をクリックします。プロファイルログ ページが表示されま す。詳細に関しては、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: PowerEdge M4110 サーバーの操作と関連するログレポートの詳細については、EqualLogic のマニュアルを参照してくださ い。 完了ステータス、ログ表示、およびトラブルシューティング 適用済みのサーバープロファイルの完了状態をチェックするには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページで、 最近のプロファイルログ セクションから実行済みジョブのジョブ ID(JID)を書き取ります。 2. システムツリーで、サーバー概要 に移動して トラブルシューティング > Lifecycle Controller ジョブ をクリックします。ジョブ 表で同じ JID を探します。 3.
メモ: ● サーバーがスロットに挿入されているときにアクセスできないネットワーク共有上に割り当てられたプロファイルがある 場合は、割り当てられたプロファイルがスロット に対して使用可能ではないというメッセージが LCD に表示されま す。 ● ネットワーク共有がマウントされており、アクセス可能な場合に限り、ネットワーク共有 オプションが有効化され、保存 プロファイル に詳細が表示されます。ネットワーク共有が接続されていない場合、シャーシにはネットワーク共有を設定し ます。ネットワーク共有を設定するには、保存プロファイル セクションの 編集 をクリックします。詳細については、「CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の設定」を参照してください。 起動 ID プロファイル CMC ウェブインタフェースの 起動 ID プロファイル ページにアクセスするには、システムツリーで、シャーシ概要 > サーバー概要 に移動します。セットアップ > プロファイル をクリックします。サーバープロファイル ページが表示されます。サーバープロフ ァイル のページで、起動 ID プロファイル をクリックします。
3. ベースプロファイル名 と プロファイルの数 のフィールドでは、保存するプロファイルの名前とプロファイルの数を入力しま す。 メモ: 起動 ID プロファイルの保存時には、標準 ASCII 拡張文字セットがサポートされますが、次の特殊文字は使用できませ ん。 )、“、.、*、>、<、\、/、:、|、#、?、および , 4.
メモ: このオプションは、いずれかのサーバーが選択されており、その選択されたサーバーに起動 ID プロファイルが適用さ れている場合にのみ有効になります。 2. ID のクリア をクリックします。 3.
● 0E:00:00:00:00:00 - FE:FF:FF:FF:FF:FF CMC ウェブインタフェースを使って、仮想 MAC アドレスの管理 オプションを表示するには、システムツリーで シャーシの概要 > サーバーの概要 に移動します。設定 > プロファイル > 起動 ID プロファイル の順にクリックします。仮想 MAC アドレスプールの 管理 セクションが表示されます。 メモ: 仮想 MAC アドレスは、ネットワーク共有の vmacdb.xml ファイル内で管理されます。 非表示のロックファイル (.vmacdb.lock)が、ネットワーク共有に対して、削除または追加され、複数のシャーシからの起動 ID 操作が順序化されま す。 MAC プールの作成 CMC ウェブインタフェースにある 仮想 MAC アドレスプールの管理 を使用して、ネットワーク内に MAC プールを作成することが できます。 メモ: MAC プールの作成 セクションは、ネットワーク共有上に MAC アドレスデータベース(vmacdb.
MAC アドレスの非アクティブ化 CMC ウェブインタフェースの MAC アドレスの非アクティブ化 オプションを使用して、アクティブになっている MAC アドレスを 非アクティブ化することができます。 メモ: サーバーが ID のクリア 処置に反応していない場合、または MAC アドレスがいずれのサーバーでも使用されていない場合 にのみ、MAC アドレスの非アクティブ化 のオプションを使用してください。 ネットワーク共有から MAC アドレスを削除するには次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル > 仮想 MAC アドレスプールの管理 のセクションで、非ア クティブ化したいアクティブな MAC アドレスを選択します。 2.
サーバーステータス ページからの iDRAC の起動 各サーバーに対する iDRAC 管理コンソールを起動するには: 1. システムツリーで サーバーの概要 を展開します。すべてのサーバー(1~16)が展開された サーバー リストに表示されます。 2. iDRAC Web インタフェースを起動するサーバーをクリックします。 サーバーステータス ページが表示されます。 3. iDRAC GUI の起動 をクリックします。iDRAC Web インタフェースが表示されます。 CMC ウェブインタフェースからのリモートコンソールの起動 サーバーでキーボード - ビデオ - マウス(KVM)セッションを直接起動できます。リモートコンソール機能は、次の条件がすべて満 たされた場合のみサポートされます。 ● ● ● ● ● ● シャーシに電源が入っている。 iDRAC をサポートするサーバー。 サーバーの LAN インタフェースが有効である iDRAC のバージョンが 2.
8 アラートを送信するための CMC の設定 管理下システムで発生した特定のイベント用にアラートおよび処置を設定することができます。システムコンポーネントの状態が 事前定義された状態を超過すると、イベントが発生します。イベントがイベントフィルタに一致し、そのフィルタをアラートメッ セージ(電子メールアラートまたは SNMP トラップ)を生成するように設定した場合、アラートが 1 つ、または複数の設定済みの宛 先に送信されます。 アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。 1. 2. 3. 4. グロ-バルシャーシイベントアラートを有効にします。 オプションで、アラートが生成されるべきイベントを選択することができます。 電子メールアラートまたは SNMP トラップ設定を行います。 拡張シャーシログ機能を有効にします。 関連概念 アラートの有効化または無効化 、p. 122 アラートの宛先設定 、p.
アラートの宛先設定 管理ステーションは、シンプル ネットワーク 管理プロトコル(SNMP)を使用して CMC からデータを受信します。 IPv4 および IPv6 アラートの宛先設定、E-メール設定、SMTP サーバー設定を行い、これらの設定をテストすることができます。 E-メールアラートまたは SNMP トラップ設定を行う前に、 シャーシ設定システム管理者 権限があることを確認してください。 関連概念 SNMP トラップアラート送信先の設定 、p. 123 電子メールアラートの設定 、p. 125 SNMP トラップアラート送信先の設定 SNMP トラップを受信する IPv6 または IPv4 アドレスを設定できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した SNMP トラップアラート送信先の設定 CMC ウェブインタフェースを使用して IPv4 または IPv6 アラート宛先を設定するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーでシャーシ概要に移動し、アラート > トラップ設定をクリックします。 シャーシイベントアラート送信先 ページが表示されます。 2.
3. アラートが生成されるべきイベントを指定します。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask ここで、 は 0x0 ~ 0xffffffff の 16 進値です。 マスク値を得るには、科学計算用電卓を 16 進モードで使い、 キーで各マスクの第 2 値(1、2、4、...)を追加します。 たとえば、バッテリプローブ警告(0x2)、電源装置エラー(0x1000)、KVM エラー(0x80000)用トラップ警告を有効にするに は、2 1000 80000 を入力して <=> キーを押します。 結果の 16 進値は 81002 で、RACADM コマンドのマスク値は 0x81002 です。 表 20.
5. トラップアラートの送信先 IP アドレスを指定します。 racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr -i ここで、 は有効な IP アドレスで、 は手順 4 で指定したインデックス値です。 6.
RACADM を使用した電子メールアラートの設定 RACADM を使用して電子メールアラートの送信先にテスト電子メールを送信するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2. アラートの生成を有効にします。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1 メモ: SNMP と電子メールアラートの両方とも、設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。フィルタマスクを既に設定し ている場合は、手順 3 を省略することができます。 3.
9 ユーザーアカウントと権限の設定 特定の権限(ロールベースの権限)を持つユーザーアカウントをセットアップし、CMC を使用してシステムを管理したり、システ ムセキュリティを維持したりできます。デフォルトで、iDRAC7 はローカル管理者アカウントで設定されています。デフォルトユー ザー名は root で、パスワードは calvin です。管理者として、他のユーザーが CMC にアクセスすることを許可するユーザーアカウン トをセットアップできます。 最高 16 のローカルユーザーをセットアップ、または Microsoft Active Directory や LDAP などのディレクトリサービスを使用して、追 加のユーザーアカウントをセットアップできます。ディレクトリサービスは、認証されたユーザーアカウントを管理するための一元 管理地点を提供します。 CMC は、関連付けられた権限の一連を持つユーザーへの役割ベースのアクセスをサポートします。役割は、管理者、オペレータ、 読み取り専用、またはなしです。これらは、利用可能な最大権限を定義します。 関連概念 ユーザーのタイプ 、p.
表 21.
表 21.
表 22. CMC グループ権限 (続き) ユーザーグループ 特権 カスタム 次の権限を任意の組み合わせで選択します。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● なし CMC ログインユーザー シャーシ設定システム管理者 ユーザー設定システム管理者 ログのクリアシステム管理者 シャーシ制御システム管理者(電源コマンド) Server Administrator テストアラートユーザー デバッグコマンドシステム管理者 ファブリック A システム管理者 ファブリック B システム管理者 ファブリック C システム管理者 権限の割り当てなし 表 23.
ローカルユーザーの設定 CMC では、特定のアクセス権限を持つローカルユーザーを最大 16 人設定できます。CMC ユーザーを作成する前に、現在のユーザー が存在するかどうかを確認してください。これらのユーザーには、ユーザー名、パスワード、および権限付きの役割を設定できま す。ユーザー名とパスワードは、CMC でセキュア化された任意のインタフェース(つまり、ウェブインタフェース、RACADM、ま たは WS-MAN)を使用して変更できます。 CMC ウェブインタフェースを使用したローカルユーザーの設定 ローカル CMC ユーザーを追加して設定するには、次の手順を実行します。 メモ: CMC ユーザーを作成するには、ユーザーの設定 権限が必要です。 1. システムツリーで、シャーシ概要 へ移動し、ユーザー認証 > ローカルユーザー をクリックします。 ユーザー ページが表示されます。 2.
ません。新規ユーザーは最初の使用可能なインデックスに追加されます。この動作は、メイン CMC と同じ設定での第 2 の CMC の 設定におけるより優れた柔軟性を可能にします。 RACADM を使用した CMC ユーザーの追加 新しいユーザーを CMC 設定に追加するには、次の手順を実行します。 1. ユーザー名を設定します。 2. パスワードを設定します。 3. ユーザー権限を設定します。ユーザー権限の詳細については、 「ユーザーのタイプ」を参照してください。 4.
2. 新しいユーザー名とパスワードで次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i メモ: 特定のユーザー権限に対して有効なビットマスク値のリストについては、dell.
標準グループオブジェクトは、Active Directory では役割グループとして使用されます。CMC アクセスを持つユーザーは、役割グル ープのメンバーです。このユーザーに特定の CMC へのアクセスを与えるには、その特定 CMC に役割グループ名およびドメイン名 を設定する必要があります。役割および権限のレベルは、Active Directory ではなく、各 CMC で定義されます。各 CMC には最大 5 つまで役割グループを設定できます。次の表は、デフォルトの役割グループの権限を示します。 表 24.
● Active Directory の有効化、ルートドメイン名、およびタイムアウト値の入力。 ● ドメインコントローラとグローバルカタログの検索を直接呼び出す場合は、検索する AD サーバーの検索(オプション) オ プションを選択して、ドメインコントローラとグローバルカタログの詳細を指定します。 4. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 メモ: 続行する前に、設定を適用する必要があります。設定を適用しない場合、次のページへ移動したときに設定が失われ ます。 5. 標準スキーマの設定 セクションで、役割グループ をクリックします。役割グループの設定 ページが表示されます。 6. 役割グループのグループ名、ドメイン、および権限を指定します。 7. 適用 をクリックして役割グループ設定を保存し、ユーザー設定ページに戻る をクリックします。 8.
● CMC で DHCP が無効になっている場合や、手動で DNS の IP アドレスを入力する場合は、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 0 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 拡張スキーマ Active Directory の概要 拡張スキーマソリューションを使用する場合は、Active Directory スキーマの拡張が必要です。 Active Directory スキーマ拡張 Active Directory データは、属性とクラスの分散データベースです。Active Directory スキーマには、データベースに追加または挿入す るデータタイプを決定する規則があります。データベースに格納されるクラスの一例として、ユー
図 8.
5. グループ 1 を関連オブジェクト 1(A01)のメンバ、特権 1 を A01 の特権オブジェクトとして、RAC1 と RAC2 を A01 の RAC デバ イスとして追加します。 6. ユーザー 3 を関連オブジェクト 2(A02)のメンバ、特権 2 を A02 の特権オブジェクト、RAC2 を A02 の RAC デバイスとして追 加します。 下の図に、複数ドメインの Active Directory オブジェクトの例を示します。このシナリオでは、CMC が 2 つ(RAC1 と RAC2)と、 既存の Active Directory ユーザーが 3 つ(ユーザー 1、ユーザー 2、ユーザー 3)あるとします。ユーザー 1 はドメイン 1 に存在し、ユー ザー 2 とユーザー 3 はドメイン 2 に存在しています。このシナリオでは、ユーザー 1 とユーザー 2 に両方の CMC へのシステム管理 者特権を持つように設定し、ユーザー 3 に RAC2 カードへのログイン特権を持つようにします。 図 10.
関連タスク CMC ウェブインタフェースを使用した拡張スキーマの Active Directory の設定 、p. 144 RACADM を使用した拡張スキーマの Active Directory の設定 、p.
表 26. :dellRacDevice クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.1 説明 Dell RAC7 デバイスを表します。Active Directory では、RAC7 は delliDRACDevice として設定される必要があります。こ の設定によって、CMC から Active Directory に Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)クエリを送信できるよう になります。 クラス の種類 構造体クラス SuperCla dellProduct sses 属性 dellSchemaVersion dellRacType 表 27. :delliDRACAssociationObject クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.
表 30. :dellProduct クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.5 説明 すべての Dell 製品が派生するメインクラス。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses コンピュータ 属性 dellAssociationMembers 表 31. :Active Directory スキーマに追加された属性のリスト 割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 属性:dellPrivilegeMember FALSE 説明:この属性に属する dellPrivilege オブジェクトのリスト。 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.1 識別名:(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.
表 31. :Active Directory スキーマに追加された属性のリスト (続き) 割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.10 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsDebugCommandAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスのデバッグコマンドシステム管理者権限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.11 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellSchemaVersion TRUE 説明:現在のスキーマバージョンを使用してスキーマをアップデートします。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.12 大文字小文字を区別しない文字列(LDAPTYPE_CASEIGNORESTRING 1.2.840.113556.1.4.
● ● ● ● RAC デバイスオブジェクトの作成 権限オブジェクトの作成 関連オブジェクトの作成 関連オブジェクトへのオブジェクトの追加 関連概念 関連オブジェクトへのオブジェクトの追加 、p. 144 関連タスク RAC デバイスオブジェクトの作成 、p. 143 権限オブジェクトの作成 、p. 143 関連オブジェクトの作成 、p. 143 RAC デバイスオブジェクトの作成 RAC デバイスオブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 1. コンソールのルート(MMC)ウィンドウでコンテナを右クリックします。 2. 新規 > Dell リモート管理オブジェクト を選択します。 新規オブジェクト ウィンドウが表示されます。 3. 新しいオブジェクトの名前を入力します。名前は、「CMC ウェブインタフェースを使用した拡張スキーマの Active Directory の 設定」で入力した CMC 名と同じである必要があります。 4.
関連オブジェクトへのオブジェクトの追加 関連オブジェクトプロパティ ウィンドウを使用すると、ユーザーまたはユーザーグループ、権限オブジェクト、および RAC デバイ スまたは RAC デバイスグループを関連付けることができます。お使いのシステムが Microsoft Windows 2000 以降のモードで稼働 している場合は、ユニバーサルグループを使って、ユーザーまたは RAC オブジェクトでドメインをスパンします。 ユーザーおよび RAC デバイスのグループを追加できます。デル関連グループとデルに関連しないグループを作成する手順は同じで す。 関連タスク ユーザーまたはユーザーグループの追加 、p. 144 権限の追加 、p. 144 RAC デバイスまたは RAC デバイスグループの追加 、p. 144 ユーザーまたはユーザーグループの追加 ユーザーまたはユーザーグループを追加するには、次の手順を実行します。 1. 関連オブジェクト を右クリックし、プロパティ を選択します。 2. ユーザー タブを選択して、追加 を選択します。 3.
メモ: コンマ区切りのドメインコントローラまたはグローバルカタログサーバーのリストを指定できます。CMC では、最 大 3 個の IP アドレスまたはホスト名を指定できます。 メモ: ドメインコントローラまたはグローバルカタログサーバーが、すべてのドメインとアプリケーションに対して正し く設定されていない場合は、既存のアプリケーション / ドメインの動作中に予期しない結果が生成される可能性があり ます。 4. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 メモ: 先に進む前に、設定を適用する必要があります。設定を適用しない場合、次のページへ移動したときに設定が失われ ます。 5. 拡張スキーマ設定 セクションで、CMC デバイス名およびドメイン名を入力します。 6.
オプション:DNS サーバーから返されたサーバーを使用せずに、LDAP またはグローバルカタログサーバーを指定してユーザー名 を検索する場合は、次の サーバーの指定 オプションを有効にします。 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADSpecifyServerEnable 1 メモ: サーバーの指定 オプションを使用すると、認証局の署名付き証明書が、指定したサーバーの名前と照合されません。 IP アドレスだけでなくホスト名も入力できるため、CMC システム管理者にとっては特に便利です。 サーバーの指定 オプションを有効にした後、サーバーの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)で LDAP サーバーとグ ローバルカタログを指定できます。FQDN はサーバーのホスト名とドメイン名で構成されます。 LDAP サーバーを指定するには次のように入力します。 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADDomainController グローバルカタ
次の図は、汎用 LDAP を伴う CMC の設定を示しています。 図 11. 汎用 LDAP を伴う CMC の設定 汎用 LDAP ディレクトリを設定した CMC へのアクセス CMC の汎用 LDAP 実装では、ユーザーにアクセスを許可する際に、ユーザー認証とユーザー承認の 2 段階が行われます。 LDAP ユーザーの認証 一部のディレクトリサーバーでは、特定の LDAP サーバーに対して検索を行う前にバインドが必要です。 ユーザーを認証するには、次の手順を実行します。 1. オプションでディレクトリサービスにバインドします。デフォルトは匿名バインドです。 メモ: Windows ベースのディレクトリサーバーでは、匿名ログインは許可されません。そのため、バインド DN の名前とパ スワードを入力します。 2. ユーザーログインに基づいてユーザーを検索します。デフォルトの属性は uid です。 複数のオブジェクトが検出された場合、プロセスはエラーを返します。 3.
同じページに、標準スキーマ用に設定される設定が表示されます。 3. 以下を指定します。 メモ: さまざまなフィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 ● 共通設定 ● LDAP で使用するサーバー: ○ 静的サーバー — FQDN または IP アドレスおよび LDAP ポート番号を指定します。 ○ DNS サーバー — DNS 内で SRV レコードを検索して、LDAP サーバーのリストを取得するための DNS サーバーを指定しま す。 次の DNS クエリが SRV レコードに対して実行されます。 _[Service Name]._tcp.[Search Domain] ここで、 は、クエリ内で使用するルートレベルドメインで、 はクエリ内で使用 するサービス名です。 たとえば、次のとおりです。 _ldap._tcp.dell.com ここで、ldap はサービス名、dell.com は検索ドメインです。 4.
オプションとして、DNS サーバーで SRW 記録のクエリを行うように CMC を設定できます。cfgLDAPSRVLookupEnable プロパ ティが有効の場合、cfgLDAPServer プロパティは無視されます。SRV レコードに対して DNS を検索する場合は、次のクエリが 使用されます。 _ldap._tcp.domainname.com 上記のクエリの ldap は、cfgLDAPSRVLookupServiceName プロパティです。 cfgLDAPSRVLookupDomainName は、domainname.com に設定されます。 RACADM オブジェクトの詳細については、dell.
10 シングルサインオンまたはスマートカードログ イン用 CMC の設定 本項は、Active Directory ユーザーのスマートカードログインおよびシングルサインオン(SSO)ログイン用の CMC 設定に関する情 報を提供します。 CMC バージョン 2.
クライアントシステム ● Smart Card でログインする場合は、クライアントシステムには Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能なプログラムが必要です。 詳細は、www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID= 32BC1BEEA3F9-4C13-9C99-220B62A191EE&displaylang=en を参照してください。 ● シングルサインオンまたは Smart Card ログインでは、クライアントシステムは Active Directory ドメインと Kerberos 領域の一 部である必要があります。 CMC ● CMC にはファームウェアバージョン 2.
メモ: cmcname.domainname.
Active Directory ユーザーに対する CMC SSO またはスマ ートカードログインの設定 CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して、 CMC SSO またはスマートカードログインを設定することができます。 関連タスク シングルサインオンまたはスマートカードログインの前提条件 、p. 151 Keytab ファイルのアップロード 、p. 153 ウェブインタフェースを使用した Active Directory ユーザーの CMC SSO またはスマートカードログインの設定 CMC での Active Directory SSO またはスマートカードログインを設定するには、次の手順を実行します。 メモ: オプションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 1.
RACADM を使用した Active Directory ユーザー用 CMC SSO ログイン またはスマートカードログインの設定 SSO を有効にするには、Active Directory の設定中に実行する手順への追加として、次のコマンドを実行します。 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADSSOEnable 1 スマートカードログインを有効にするには、Active Directory の設定中に実行する手順への追加として、次のオブジェクトに従いま す。 ● cfgSmartCardLogonEnable ● cfgSmartCardCRLEnable 154 シングルサインオンまたはスマートカードログイン用 CMC の設定
11 CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定 する方法 本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能について、およびコン ソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説明します。コマンドラインコンソールを介し た CMC での RACADM コマンドの使用方法については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマ ンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 関連タスク シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン 、p.
CMC での Telnet コンソールの使用 CMC では、Telnet セッションを 4 つまで同時に行うことができます。 管理ステーションで Microsoft Windows XP または Windows 2003 を実行している場合は、CMC Telnet セッションで文字の問題が発 生することがあります。この問題により、ログイン時にフリーズして return キーが反応しなかったり、パスワードのプロンプトが 表示されなかったりする場合があります。 この問題を解決するには、support.microsoft.
表 33.
Windows を実行するシステム用の公開キーの生成 アカウントを追加する前に、SSH 経由で CMC にアクセスするシステムからの公開キーが必要になります。公開 / 秘密キーペアを 生成する方法には、Windows を実行しているクライアントの PuTTY キー生成アプリケーションを使用する方法と、Linux を実行し ているクライアントの ssh-keygen CLI を使用する方法の 2 つの方法があります。 このセクションでは、両方のアプリケーションについて、公開 / 秘密キーのペアを生成する手順を簡単に説明します。これらのツ ールの詳細な使用方法については、アプリケーションヘルプを参照してください。 PuTTY Key Generator を使用して、Windows クライアントを実行しているシステム用の基本キーを作成するには、次の手順を実行し ます。 1. アプリケーションを起動し、生成するキーの種類として SSH-2 RSA を選択します(SSH-1 はサポートされていません)。 2.
キーを一度に 1 つずつ表示するには、all を数字の 1~6 に置き換えます。例えば、キー 2 を表示するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 2 –v 公開キーの追加 ファイルのアップロード -f オプションを使用して公開キーを CMC に追加するには、次のように入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 1 –p 0xfff –f メモ: リモート RACADM で使用できるのはファイルのアップロードオプションのみです。詳細については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 テキストのアップロードオプションを使用して公開キーを追加するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 1 –p 0xfff –t “” 公開キーの削除 公開キーを削除するには、次を入力します。 r
Minicom バージョン 2.0 の設定 メモ: 最適な結果を得るには、cfgSerialConsoleColumns プロパティをコンソールの列数に一致するように設定します。プロ ンプトには 2 列分が使用されることに注意してください。たとえば、80 列のターミナルウィンドウでは、次のように設定しま す。 racadm config –g cfgSerial –o cfgSerialConsoleColumns 80 1. Minicom の設定ファイルがない場合には、次の手順に進んでください。Minicom 設定ファイルがある場合は、 minicom と入力し、 手順 12 に進みます。 2. Linux コマンドプロンプトで、minicom -s と入力します。 3. シリアルポートセットアップ を選択し、 を押します。 4. を押して、適切なシリアルデバイスを選択します(例:/dev/ttyS0)。 5. を押して、速度 / パリティ / ビット のオプションを 115200 8N1 に設定します。 6.
シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは IOM モジュールへのシリアル接続を確立する connect コマンドを サポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ画面の両方と、オペレーティングシステムシ リアルコンソールが備わっています。I/O モジュールでは、スイッチシリアルコンソールを使用できます。 注意: CMC シリアルコンソールから実行する場合、connect -b オプションを指定すると、CMC がリセットするまで接続さ れたままになります。この接続はセキュリティリスクとなる可能性があります。 メモ: connect コマンドには、–b(バイナリ)オプションがあります。–b オプションは未処理のバイナリデータを渡し、 cfgSerialConsoleQuitKey は使用されません。さらに、CMC シリアルコンソールを使用したサーバーへの接続時に、DTR 信号の遷移(たとえば、デバッガを接続するためにシリアルケーブルが取り外された場合)でログアウトされることはありま せん。 メモ: IOM がコンソールリダイレクトをサポートしない
シリアルコンソールリダイレクト用に管理されたサーバー BIOS の設定 KVM を使用して管理下サーバーに接続(「iKVM でのサーバー管理」を参照)、または iDRAC ウェブインタフェースからリモートコン ソールセッションを確立します( dell.com/support/manuals の『iDRAC ユーザーズガイド』を参照)。 BIOS のシリアル通信はデフォルトでオフになっています。ホストテキストコンソールデータをシリアルオーバー LAN にリダイレ クトするには、COM1 経由でコンソールリダイレクトを有効化する必要があります。BIOS 設定を変更するには、次の手順を実行し ます。 1. 管理下サーバーを起動します。 2. POST 中に キーを押して BIOS セットアップユーティリティを起動します。 3.
root (hd0,00) kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-e.3 ro root=/dev/sda1 initrd /boot/initrd-2.4.9e.3.img /etc/grub.
12 FlexAdress および FlexAddress Plus カードの使 用 本項には、FlexAddress と FlexAddress Plus カードについて、およびこれらのカードの設定と使用方法についての情報が記載されて います。 関連概念 FlexAddress について 、p. 164 FlexAddress Plus について 、p. 165 FlexAddress および FlexAddress Plus の比較 、p.
まれる SD カード上の XML テキストファイルがクリアされます。mac_count タグは SD カードが割り当てる MAC アドレスの総数 です。割り当てられた MAC 範囲の合計は次の式で求めることができます。 + 0xCF (208 - 1) = mac_end ここで、208 は mac_count を表し、次の式で求めることができます。 + - 1 = たとえば、次のとおりです。 (starting_mac)00188BFFDCFA + (mac_count)0xCF - 1 = (ending_mac)00188BFFDDC8 メモ: USB メモリカードリーダーに SD カードを挿入する際、SD カードの内容が誤って変更されないように事前にロックしてく ださい。CMC に挿入する前に SD カードのロックを解除する必要があります。 FlexAddress Plus について FlexAddress Plus は、カードバージョン 2.
図 12. FlexAdress(FA)と FlexPlusAddress(FA+)の機能 FlexAddress のアクティブ化 FlexAddress はセキュアデジタル(SD)カードに搭載されており、機能をアクティブ化するには SD カードを CMC に挿入する必要 があります。FlexAddress 機能をアクティブ化するには、ソフトウェアのアップデートが必要な場合があります。FlexAddress をア クティブ化しない場合は、これらのアップデートは不要です。(次の表にリストされている)アップデートには、サーバーモジュー ル BIOS、I/O メザニン BIOS またはファームウェア、および CMC ファームウェアが含まれます。これらのアップデートは FlexAddress を有効化する前に適用する必要があります。これらのアップデートが適用されていないと FlexAddress が正しく機能し ない場合があります。 表 37.
1. メザニンカードのファームウェアと BIOS をすべてアップデートします。 2. サーバーモジュールの BIOS をアップデートします。 3. サーバーモジュールの iDRAC ファームウェアをアップデートします。 4. シャーシ内の CMC ファームウェアをすべてアップデートします。冗長 CMC がある場合は、両方をアップデートするようにして ください。 5. 冗長 CMC モジュールシステムではパッシブモジュールに、冗長なしのシステムでは CMC モジュール 1 つに SD カードを挿入し ます。 メモ: FlexAddress をサポートする CMC ファームウェア(バージョン 1.
表 38.
FlexAddress の設定 FlexAddress はオプションのアップグレードで、工場出荷時にサーバーモジュールに割り当てられた WWN/MAC ID を、シャーシ提供 の WWN/MAC ID に置き換えることを可能にします。 メモ: 本項では、FlexAddress という用語は FlexAddress Plus も意味します。 FlexAddress を設定するには、FlexAddress アップグレードを購入してインストールします。アップグレードを購入およびインストー ルしていない場合は、次のテキストがウェブインタフェースに表示されます。 Optional feature not installed. See the Dell Chassis Management Controller Users Guide for information on the chassis-based WWN and MAC address administration feature. To purchase this feature, please contact Dell at www.dell.com.
2. シャーシ割り当ての WWN/MACs セクション用のファブリックの選択 で、FlexAddress を有効化するファブリックタイプを選 択します。無効化するには、オプションをクリアします。 メモ: ファブリックが選択されていない場合は、FlexAddress は選択されたスロットに対して有効になりません。 シャーシ割り当ての WWN/MACs セクション用のスロットの選択 ページが表示されます。 3. FlexAddress を有効化するスロットに 有効化 オプションを選択します。無効化するには、オプションをクリアします。 メモ: スロットにサーバーがある場合は、そのスロットで FlexAddress 機能を有効化する前にサーバーの電源を切ってくださ い。 メモ: スロットが一つも選択されていない場合、FlexAddress は選択されたファブリックに対して有効になりません。 4.
RACADM を使用したサーバーレベルスロット用 FlexAddress の設定 RACADM を使用してサーバーレベルスロット用 FlexAddress を設定するには、次を入力します。 racadm setflexaddr [-i <スロット番号> <状況>] [-f <ファブリック名> <状況>] ここで、<スロット番号> = 1~16 <ファブリック名> = A、B、C <状況> = 0 または 1 0 は無効、1 は有効を示します。 Linux 向け FlexAddress の追加設定 Linux ベースのオペレーティングシステム上で、サーバー指定の MAC ID からシャーシ指定の MAC ID に変更する場合、追加の設定手 順が必要となる場合があります。 ● SUSE Linux Enterprise Server 9 および 10: Linux システム上で Yet another Setup Tool(YAST)を実行してネットワークデバイスの 設定を行ってから、ネットワークサービスを再起動する必要がある場合があります。 ● Red Hat Enterprise Linux 4 および R
● 詳細モード — このモードでは、基本モードで表示されるすべてのフィールド、およびすべての MAC タイプ(サーバー割り当て、 FlexAddress、および I/O アイデンティティ)を確認できます。表示されたフィールドの一部またはすべてを使用してフィルタす ることができます。 WWN/MAC アドレス情報は、基本モードと詳細モードの両方で、折りたたまれた状態で表示されます。スロットに対応する を クリックするか、すべてを展開 / 折りたたむ をクリックして、特定のスロット、またはすべてのスロットの情報を表示します。 シャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレス情報をローカルフォルダにエクスポートすることも可能です。 各種フィールドについての情報は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 ウェブインタフェースを使用した基本 WWN/MAC アドレ ス情報の表示 各サーバースロット、またはシャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレスを基本モードで表示するには、次の手順を実行します。 1.
4. スロットに対応する をクリックするか、すべて展開 / 折りたたむ をクリックして、WWN/MAC アドレス表内の特定のスロ ット、またはすべてのスロットに対する属性を展開または折りたたみます。 5. サーバースロット ドロップダウンメニューから、それぞれ すべてのサーバー または特定のスロットを選択して、すべてのサー バーまたは特定のスロット内のサーバーに対する WWN/MAC アドレスの属性を表示します。 6. ファブリック ドロップダウンメニューから、1 つのファブリックタイプを選択して、そのサーバーに関連付けられているすべて、 または特定タイプの管理ファブリックまたは I/O ファブリックの表示します。 7. プロトコル ドロップダウンメニューから、すべてのプロトコル またはリストされているネットワークプロトコルのいずれかを 選択して、選択したプロトコルに関連付けられているすべての MACs または MAC を表示します。 8.
シャーシ割り当ての WWN/MAC アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress -c flexaddress すべての LOM またはメザニンカードの MAC/WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを実行します。 racadm getmacaddress -c factory すべての iDRAC/LOM/ メザニンカードのイーサネットおよび iSCSI MAC/WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンド を実行します。 racadm getmacaddress -a getflexaddr および getmacaddress サブコマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 ワールドワイド名またはメディアアクセスコントロール ID の表示 WWN/MAC 概要 ページでは、シャーシ内のスロットのワールドワイド名(WWN )設定およびメディアアクセスコ
表 39.
用」ではありません。お客様は、ネットワークサーバーにインストールされたソフトウェアを使用する人数が、お持ちのライセンス 数を超えないことを確認する必要があります。 ネットワークサーバーにインストールされた本ソフトウェアを使用するユーザー数 がライセンス数を超える場合は、追加ユーザーに本ソフトウェアの使用を許可する前に、ライセンス数とユーザー数が同じになるよ うに追加ライセンスを購入する必要があります。お客様が Dell または Dell 関連会社の法人顧客である場合、お客様は、Dell または Dell により選出された代理人に対して、通常の営業時間内に本ソフトウェア使用に関する監査を行う権利をここに付与します。お 客様は、このような監査において Dell に協力することに同意し、かつ、本ソフトウェア使用に合理的に関連するすべての記録を Dell に提供することに同意するものとします。監査は、お客様による本契約諸条件の順守の確認に限定されます。 本ソフトウェアはアメリカ合衆国の著作権法および国際条約によって保護されています。本ソフトウェアは、バックアップまたは アーカイブの目的でのみ、複製を一部作成できます。
項があることが判明しても、本契約書の他の条項、条件、または要件の施行には影響しません。本契約書は、受領者および譲渡者 を拘束します。Dell およびお客様は、本ソフトウェアまたは本契約書に関して、陪審による裁判を受ける権利を法律で認められた 範囲内で放棄することに合意します。一部の地域では本権利放棄は効力を有さないため、お客様には適用されない場合がありま す。お客様は、本契約書をお読みになり、理解し、また条件に同意して、本契約書が本ソフトウェアに関するお客様と Dell との完 全かつ排他的な契約書であることを承認するものとします。 FlexAdress および FlexAddress Plus カードの使用 177
13 入出力ファブリックの管理 シャーシには最大 6 つの I/O モジュール(IOM)を搭載できます。各 IOM はパススルーまたはスイッチモジュールです。IOM は、 A、B、および C の 3 つのグループに分類されます。各グループには、スロット 1 とスロット 2 の 2 つのスロットがあります。 これらのスロットは、シャーシの背面の左から右に並んでいる文字(A1 | B1 | C1 | C2 | B2 | A2)で指定されます。各サーバーには、 IOM に接続するための 2 つのメザニンカード(MC)スロットがあります。MC とそれに対応する IOM は、同じファブリックを持 つ必要があります。 シャーシ IO は、A、B、および C の 3 つの個別データパスに分割されます。これらのパスは、ファブリックと呼ばれ、イーサネッ ト、Fibre Channel、または InfiniBand をサポートします。これらの個別ファブリックパスは、バンク 1 とバンク 2 の 2 つの IO バン クに分割されます。各サーバー IO アダプタ(メザニンカードまたは LOM)には、機能に応じて 2 つまたは 4
• • • IOM 用 VLAN の管理 IOM の電源制御操作の管理 IOM のための LED 点滅の有効化または無効化 ファブリック管理の概要 シャーシの確立されたファブリック タイプに適合しないファブリック タイプの IOM または MC を設置したことに起因する電気的 問題、設定の問題、または接続関連の問題を回避するためには、ファブリック管理が役に立ちます。ハードウェア構成が無効であ る場合、シャーシまたはそのコンポーネントに電気的または機能的な問題が発生する可能性があります。ファブリック管理は、無 効な構成では電源を投入できないようにします。 次の図は、シャーシ内の IOM の場所を示しています。各 IOM の場所は、グループ番号(A、B、または C)で示されます。これらの 専用ファブリック パスは、バンク 1 とバンク 2 という 2 つの IO バンクに分割されます。シャーシでは、IOM スロット名に A1、A2、 B1、B2、C1、C2 のマークが付きます。 図 13. IOM の位置を示すシャーシの背面図 表 40.
たとえば、次のとおりです。 ● ファイバー チャネル IOM に接続されているイーサネット MC は無効な構成です。ただし、同じ IOM グループに取り付けられて いるイーサネット スイッチとイーサネット パススルー IOM の両方に接続されたイーサネット MC は有効な接続です。 ● すべてのサーバーの最初の MC がファイバー チャネルでもある場合、スロット B1 および B2 のファイバー チャネル パススルー IOM とファイバー チャネル スイッチ IOM は有効な構成です。この場合、CMC は IOM とサーバーの電源をオンにします。ただ し、ファイバー チャネル冗長性ソフトウェアには、この構成をサポートしていないものがあります。すべての有効な構成がサ ポートされているとは限りません。 サーバー IOM と MC のファブリック検証は、シャーシの電源が入っている場合にのみ実行されます。シャーシがスタンバイ電源 を使用している場合、サーバー モジュールの iDRAC の電源は切れたままとなるため、サーバーの MC ファブリック タイプを報 告できません。MC ファブリック タイプは、サーバーの iD
2. 表示する IOM(スロット)をクリックします。 その IOM スロットに固有の I/O モジュールステータス ページが表示されます。I/O モジュールアップリンクステータス および I/O モジュールダウンロードステータス の表が表示されます。これらの表には、ダウンリンクポート(1~32)およびアップリ ンクポート(33~56)に関する情報が記載されています。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: ポートリンクステータスがアップになるように、I/O アグリゲータの構成が有効であることを確認します。このページ には、I/O アグリゲータのステータスが表示されます。ステータスがダウンになっている場合は、無効な構成が原因で I/O アグリゲータのサーバーポートがダウンしている可能性があることを示しています。 ウェブインタフェースを使用した入出力モジュール FCoE セッション情報の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して Dell PowerEdge M I/O アグリゲータの FCoE セッション情報を表示することができます。 1.
● グループ C の IOM を設定するためのファブリック C に対する管理者権限。 メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内(VLAN1)および帯域外管理 IP アドレスを同じする、または同じネットワークに設 定することはできません。これを行うと、帯域外 IP アドレスが設定されません。デフォルトの帯域内管理 IP アドレスについ ては、IOM マニュアルを参照してください。 メモ: イーサネットパススルースイッチまたは Infiniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク設定を行わないでくださ い。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用ネットワークの設定 メモ: 本機能は PowerEdge M I/O Aggregator IOM でのみサポートされています。MXL 10/40GbE を含むその他の IOM はサポー トされていません。 CMC ウェブインタフェースを使用して IOM 用ネットワーク設定を行うには、次の手順を実行します。 1.
I/O モジュールの展開 ページに、電源投入された IOM が表示されます。 2. 必要な IOM で リセット をクリックします。 警告メッセージが表示されます。 3. OK をクリックして続行します。 関連概念 ファブリック管理の概要 、p. 179 無効な構成 、p. 180 初回電源投入シナリオ 、p. 180 IOM 正常性の監視 、p. 180 IOM 用ネットワークの設定 、p. 181 IOM 用 VLAN の管理 、p. 185 IOM の電源制御操作の管理 、p. 188 IOM のための LED 点滅の有効化または無効化 、p.
IOA GUI CMC から IOA GUI を起動して IOA 設定を管理することができます。CMC から IOA GUI を起動するには、IOM が IOA に設定されて いること、ユーザーがファブリック A、B、または C の管理者権限を持っていることが必要です。 シャーシの概要、I/O モジュールの概要、おおよび I/O モジュールのステータス ページから IOA GUI を起動することができます。 メモ: IOA に初めてログインする際には、パスワードの変更を求めるメッセージが表示されます。 シャーシの概要ページからの IOA GUI の起動 シャーシの概要 > クイックリンク > I/O モジュール GUI の起動 の順に移動します。IOA ログインページが表示されます。 I/O モジュールの概要ページからの IOA GUI の起動 ディレクトリツリーで I/O モジュールの概要 に移動します。I/O モジュールのステータス のページで、I/O モジュール GUI の起動 をクリックします。IOA ログインページが表示されます。 I/O モジュールのステータスページからの IOA GUI の
IOM がスタッキングモードの場合、スタック ID は初期電源投入中に MAC に設定されたマスター IOM のものと同じになります。 IOM のモードを変更しても、スタック ID は変更されません。たとえば、初期電源投入時に switch-1 がマスターだった場合、スタッ クの MAC アドレスは、MAC アドレスに設定された switch-1 のものと同じになります。後で switch-3 がマスターになっても、 switch-1 の MAC アドレスがスタック ID として保持されます。 RACADM コマンドの getmacaddress により、MAC アドレス + 2 に設定された I/F MAC が表示されます。 IOM 用 VLAN の管理 IOM 用仮想 LANs(VLANs)は、セキュリティおよびその他の理由のために、ユーザーを個々のネットワークセグメントに分けるこ とを可能にします。VLAN を使用することにより、32 個のポートスイッチで、個々のユーザーのためのネットワークを隔離すること ができます。スイッチ上の選択されたポートを選択した VLAN と関連付け、これらのポートを別個の
の有効値は 0~7 です。デフォルトは 0 です。 たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m switch -1 -v 1 7 たとえば、次のとおりです。 ● IOM VLAN を削除するには、指定した IOM のネットワークの VLAN 機能を無効化します。 racadm setniccfg -m switch- -v の有効値は 1~6 です。 たとえば、次のとおりです。 cadm setniccfg -m switch-1 -v CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の設定 メモ: VLAN 設定は、PowerEdge M I/O アグリゲータ IOM でのみ設定可能です。MXL 10/40GbE を含むその他の IOM はサポート されません。 CMC ウェブインタフェースを使用して VLAN 設定を行うには、次の手順を実行します。 1.
CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して VLAN を表示するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで I/O モジュール概要 に進み、セットアップ > VLAN Manager とクリックします。 VLAN Manager ページが表示されます。 全ポートの VLAN のサマリ セクションに、IOM のための現在の VLAN 設定についての情報が表示されます。 2. 保存 をクリックして、VLAN 設定をファイルに保存します。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM の現在の VLAN 設定の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して IOM の現在の VLAN 設定を表示するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで I/O モジュールの概要 に移動し、セットアップ > VLAN Manager とクリックします。 VLAN Manager ページが表示されます。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用のタグ無し VLAN のアッ プデート CMC ウェブインタフェースを使用して IOM 用のタグ無し VLAN をアップデートするには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで I/O モジュール概要 に進み、セットアップ > VLAN Manager とクリックします。 VLAN Manager ページが表示されます。 2. 手順 1:I/O モジュールの選択 セクションで、必要な IOM を選択します。 3. 手順 2: ポート範囲の指定 セクションで、選択した IOM に割り当てられるファブリックポートの範囲を選択します。 フィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 4. 選択 / すべてを選択解除 オプションを選択して、すべての IOM に変更を適用、またはどの IOM にも変更を適用しません。 または 特定のスロットに対するチェックボックスを選択し、必要な IOM を選択します。 5.
14 iKVM の設定と使用 Dell M1000e サーバーシャーシ用のローカルアクセス KVM モジュールは、Avocent Integrated KVM スイッチモジュール、または iKVM と呼ばれます。iKVM はシャーシに差し込むアナログキーボード、ビデオ、およびマウススイッチです。これはオプションのシャー シへのホットプラグが可能なモジュールで、ローカルキーボード、マウス、およびビデオにシャーシ内のサーバー、およびアクティ ブな CMC のコマンドラインへのアクセスを提供します。 関連概念 iKVM ユーザーインタフェース 、p. 189 iKVM 主要機能 、p. 189 物理的な接続インタフェース 、p.
関連概念 OSCAR の使用 、p. 190 iKVM によるサーバーの管理 、p. 193 CMC からの iKVM の管理 、p. 201 iKVM ファームウェアのアップデート 、p. 48 物理的な接続インタフェース シャーシの前面パネル、アナログコンソールインタフェース(ACI)、およびシャーシの背面パネルから、iKVM を介してサーバーまた は CMC CLI コンソールに接続できます。 メモ: シャーシ前面にあるコントロールパネルのポートは、オプションの iKVM 専用に設計されています。iKVM モジュールをお 持ちでない場合は、前面のコントロールパネルポートを使用することはできません。 iKVM の 接続手順 接続は一度に 1 接続のみが可能です。iKVM は接続の各タイプに優先順位を割り当てることから、複数の接続がある場合は 1 つの接 続のみが利用可能となり、他の接続は無効化されます。 iKVM 接続の優先順位は次のとおりです。 1. 前面パネル 2. ACI 3.
1. を押します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 パスワードが割り当てられている場合、 をクリックした後で パスワード ダイアログボックスが表示されます。 2. パスワードを入力して、OK をクリックします。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 メモ: OSCAR の呼び出しオプションは 4 つあります。メインダイアログボックスの OSCAR の呼び出しセクションにある ボックスを選択することによって、1 つ、複数、またはすべてのキーシーケンスを有効化できます。 関連概念 コンソールセキュリティの設定 、p. 196 ナビゲーションの基本 、p. 191 ナビゲーションの基本 表 41.
OSCAR の設定 OSCAR 設定は、セットアップ ダイアログボックスを使用して設定できます。 セットアップダイアログボックスへのアクセス セットアップ ダイアログボックスにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. を押して OSCAR インタフェースを起動します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 2. セットアップ をクリックします。 カスタムセットアップ ダイアログボックスが表示されます。 表 42.
OSCAR の画面表示待ち時間の設定 OSCAR のために画面表示待ち時間を設定するには、 を押した後、OSCAR 表示を遅らせる秒数(0~9)を入力し、 OK をクリックします。 <0> と入力すると、遅延なしで OSCAR が起動します。 OSCAR の表示を遅延させる時間を設定すると、ソフトスイッチの完了が可能になります。 関連概念 ソフトスイッチ 、p. 195 状態フラグ表示の設定 状態フラグはお使いのデスクトップに表示され、選択したサーバーの名前、または選択したスロットの状態を示します。フラグダ イアログボックスを使用して、サーバー別の表示フラグの設定、またはフラグの色、不透明度、表示時間、およびデスクトップ上 の位置の変更を行います。 表 43. フラグの表示 フラグ 説明 名前別のフラグタイプです。 ユーザーがすべてのシステムから切断されたことを示すフラグです。 ブロードキャストモードが有効であることを示すフラグです。 状態フラグの表示を設定するには、次の手順を実行します。 1.
アクティブなコンソールリダイレクトセッションが存在し、低解像度のモニタが iKVM に接続されている場合、ローカルコンソール でサーバーが選択されると、サーバーコンソールの解像度がリセットされる場合があります。システムが Linux オペレーティングシ ステムを実行している場合、ローカルモニターで X11 コンソールを表示できないことがあります。iDRAC7 仮想コンソールで を押して、Linux をテキストコンソールに切り換えます。 関連概念 周辺機器の互換性とサポート 、p. 194 サーバーの表示と選択 、p. 194 周辺機器の互換性とサポート iKVM は次の周辺機器と互換性があります。 ● ● ● ● ● QWERTY、QWERTZ、AZERTY、および日本語 109 配列の標準 PC USB キーボード。 DDC をサポートしている VGA モニタ。 標準 USB ポインティングデバイス。 iKVM のローカル USB ポートに接続されているセルフパワー USB 1.
表 44.
または お使いのサーバーリストの表示順序が選択に従って名前順になっている場合は(つまり、名前 ボタンが押された状態になって いる)、固有のサーバー名として確立するまで、最初の文字をいくつか入力して を 2 回押します。 ● 前のサーバーに戻るには、 を押してから を押します。 ビデオ接続 iKVM には、シャーシの前面および背面パネルにビデオ接続があります。前面パネル接続の信号は、背面パネルの信号よりも優先さ れます。前面パネルにモニタが接続されているときは、ビデオ接続は背面パネルに渡されず、背面パネルの KVM および ACI 接続 が無効化されたことを示す OSCAR メッセージが表示されます。モニタが無効化されると(つまり、前面パネルから取り外される か、CMC コマンドによって無効化される)、ACI 接続はアクティブ化されますが、背面パネル KVM は引き続き無効化されたままと なります。 関連概念 iKVM の 接続手順 、p. 190 前面パネルからの iKVM へのアクセスの有効化または無効化 、p.
失った、または忘れたパスワードのクリア 、p. 198 セキュリティダイアログボックスへのアクセス セキュリティ ダイアログボックスにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. を押します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 2. セットアップ、セキュリティ の順にクリックします。 セキュリティ ダイアログボックスが表示されます。 パスワードの設定 パスワードを設定するには、次の手順を実行してください。 1. 新規 フィールドでシングルクリックして を押すか、ダブルクリックします。 2. 新規パスワードを入力して、 を押します。パスワードは大文字と小文字を区別し、5~12 文字が必要です。これには、 最低 1 つの文字と 1 つの数字が含まれている必要があります。適合文字は A~Z、a~z、0~9、スペース、およびハイフンです。 3. 再入力 フィールドにパスワードをもう一度入力して を押します。 4.
5. 繰り返し フィールドを空にしたまま を押します。 6. OK をクリックします。 パスワード保護なしのスクリーンセーバーモードの有効化 メモ: お使いのコンソールがパスワード保護されている場合、パスワード保護を削除する必要があります。パスワード保護なし のスクリーンセーバーモードを有効化する前にパスワードを削除します。 パスワード保護なしのスクリーンセーバーモードを有効化するには、次の手順を実行します。 1. スクリーンセーバーの有効化 を選択します。 2. スクリーンセーバーの起動を遅らせる時間 (1~99)を分で入力します。 3. モニタが ENERGY STAR 準拠の場合は、Energy、それ以外の場合は 画面 を選択します。 注意: Energy Star 準拠ではないモニタで Energy モードを使用すると、モニタが損傷する原因となる場合があります。 4.
2. セットアップ、言語 の順にクリックします。 言語 ダイアログボックスが表示されます。 3. 必要な言語を選択し、OK をクリックします。 バージョン情報の表示 iKVM ファームウェアとハードウェアのバージョンを表示し、言語とキーボードの設定を確認するには、バージョン ダイアログボッ クスを使用します。 バージョン情報を表示するには、次の手順を実行します。 1. を押します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 2. コマンド、バージョンの表示 の順にクリックします。 バージョン ダイアログボックスが表示されます。バージョン ダイアログボックスの上半分にサブシステムバージョンがリスト されます。 3.
スキャンモードの開始 スキャンモードを開始するには、次の手順を実行します。 1. を押します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 2. コマンド をクリックします。 コマンド ダイアログボックスが表示されます。 3. スキャン有効 オプションを選択します。 4. OK をクリックします。 マウスとキーボードがリセットされたというメッセージが表示されます。 をクリックしてメッセージボックスを閉じます。 5. スキャンモードのキャンセル スキャンモードをキャンセルするには、次の手順を実行します。 1. OSCAR が開いており、メイン ダイアログボックスが表示されている場合は、リストからサーバーを選択します。 または OSCAR が開いていない場合は、マウスを動かすか、キーボードで任意のキーを押します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。リスト内のサーバーを選択します。 2. コマンド をクリックします。 コマンド ダイアログボックスが表示されます。 3.
コマンド ダイアログボックスが表示されます。 7. ブロードキャスト有効 チェックボックスをオンにしてブロードキャストをアクティブにします。 ブロードキャスト警告 ダイアログボックスが表示されます。 8. OK をクリックしてブロードキャストを有効化します。キャンセルして コマンド ダイアログボックスに戻るには、 は を押します。 また 9. ブロードキャストが有効になっている場合は、情報を入力、または / およびブロードキャストするマウスの動作を管理ステーシ ョンから実行します。リストのサーバーのみがアクセス可能です。 CMC からの iKVM の管理 次の操作が可能です。 ● ● ● ● iKVM のステータスとプロパティの表示 iKVM ファームウェアのアップデート 前面パネルからの iKVM へのアクセスの有効化または無効化 Dell CMC コンソールからの iKVM へのアクセスの有効化または無効化 関連概念 iKVM ファームウェアのアップデート 、p. 48 前面パネルからの iKVM へのアクセスの有効化または無効化 、p.
Dell CMC コンソールからの iKVM へのアクセスの有効化 CMC ウェブインタフェースを使用して、iKVM から CMC CLI へのアクセスを有効化するには、システムツリーで シャーシ概要 > iKVM と進み、セットアップ タブをクリックします。iKVM から CMC CLI へのアクセスを許可する オプションを選択し、適用 を クリックして設定を保存します。 RACADM を使用して iKVM から CMC CLI へのアクセスを有効化するには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキスト コンソールを 開いて ログインし、次を入力します。 racadm config -g cfgKVMInfo -o cfgKVMAccessToCMCEnable 1 関連タスク シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン 、p.
15 電力の管理と監視 Dell PowerEdge M1000e サーバーエンクロージャは、電力効率が最も優れたモジュラーサーバーエンクロージャです。高効率の電源装 置とファンを装備するように設計されており、システム内の通気がより良く行われるように最適化されたレイアウトと、電力最適 化されたコンポーネントをエンクロージャ全体に備えています。最適化されたハードウェア設計と、Chassis Management Controller (CMC)、電源装置、および iDRAC 内蔵の高性能電源管理機能が一体となり、電力効率をさらに強化して、電力環境を完全に制御 することが可能になります。 M1000e の電源管理機能は、システム管理者が電力消費を削減し、環境固有の必要に合わせて電力を調整するためにエンクロージ ャの設定を行う際に役立ちます。 PowerEdge M1000e モジュラーエンクロージャは電力を利用し、その負荷をアクティブな内部電源装置ユニット(PSU)すべてに振 り分けます。このシステムは、サーバーモジュールおよび関連エンクロージャインフラストラクチャに割り当てられた最大 16685 ワ ットの入力
• • • • • • • ハードウェアモジュールの電力バジェット サーバースロットの電力優先順位の設定 電力消費量状態の表示 電力バジェット状態の表示 冗長性ステータスと全体的な電源正常性 電力バジェットと冗長性の設定 電源制御操作の実行 冗長性ポリシー 冗長性ポリシーとは、CMC がシャーシへの電力をどのように管理するかを決定する、設定可能なプロパティの一式です。次の冗長 性ポリシーは動的な PSU 電源供給の有無に関わらず、設定可能です。 ● グリッド冗長性 ● 電源装置冗長性 ● 冗長性なし グリッド冗長性ポリシー グリッド冗長性ポリシーの目的は、モジュラーエンクロージャシステムを電源障害に耐えるモードで動作できるようにすることで す。これらの障害は、入力電力グリッド、ケーブル配線と電源供給、または PSU 自体に由来することが考えられます。 グリッド冗長性のためにシステムを構成する場合、スロット 1、2 および 3 にある PSU は第 1 グリッド、スロット 4、5 および 6 に ある PSU は第 2 グリッドに振り分けられます。CMC は、グリッドのいずれかが故障した場合、システムが劣
電源装置の冗長性ポリシー 電源装置の冗長性ポリシーは、冗長電源グリッドが使用できない場合に便利ですが、モジュラーエンクロージャ内のサーバーをダウ ンさせる単一 PSU 障害からの保護も推奨されます。この目的のため、最大容量 PSU がオンライン予約に維持されます。これによ り、電源装置冗長プールが形成されます。下図は、電源装置の冗長性モードを図解しています。 電力と冗長性の確保のために、必要量を超えた PSU を利用することも可能です。このような PSU は、障害に備えてプールに追加 されます。 グリッド冗長性とは異なり、電源冗長性が選択されると、CMC では PSU ユニットを特定の PSU スロットの位置に設置する必要が ありません。 メモ: Dynamic Power Supply Engagement(DPSE)を使用すると、PSU をスタンバイ状態にすることができます。スタンバイ状 態とは、PSU から電力が供給されていない物理状態のことを指します。DPSE を有効にすると、追加の PSU がスタンバイモー ドになるため、効率性を高めて節電することができます。 図 15.
DPSE を有効化すると、システムの電力効率を向上させ、電力を節約するために、追加の PSU がスタンバイモードに設定される場 合があります。詳細については、「デフォルトの冗長性設定」を参照してください。 拡張電源パフォーマンス 拡張電源パフォーマンスモードでは、電源装置ユニット(PSU)6 台構成で、3000W AC PSU を使用したグリッド冗長性構成の冗長 電力と比較して 30 % 多い電力を M1000e シャーシに割り当てることができます。ただし、AC グリッドまたは PSU に障害が発生し た場合には、サーバーの電源がオフにならないように、サーバーに割り当てられる電力が自動的に減少します。最大 2700 W の電力 を割り当ててハイエンド構成のシャーシをサポートできます。 3000W AC 6 台の電源構成では、ERP 機能はデフォルトで有効になっています。ウェブインタフェースとコマンドラインインタフ ェースのどちらでも、現在の設定を表示したり、この機能を有効または無効にしたりできます。 EPP 機能で電力の割り当てが可能なのは、以下の場合のみです。 ● 電源がグリッド冗長性構成になっている。
動的電源供給 動的電源供給(DPSE)モードはデフォルトで無効化されています。DPSE はシャーシに電力を供給する PSU の電力効率性を最適化 することによって節電します。これにより、PSU の寿命を延ばし、熱発生を削減することにもなります。 CMC は、エンクロージャ全体の電力割り当てを監視し、PSU をスタンバイ状態にします。PSU をスタンバイ状態にすると、次が 行われます。 ● シャーシの電力割り当てのすべてを少数の PSU で供給。 ● 高利用率での稼働によるオンライン PSU の効率性の向上。 ● スタンバイ PSU の効率性および耐久性の向上。 残りの PSU を最大の効率性で動作させるには、次の手順を実行します。 ● DPSE を使用した 冗長性なし モードは、最適な PSU 台数がオンラインになっており、電力効率性が非常に高くなります。必要 でない PSU はスタンバイモードになります。 ● DPSE を使用した PSU 冗長性 モードも、電力効率性を提供します。少なくとも 2 台の PSU がオンラインであり、そのうち 1 台 の PSU が構成への電力供給を行い、もう 1 台は PSU
グリッド冗長性 6 台の PSU を備えたグリッド冗長性モードでは、6 台の PSU すべてがアクティブです。 左側の PSU 3 台は 1 つの入力電源グリッ ドに、右側の 3 台は別の電源グリッドに接続する必要があります。 注意: システムエラーを回避し、グリッド冗長性を効率的に機能させるには、PSU 一式がバランス良く個別のグリッドに適切 に接続される必要があります。 一方のグリッドが故障した場合、まだ機能しているグリッドに接続されている 3 台の PSU でサーバーやインフラストラクチャに支 障なく引き続き電力を供給します。 注意: グリッド冗長性モードでは、バランスのとれた台数の PSU セットが必要です(各グリッドに少なくとも 1 台の PSU が 必要)。この条件を満たさない場合、グリッド冗長性を実現できない可能性があります。 電源装置の冗長性 電源装置の冗長性が有効化されると、シャーシ内の 1 台の PSU がスペアとして維持され、PSU のうちいずれかの故障がサーバーま たはシャーシの電源切断を引き起こさないことを確実にします。電源装置の冗長性モードには、最大 4 台の PSU が必要です
CMC はシャーシ内の CMC インフラストラクチャおよびサーバーに電力を割り当てます。CMC インフラストラクチャは、ファン、 I/O モジュール、および iKVM(存在する場合)などのシャーシ内のコンポーネントで構成されます。シャーシには、iDRAC を介し てシャーシと通信するサーバーを最大 16 台装備できます。詳細については、support.dell.
になります。従って、使用できる割り当て電力の全てが消費されると、CMC が優先順位が低い、または同じサーバーから、それら の最低電力レベルに達するまで電力を回収します。 メモ: I/O モジュール、ファン、および iKVM(存在する場合)には、最高の優先順位が提供されます。CMC が優先順位順位の 高いモジュールまたはサーバーの電力需要を満たすために電力を回収するのは、 優先順位の低いデバイスからのみです。 サーバーへの優先順位の割り当て サーバーの優先順位は、追加電力が必要なときに CMC がどのサーバーの電力を使用するかを決定します。 メモ: サーバーに割り当てる優先順位は、サーバーそのものではなくサーバーのスロットにリンクされます。サーバーを新しいス ロットに移動させる場合は、新しいスロットの場所に優先順位を再設定する必要があります。 メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーへの優先度レベルの割り当て CMC ウェブインタフェースを使用して優先度レベルを割り当てるには、次の手順を実行します。 1.
電力バジェット状態の表示 電力バジェット状態は、CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して表示できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェット状態の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して電力バジェットを表示するには、システムツリーで シャーシ概要 に進み、電力 > バジェッ ト状態 とクリックします。電力バジェット状態 ページに、システムの電源ポリシー設定、電力バジェット詳細、サーバーモジュー ルに割り当てられたバジェット、およびシャーシ電源装置詳細が表示されます。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照 してください。 RACADM を使用した電力バジェット状態の表示 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm getpbinfo getpbinfo の詳細(出力の詳細を含む)については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンド ラインリファレンスガイド』の getpbinfo
冗長性ポリシーが劣化またはない状態の PSU の取り外し CMC は、PSU または PSU AC ケーブルを取り外すと、電力の節約を開始する場合があります。CMC は、電力割り当てがシャーシ 内の残りの PSU によってサポートされるまで、優先順位の低いサーバーへの電力を削減します。複数の PSU の取り外す場合、CMC は 2 番目の PSU が取り外された時に電力要件を再評価して、ファームウェアの対応を見極めます。電力要件が引き続き満たされな い場合は、CMC は優先順位の低いサーバーの電源を切る場合があります。 制限 ● CMC は、優先順位の高いサーバーに電源投入するために優先順位の低いサーバーの電源を自動的に切ることはありませんが、 ユーザーが電源を切ることはできます。 ● PSU 冗長性ポリシーの変更は、シャーシ内の PSU の数によって制限されます。PSU 冗長性設定は、「デフォルト冗長性設定」に リストされている 3 つの設定から、任意のものを選択できます。 新規サーバーの電源供給ポリシー 電源が投入された新しいサーバーに必要な電力がシャーシに供給される電力を超える場合、CMC が優先度の
表 47. PSU 障害または取り外しによるシャーシへの影響 (続き) PSU 構成 動的 PSU 電源 供給 ファームウェアの対応 電源装置冗長性 有効 CMC はユーザーに電源装置冗長性の喪失を警告します。PSU 障害または取り外しによって失 われた電力バジェットを補うため、スタンバイモードの PSU(存在する場合)の電源がオン になります。 冗長性なし 必要に応じて、優先順位の低いサーバーへの電力を低減します。 有効 システムイベントログにおける電源装置および冗長性ポリシーの変更 電源装置状況および電源冗長性ポリシーの変更はイベントとして記録されます。システムイベントログ(SEL)にエントリを記録 する電源装置関連のイベントは、電源装置の挿入と取り外し、電源装置入力ケーブルの挿入と取り外し、および電源装置の出力ア サートとアサート停止です。 次の表には、電源装置の変更に関連する SEL エントリがリストされています。 表 48.
表 48. 電源装置の変更に対する SEL イベント (続き) 電源装置イベント システムイベントログ(SEL)エントリ マイクロプロセッサービジー Power supply failed.(電源装置 <番号> が故障しました。) FRU エラー Power supply failed.(電源装置 <番号> が故障しました。) 非承認の 110V 動作の検出 電源装置の低入力電圧(110)がアサートされました。 110V 動作の確認 電源装置の低入力電圧(110)がアサート停止されました。 SEL にエントリを記録する電源冗長性状態の変更に関連するイベントは、グリッド冗長性 電源ポリシーまたは 電源装置冗長性 電 源ポリシーのいずれかに設定されたモジュラーエンクロージャにおける冗長性の喪失と回復です。次の表には、電源冗長性ポリシー の変更に関連する SEL エントリがリストされています。 表 49.
節電と電力バジェット CMC は、ユーザー設定の電力最大制限に到達すると、節電を実行します。電力に対する需要がユーザー設定のシステム入力電力上 限を越えると、CMC は、優先順位の低いサーバー順にサーバーへの電力を削減します。これにより、優先順位の高いサーバーおよび シャーシ内のその他モジュールに電力を確保できます。 シャーシ内のすべて、または複数のスロットが同じ優先度レベルに設定されている場合、CMC はスロット番号の低い順にサーバー の電力を削減します。例えば、スロット 1 と 2 のサーバーの優先順位が同じである場合、スロット 1 のサーバーの電力が先に削減さ れ、次にスロット 2 のサーバーの電力が削減されます。 メモ: シャーシ内の各サーバーに 1 から 9 の番号を割り当てることによって、それぞれの優先度レベルを割り当てることができ ます。すべてのサーバーのデフォルト優先度レベルは 1 です。番号が低くなるほど、優先度レベルは高くなります。 電力バジェットは、3 台の PSU セットのうち最も弱い PSU の最大値に制限されます。システム入力電力上限値を越える AC 電力バ ジェット値を設定しよう
電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する このオプションを有効化すると、電源冗長性の維持よりもサーバーパフォーマンスおよびサーバー起動が優先されます。無効化され ると、システムはサーバーパフォーマンスよりも電源冗長性を優先します。無効化した時に、シャーシ内の 298 管理および監視電源 装置が供給する電力が冗長性とフルパフォーマンスの両方に十分な電力を提供しない場合、冗長性を保つために一部のサーバーで次 が行われない場合があります。 ● フルパフォーマンスで稼働するために十分な電力の提供 ● 電源投入 リモートロギング 電力消費のレポートを、リモートのシステムログサーバーに報告することができます。収集期間中のシャーシの電力消費の合計量、 最大値、最小値、および平均値をログすることができます。この機能の有効化、および収集 / ログ間隔の設定に関する詳細につい ては、「電源制御操作の実行」の項を参照してください。 外部電源管理 オプションとして、CMC の電力管理を Dell OpenManage Power Center で制御できます。詳細については、『Dell OpenManage Power C
2. 必要に応じて、次から任意のプロパティ、またはすべてのプロパティを選択します。各フィールドについての情報は、『CMC オ ンラインヘルプ』を参照してください。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● サーバーベースの電源管理の有効化 システム入力電力の上限 冗長性ポリシー 拡張電源パフォーマンスの有効化 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションの有効化 電源装置の動的制御を有効にする シャーシ電源ボタンの無効化 110 VAC 操作の許可 最大節電モードの有効化 リモート電力ログを有効にする リモート電力ログの間隔 3. 適用 をクリックして変更を保存します。 RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定 メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。 冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2.
● 最大節電モードを有効にするには、次のように入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisMaxPowerConservationMode 1 ● 通常の動作を復元するには、次を入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisMaxPowerConservationMode 0 ● 110 VAC PSU を有効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisAllow110VACOperation 1 ● 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを有効化するには、次を入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPerformanceOverRedundancy 1 ● 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを無効化するには、次を入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgCh
シャーシに対する電源制御操作の実行 CMC は、手順に従ったシャットダウンなど、ユーザーがシャーシ全体(シャーシ、サーバー、IOM、iKVM、PSU)におけるいくつか の電源管理操作をリモートで実行することを可能にします。 メモ: 電源管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。 ウェブインタフェースを使用したシャーシでの電源制御操作の実行 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシ概要 に移動し、電力 > 制御 とクリックします。 シャーシーの電源制御 ページが表示されます。 2. 次の電源制御操作のいずれかを選択します。 ● ● ● ● ● システムの電源を入れる システムの電源を切る システムのパワーサイクル(コールドブート) CMC のリセット(ウォームブート) 非正常なシャットダウン 各オプションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3. 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4.
電源制御 ページが表示されます。 2. 操作 列のドロップダウンメニューから、必要サーバーのために次の電源制御操作の 1 つを選択します。 ● ● ● ● ● ● 操作なし サーバーの電源を入れる サーバーの電源を切る 正常なシャットダウン サーバーのリセット(ウォームブート) サーバーの電源を入れなおす(コールドブート) オプションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3. 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4. OK をクリックして、電源管理処置(例えば、サーバーリセットの実行など)を行います。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーでの電源制御操作の実行 CMC ウェブインタフェースを使用して個々のサーバーの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシ概要 に移動し、サーバー概要 をクリックします。 2. 電源制御操作を行うサーバーをクリックし、電源 タブをクリックします。 サーバーの電源管理 ページが表示されます。 3.
4.
16 トラブルシューティングとリカバリ 本項では、CMC ウェブインタフェースを使用したリカバリおよびリモートシステム上の問題のトラブルシューティングに関連した タスクの実行方法について説明します。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● シャーシ情報の表示。 イベントログの表示。 設定情報、エラーステータス、エラーログの収集。 診断コンソールの使用。 リモートシステムの電源管理。 リモートシステムの Lifecycle Controller ジョブの管理。 コンポーネントのリセット。 ネットワークタイムプロトコル(NTP)問題に関するトラブルシューティング。 ネットワーク問題に関するトラブルシューティング。 アラート問題に関するトラブルシューティング。 システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット。 シャーシ構成設定および証明書の保存と復元。 エラーコードおよびログの表示。 トピック: RACDUMP を使用した設定情報、シャーシ状態、およびログの収集 リモートシステムをトラブルシューティングするための最初の手順 アラートのトラブルシューティング イベントログの表示 診断コンソールの使用
● リモート RACADM ● Telnet RACADM racdump には次のサブシステムが含まれており、次の RACADM コマンドを集約します。racdump の詳細については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 表 50.
○ 解決策 A: この設定には、モジュラーエンクロージャのサイド 1(左側 3 つのスロット)に少なくとも 1 台の電源装置、お よびサイド 2 (右側 3 つのスロット)に 1 台の電源装置が存在し、動作可能であることが必要です。さらに、各サイドの容 量は、シャーシが グリッド冗長性 を維持するための総電力割り当てをサポートするために十分である必要があります。(完 全なグリッド冗長性動作のため、6 台の電源装置が装備された完全な PSU 構成が利用可能であるようにしてください。) ○ 解決策 B:すべての電源装置が 2 つの AC グリッドに正しく接続されていることを確認します。サイド 1 の電源装置は一方 の AC グリッドに、サイド 2 の電源装置は他方の AC グリッドに接続され、両方の AC グリッドが機能していることが必要 です。このうちひとつの AC グリッドが機能していないと、グリッド冗長性 は失われます。 ● 問題: AC ケーブルが接続されていて、電力配分装置も良好な AC 出力を行っているにも関わらず、PSU に 障害(AC なし)と 表示されます。 ○ 解決策 A: AC ケーブルをチ
アラートのトラブルシューティング CMC アラートのトラブルシューティングには、CMC ログとトレースログを使用します。各 E-メール、および / または SNMP トラ ップの送信試行の成功と失敗は CMC ログに、特定のエラーを説明する追加情報はトレースログにログされます。ただし、SNMP は トラップの送信を確認しないので、ネットワークアナライザ、または Microsoft の snmputil などのツールを使用して、管理下システ ムのパケットをトレースしてください。 関連概念 アラートを送信するための CMC の設定 、p. 122 イベントログの表示 管理下システムで発生したシステムにとって重要なイベントについての情報のため、ハードウェアおよび CMC ログを表示するこ とができます。 関連概念 ハードウェアログの表示 、p. 225 CMC ログと拡張シャーシログの表示 、p.
ハードウェアログをクリアするには、ログのクリア をクリックします。 メモ: CMC はログがクリアされたことを示す新しいログエントリを作成します。 RACADM を使用したハードウェアログの表示 RACADM を使用してハードウェアログを表示にするには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキスト コンソールを開いて CMC へ進 み、ログイン後、次を入力します。 racadm getsel ハードウェアログをクリアするには、次を入力します。 racadm clrsel CMC ログと拡張シャーシログの表示 CMC は、拡張ログとイベントの有効化 オプションが有効になっているときに、シャーシ関連のイベントのログとシャーシの拡張ロ グを生成します。シャーシログ ページでシャーシの拡張ログを表示するには、一般設定 ページで 拡張ログとイベントの有効化 オプ ションを選択します。RACADM を使用してこの機能を有効化または無効化するには、cfgRacTuneEnhancedLog オブジェクトを 使用します。詳細については、dell.
お使いの管理ステーションまたはネットワークに CMC ログのコピーを保存するには、ログの保存 をクリックして、ログファイルを 保存する場所を指定します。 1. CMC ウェブインタフェースを使用して、拡張シャーシログを表示するには、システムツリーでシャーシ概要に移動し、ログ > CMC ログをクリックします。シャーシログページが表示されます。 2. ログフィルタ セクションで、それぞれのドロップダウンメニューから ログタイプ または 状態レベル を選択するか、キーワー ド検索 および 日付範囲 フィールドにキーワードまたは日付を入力して、適用 をクリックします。 シャーシログ表に、選択したフィルタに基づいて並び替えられたログが表示されます。 3.
シャーシ設定の保存と復元 システムツリーの CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシ設定のバックアップの保存または復元を行うには、シャーシ概要 へ移動し、セットアップ > シャーシバックアップ をクリックします。 シャーシバックアップ ページが表示されます。 シャーシ設定を保存するには、保存 をクリックします。デフォルトのファイルパスを上書きし(オプション)、OK をクリックして ファイルを保存します。 メモ: デフォルトのバックアップファイル名にはシャーシのサービスタグが含まれています。このバックアップファイルは、こ のシャーシの設定と証明書を復元するために限り、後から使用することができます。 シャーシ設定を復元するには、ファイルの選択 をクリックし、バックアップファイルを指定して 復元 をクリックします。 メモ: ● CMC 自体は設定の復元時にリセットされることはありませんが、CMC サービスに新しい、または変更された設定内容が事 実上反映されるまで、しばらく時間がかかる場合があります。反映が正常に完了した後、現行のセッションがすべて閉じ られます。 ● Flexaddress 情報、サーバープロ
NTP を有効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 1 NTP サーバーが正しく設定されているにもかかわらず、このエントリがトレースログに存在する場合は、CMC が設定された NTP サ ーバーのいずれとも同期できないことが確実になります。 NTP サーバーの IP アドレスが設定されていない場合、次に似たトレースログエントリが記録される場合があります。 Jan 8 19:59:24 cmc ntpd[1423]: Cannot find existing interface for address 1.2.3.4 Jan 8 19:59:24 cmc ntpd[1423]: configuration of 1.2.3.
表 51.
無応答 CMC のトラブルシューティング どのインターフェイス(Web インターフェイス、Telnet、SSH、リモート RACADM、シリアルなど)を使用しても CMC にログイン できない場合、CMC の LED を観察すると、CMC が機能しているかどうかを確認できます。 メモ: シリアルコンソールを使ってスタンバイ CMC にログインすることはできません。 問題特定のための LED の観察 シャーシに取り付けられている CMC の前面を見ると、カードの左側に LED が 2 つあります。 ● 上部 LED — 上部の緑色の LED は電力を示します。これが点灯していない場合は、次を確認してください。 ○ 少なくとも 1 台の電源装置に AC 電源がある。 ○ CMC カードが正しく装着されている。取り出しハンドルを解放、または引いて CMC を取り外し、基板が完全に挿入され、 ラッチが正しく閉じることを確認しながら CMC を再度挿入します。 ● 下部 LED — 下部 LED には複数の色があります。CMC がアクティブかつ実行中で、問題がない場合は下部 LED が青色になりま す。橙色になってい
管理操作の実行には、管理者権限を持つユーザーが必要です。システム管理者アカウント パスワードを忘れた場合は、CMC 基板の PASSWORD_RST ジャンパーを使用してリセットできます。 PASSWORD_RST ジャンパは、次の図で示されるように 2 ピンコネクタを使用します。 PASSWORD_RST ジャンパが取り付けられている場合、デフォルトのシステム管理者アカウントとパスワードが有効化され、次の デフォルト値に設定されます。 username: root password: calvin システム管理者アカウントは、アカウントが削除された、またはパスワードが変更されたかどうかにかかわらず、一時的にリセッ トされます。 メモ: PASSWORD_RST ジャンパが取り付けられると、次のようにデフォルトのシリアルコンソール設定(設定プロパティ値で はなく)が使用されます。 cfgSerialBaudRate=115200 cfgSerialConsoleEnable=1 cfgSerialConsoleQuitKey=^\ cfgSerialConsoleIdleTimeout=0 cfgSerial
表 52. CMC パスワードジャンパの設定 ジャンパー コマンド PASSWORD_RSET ジャンパーの画像 ジャンパーの状態 ジャンパー リセット ステータ ス (デフォルト) パスワードリセット機能は無 効です。 パスワードリセット機能は有 効です。 3. CMC モジュールをエンクロージャに挿入します。取り外したケーブルを元どおりに取り付けます。 メモ: CMC モジュールがアクティブ CMC になり、残りの手順が終了するまでアクティブ CMC のままであるようにします。 4. CMC がジャンパー付き CMC モジュール 1 つしかない場合は、再起動が完了するまで待ちます。シャーシ内に冗長 CMC がある 場合は、ジャンパー付き CMC モジュールをアクティブにするための切り替えを開始します。Web インターフェイスのシステム ツリーで、 [シャーシの概要]に移動して[電源] > [制御]をクリックし、 [CMC のリセット(ウォームブート)]を選択して [適用]をクリックします。 CMC が自動的に冗長モジュールにフェールオーバーし、そのモジュールがアクティブになります。 5.
17 LCD パネルインタフェースの使用 LCD パネルを使用して設定と診断を実行したり、シャーシやそのコンテンツの状態情報を取得することができます。 次の図は LCD パネルです。LCD 画面には、メニュー、アイコン、写真、メッセージが表示されます。 図 19. LCD ディスプレイ 表 53. LCD ディスプレイ - コンポーネント コンポーネント番号 コンポーネント名 コンポーネント番 号 コンポーネント名 1 LCD 画面 2 選択(「チェック」)ボタン 3 スクロールボタン(4) 4 状態インジケータ LED 関連概念 LCD のナビゲーション 、p. 235 診断 、p. 238 LCD ハードウェアのトラブルシューティング 、p. 238 前面パネル LCD メッセージ 、p. 239 LCD エラーメッセージ 、p. 239 LCD モジュールとサーバー状態情報 、p.
LCD のナビゲーション LCD パネルの右側には 5 つのボタン(4 つの矢印ボタン(上下左右)と中央ボタン)があります。 ● 画面間を移動するには、右(次に進む)と左(前に戻る)の矢印ボタンを使用します。パネルの使用中は、いつでも前の画面 に戻ることができます。 ● 画面上のオプション間を移動するには、上下の矢印ボタンを使用します。 ● 画面上の項目を選択して保存し、次の画面へ移動するには、中央ボタンを使用します。 上、下、左、右の矢印ボタンで、選択したメニュー項目や画面上のアイコンを変更できます。選択した項目は、水色の背景または 枠付きで表示されます。 LCD 画面に表示されたメッセージが画面の幅よりも長い場合は、左右の矢印ボタンを使ってテキストを左と右にスクロールします。 次の表で説明するアイコンは、LCD 画面間の移動に使用されます。 表 54.
メインメニュー メイン メニューから次のいずれかの画面に移動できます。 ● LCD セットアップメニュー — 使用する言語と、LCD を使用していないときに表示する LCD 画面を選択します。 ● サーバー — サーバーの状態情報を表示します。 ● エンクロージャ — シャーシの状態情報を表示します。 上下矢印ボタンを使ってアイテムをハイライト表示します。 中央ボタンを押して選択アイテムをアクティブ化します。 LCD セットアップメニュー LCD セットアップ メニューには、設定可能アイテムのメニューが表示されます。 ● 言語セットアップ — LCD 画面のテキストとメッセージに使用する言語を選択します。 ● デフォルト画面 — LCD パネルにアクティビティがないときに表示される画面を選択します。 上下矢印ボタンを使ってメニュー内のアイテムをハイライト表示するか、メイン メニューに戻る場合は 戻る アイコンをハイライト 表示します。 中央ボタンを押して選択アイテムをアクティブにします。 言語セットアップ画面 言語セットアップ 画面では、LCD パネルメッセージに使用する言語を選択することができます。現在
● ● ● ● ● 灰色 — サーバーがオフで障害なし 緑色 — サーバーがオンで障害なし 黄色 — サーバーに 1 つまたは複数の重要ではないエラーがある 赤色 — サーバーに 1 つまたは複数の重要なエラーがある 黒色 — サーバーが存在しない サーバーアイコンを囲んで点滅する水色の長方形は、そのモジュールがハイライト表示されていることを示します。 グラフィカルモジュール状態 画面を表示するには、交替アイコンをハイライト表示し、中央ボタンを押します。 サーバーの状態画面を表示するには、矢印ボタンを使用して希望のサーバーをハイライト表示し、中央ボタンを押します。サーバー 状態 画面が表示されます。 メインメニュー に戻るには、矢印ボタンを使用して 戻る アイコンをハイライト表示し、中央ボタンを押します。 グラフィカルモジュール状態画面 グラフィカルモジュール状態 画面には、シャーシの後部に取り付けられているモジュールのすべてが表示され、各モジュールの正 常性のサマリ情報が提供されます。モジュールの正常性は、次のように各モジュールアイコンの色で示されます。 ● ● ● ● ● 灰色 — モジュールがオ
画面に収まらないメッセージは、左右矢印キーを使ってスクロールします。 エンクロージャ状態 画面に戻るには、戻る アイコンをハイライト表示し、中央ボタンを押します。 IP サマリ画面 IP サマリ 画面には、取り付けられている各サーバーの CMC と iDRAC の IP 情報が表示されます。 上下矢印ボタンを使ってリスト内をスクロールします。画面に収まりきらない長さの選択済みメッセージをスクロールするには、左 右矢印ボタンを使用します。 エンクロージャ メニューに戻るには、上下矢印ボタンを使って 戻る アイコンを選択し、中央のボタンを押します。 診断 LCD パネルはシャーシ内の任意のサーバーまたはモジュールの問題の診断に役立ちます。シャーシ、またはシャーシ内のサーバーや その他モジュールに問題または障害がある場合、LCD パネルの状態インジケータが橙色に点滅します。メインメニューで、不良サ ーバーやモジュールの原因となるメニューアイテム(サーバーまたはエンクロージャ)の横に橙色背景のアイコンが表示されます。 LCD メニューシステムで橙色のアイコンをたどっていくことにより、問題のあるアイテムの状態画面と
表 55. LCD モジュール - コンポーネント コンポーネント番号 コンポーネント名 コンポーネント番 号 コンポーネント名 1 ケーブルカバー 2 LCD モジュール 3 リボンケーブル 4 ヒンジ(2) 5 ネジ(2) 表 56.
表 57. CMC 状態画面 (続き) 重大度 Message(メッセージ) 原因 重要 CMC <番号> LAN のハートビートが失われました。 CMC の NIC の接続が取り外されたか、または接続されて いません。 警告 A firmware or software incompatibility detected between iDRAC in slot <番号> and CMC. 1 つまたは複数の機能をサポートするためのファームウェ アが、2 つのデバイス間で一致しません。 警告 A firmware or software incompatibility detected between system BIOS in slot <番号> and CMC. 1 つまたは複数の機能をサポートするためのファームウェ アが、2 つのデバイス間で一致しません。 警告 CMC 1 と CMC 2 との間でファームウェアまたはソフ トウェアの非互換性が検出されました。 1 つまたは複数の機能をサポートするためのファームウェ アが、2 つのデバイス間で一致しません。 表 58.
表 60. IOM 状態画面 (続き) 重大度 Message(メッセージ) 原因 警告 I/O モジュール <番号> でリンクチューニング障害が 検出されました。 この IO モジュールを、1 つまたは複数のサーバーの NIC を 正しく使用するように設定することができませんでした。 重要 I/O モジュール <番号> で障害が検出されました。 I/O モジュールには不具合が発生しています。I/O モジュー ルがサーマルトリップしている場合でも同じエラーが生成 されます。 表 61.
表 63. サーバー状態画面 (続き) 重大度 Message(メッセージ) 重要 メザニンカード <番号> <電圧センサー名> 電圧が 許容範囲外です。 重要 ストレージ <電圧センサー名> 電圧が許容範囲外で す。 重要 CPU has an internal error (IERR).(CPU < 番号> に内部エラー(IERR)があります。) 重要 CPU has a thermal trip (overCPU が過熱状態です。 temperature) event.(CPU <番号> にサーマルトリッ プ(過熱)イベントが発生しています。) 重要 CPU configuration is unsupported.(CPU < 誤ったプロセッサタイプ、または搭載場所が間違ってい 番号> の構成がサポートされていません。) ます。 重要 CPU is absent.
表 63. サーバー状態画面 (続き) 重大度 Message(メッセージ) 原因 重要 スロット <番号> のコンポーネントで、I/O チャネ ルチェック NMI が検出されました。 I/O チャネルに重要な割り込みが生成されました。 重要 バス <番号> デバイス <番号> 機能 <番号> のコン PCI バスにパリティエラーが検出されました。 ポーネントで、PCI パリティエラーが検出されまし た。 重要 A PCI parity error was detected on a component at PCI バスにパリティエラーが検出されました。 slot .(スロット <番号> のコンポーネント で、PCI パリティエラーが検知されました。) 重要 バス <番号> デバイス <番号> 機能 <番号> のコン デバイスによって PCI エラーが検出されました。 ポーネントで、PCI システムエラーが検出されまし た。 重要 A PCI system error was detected on a component at slot <番号>.
表 64.
表 67. PSU 状態 (続き) アイテム 説明 最大ワット数 PSU がシステムに供給できる最大ワット数です。 表 68. IOM 状態 アイテム 説明 名前 / 場所 例:IOM A1、IOM B1 など。 エラーメッセ ージ エラーがない場合は、メッセージ「エラーなし」が表示されます。エラーがある場合は、エラー メッセージがリスト されます。重要なエラーが最初にリストされ、続いて警告がリストされます。詳細については、「LCD エラー メッ セージ」を参照してください。 ステータス オフまたはオンになります。 モデル IOM のモデルです。 ファブリック タイプ ネットワークタイプです。 IP アドレス IOM がオンの場合にのみ表示されます。パス スルー タイプの IOM の値はゼロです。 サービスタグ 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 表 69.
表 70. サーバー状態 (続き) アイテム 説明 モデル番号 iDRAC の起動が完了すると表示されます。 サービスタグ iDRAC の起動が完了すると表示されます。 BIOS バージョン サーバー BIOS ファームウェアのバージョンです。 iDRAC DNS 名 iDRAC サーバの DNS 名を表示します。 最終の POST コード 最終のサーバー BIOS POST コードメッセージ文字列を表示します。 iDRAC ファームウェアバー ジョン iDRAC の起動が完了すると表示されます。 メモ: iDRAC バージョン 1.01 は 1.1 と表示されます。iDRAC バージョン 1.
18 よくあるお問い合わせ 本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。 ● ● ● ● ● ● RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory FlexAddress と FlexAddressPlus iKVM IOM トピック: • • • • • • • RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory FlexAddress と FlexAddressPlus iKVM IOM シングルサインオン RACADM CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージが表示されます。 racadm Transport: ERROR: (RC=-1) このメッセージは、別のコマンドの発行は CMC がリセットを完了した後に行う必要があることを示しています。 RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。 ● ローカルエラーメッセージ — 構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題。例:ERRO
このセキュリティ問題に対処するには、CMC の IP アドレスに発行された CMC サーバー証明書をアップロードします。証明書の発 行のために使用される証明書署名要求(CSR)を生成するときは、CSR のコモンネーム(CN)が CMC の IP アドレス(例えば 192.168.0.120)または登録済み DNS CMC 名に一致することを確認してください。 CSR を登録済み DNS CMC 名と一致させるには、次の手順を実行します。 1. CMC ウェブインタフェースでシステムツリーに移動し、 シャーシ概要 をクリックします。 2. ネットワーク タブをクリックしてから ネットワーク をクリックします。 ネットワーク設定 ページが表示されます。 3. DNS オプションの CMC を登録を選択します。 4. DNS CMC 名 フィールドに CMC 名を入力します。 5.
デル拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインはモードをチェックし、混合モードであれば、ドメイン間でオブジェ クトを作成するためにユーザーを制限します。 CMC と Active Directory の併用は、複数のドメイン環境をサポートしますか? はい。ドメインフォレスト機能レベルはネイティブモードまたは Windows 2003 モードである必要があります。さらに、関連オブジ ェクト、RAC ユーザーオブジェクト、および RAC デバイスオブジェクト(関連オブジェクトを含む)間のグループは、ユニバーサ ルグループである必要があります。 これらの Dell 拡張オブジェクト(Dell 関連オブジェクト、Dell RAC デバイス、および Dell 権限オブジェクト)をいくつかのドメ インに分散できますか? 関連オブジェクトと特権オブジェクトは、同じドメインにある必要があります。Dell 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインは、これらの 2 つのオブジェクトを同じドメインでのみ作成することができます。その他のオブジェクトは異なるド メイン
● FlexAddress 機能は本来バインドされていたシャーシでアクティブ状態が維持されます。そのシャーシ機能のバインディング は、新規サービスタグを反映するようにアップデートされます。 2 つの機能カードが冗長 CMC システムに取り付けられた場合、エラーメッセージが表示されますか? いいえ、エラーメッセージは表示されません。アクティブ CMC の機能カードがアクティブで、シャーシに取り付けられます。2 番 目のカードは CMC によって無視されます。 SD カードには、書き込み防止ロック機能はありますか? はい、あります。SD カードを CMC モジュールにインストールする前に、書き込み防止ラッチがアンロックの位置にあることを確 認してください。SD カードが書き込み防止されていると、FlexAddress 機能をアクティブ化することはできません。この場合、 $racadm feature -s コマンドが次のメッセージを返します。 No features active on the chassis.
iKVM 前面パネルに接続されているモニタに 「CMC コントロールによってユーザーが無効化されました」 というメッセージが表示されま す。なぜですか? 前面パネル接続が CMC によって無効化されています。CMC ウェブインタフェースまたは RACADM のいずれかを使用して前面パ ネルを有効化します。 CMC ウェブインタフェースを使用して前面パネルを有効化するには、iKVM > セットアップ タブと進み、前面パネル USB/ ビデオ 有効 オプションを選択して、適用 をクリックして設定を保存します。 RACADM を使用して前面パネルを有効化するには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開き、ログインして 次を入力します。 racadm config -g cfgKVMInfo -o cfgKVMAccesToCMCEnable 1 背面パネルアクセスが機能しません。なぜですか? 前面パネルの設定が CMC によって有効になり、現在前面パネルにモニタが接続されています。 接続は一度に 1 接続のみが可能です。ACI および背面パネルよりも前面パネル接続が優先されます。接続の
60 秒後、OSCAR にスロットが初期化中であることが引き続き表示される場合は、シャーシ内のサーバーを取り外して再び挿入しま す。この処置により、iDRAC が初期化されます。 IOM 設定変更後、CMC に IP アドレスが 0.0.0.0 と表示されることがあります。 更新 アイコンをクリックして、IP アドレスがスイッチで正しく設定されているかどうかを確認します。IP/ マスク / ゲートウェイ の設定でエラーがあった場合、スイッチは IP アドレスを設定せず、すべてのフィールドで 0.0.0.0 を返します。 一般的なエラーには、次が含まれます。 ● 帯域外 IP アドレスを帯域内管理 IP アドレスと同じ IP アドレス、または同じネットワーク上のアドレスに設定。 ● 無効なサブネットマスクを入力。 ● デフォルトゲートウェイ を、スイッチに直接接続されているネットワークにないアドレスに設定。 IOM ネットワーク設定の詳細については、dell.
19 使用事例シナリオ 本項は、本ガイドの特定の項に移動して、典型的な使用事例のシナリオを実行するために役立ちます。 トピック: • • • • • シャーシの基本設定とファームウェアアップデート CMC 設定およびサーバー設定のバックアップ サーバーのダウンタイムを伴わない管理コンソールのファームウェアのアップデート 拡張電源パフォーマンスのシナリオ - ウェブインタフェースを使用 拡張電源パフォーマンスのシナリオ - RACADM を使用 シャーシの基本設定とファームウェアアップデート このシナリオは、以下のタスクを実行するガイドとなります。 ● 基本設定でのシャーシの起動。 ● CMC によってハードウェアがエラーを伴わずに検出されていることの検証。 ● CMC、IOM、およびサーバーコンポーネントのファームウェアのアップデート。 1.
この情報については 「プロファイルの追加または保存」の項を参照してください。 4. CMC ウェブインタフェースを使用して、外部ストレージカードに保存された設定を必要なサーバーに適用します。 この情報については 「プロファイルの適用」の項を参照してください。 サーバーのダウンタイムを伴わない管理コンソールのファ ームウェアのアップデート CMC、iDRAC、Lifecycle Controller の管理コンソールのファームウェアは、サーバーのダウンタイムを伴わずにアップデートすること ができます。 1. プライマリおよびスタンバイ CMC の両方が存在するシナリオでは、サーバーまたは IOM のダウンタイムを伴わずに CMC フ ァームウェアをアップデートすることができます。 2.
● チェックボックスを選択して、サーバーベースの電源管理(SBPM)を有効にすると、次のメッセージが表示されます。 Checking the Server Based Power Management Mode option will set your power cap to max value, server priorities to default priority, and disables Max Power Conservation Mode. Are you sure you want to continue? ● チェックボックスを選択して、最大節電モード(MPCM)を有効にすると、次のメッセージが表示されます。 Enabling Max Power Conservation Mode option will force servers into a low power, limited performance mode and disable server power up. Press OK to continue.
● 3000W AC PSU で電源冗長性ポリシーをグリッド冗長性ポリシーから PSU 冗長性ポリシーに変更する racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy 2 This feature is not supported while Extended Power Performance is enabled. ● 3000W AC PSU で電源冗長性ポリシーをグリッド冗長性ポリシーから冗長性ポリシーなしに変更する racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy 0 This feature is not supported while Extended Power Performance is enabled.