Users Guide
ログインセキュリティ により、CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ログインの IP 範囲属性の設定が可能になります。CMC ウェブインタフェースを
使用して
IP 範囲属性を設定するには、以下の手順を実行します。
1 システムツリーで シャーシ概要 へ移動し、ネットワーク > ネットワーク をクリックします。
ネットワーク設定ページが表示されます。
2 IPv4 設定セクションで、詳細設定 をクリックします。あるいは、ログインセキュリティ ページにアクセスするには、システムツリーで シャーシ概要 に移
動して、セキュリティ > ログイン をクリックします。
ログインセキュリティ ページが表示されます。
3 ユーザーブロックまたは IP ブロック機能を有効にするには、ログインロックアウトポリシー セクションで、ユーザー名によるロックアウト または IP アド
レス(IPV4) によるロックアウト を選択します。
その他のログインロックアウトポリシー属性を設定するオプションがアクティブになります。
4 アクティブになったフィールドで、ログインロックアウトポリシー属性に必要な値 — ロックアウト失敗回数、ロックアウト失敗時間枠、および ロックア
ウトペナルティ時間
を入力します。 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。
5 これらの設定を保存するには、適用をクリックします。
RACADM を使用したログインロックアウトポリシー属性の設定
RACADM を指定して、以下の機能にログインロックアウトポリシー属性を設定することができます。
• ユーザーブロック
• IP アドレスブロック
• 許容されるログイン試行回数
• ロックアウト失敗回数が生じる期間
• ロックアウトペナルティ時間
• ユーザーブロック機能を有効化するには、以下を使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneUserBlkEnable <0|1>
• IP ブロック機能を有効化するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIPBlkEnable <0|1>
• ログイン試行回数を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkFailCount
• ロックアウト失敗回数が生じる必要がある期間を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkFailWindow
• ロックアウトペナルティ時間の値を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkPenaltyTime
これらのオブジェクトの詳細については、dell.com/support/manuals で入手できる『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e
RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
冗長 CMC 環境について
アクティブ CMC に障害が発生した場合に、フェイルオーバーするためのスタンバイ CMC を取り付けられます。冗長 CMC は、事前に取り付けることも、
後日取り付けることもできます。CMC ネットワークを適切にケーブル接続し、完全冗長性またはベストパフォーマンスを確保することが大切です。
フェイルオーバーは、次のような場合に行われます。
• RACADM cmcchangeover コマンドを実行した場合。dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for Dell
PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』で「cmcchangeover」 コマンドの項を参照してください。
• アクティブ CMC で RACADM の racreset コマンドを実行した場合(『Chassis Management Controller for PowerEdge M1000e RACADM コマ
ンドラインリファレンスガイド』の「racreset」コマンドの項を参照)。
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CMC のインストールと設定