Users Guide

1 ブラウザを使用する CMC と管理ステーションが、管理ネットワークと呼ばれる同一のネットワークにあることを確認してください。Ethernet のネットワ
ークケーブルを、
GB というラベルの付いた CMC ポートから管理ネットワークに接続します。
メモ: STK というラベルの付いた CMC Ethernet ポートにケーブルを接続しないでください。STK ポートのケーブル接続の詳細につ
いては、
冗長 CMC 環境について を参照してください。
2 シャーシに I/O モジュールを取り付け、ケーブルを接続します。
3 シャーシにサーバーを挿入します。
4 シャーシを電源に接続します。
5 手順 7 を完了したら、シャーシの左下隅にある電源ボタンを押すか、CMC GUI からシャーシの電源を入れます。
メモ: サーバーの電源は入れないでください。
6 システムの前面にある LCD パネルを使用して、CMC に静的 IP アドレスを指定するか、それを DHCP 用に設定します。
7 CMC IP アドレスに接続して、デフォルトのユーザー名rootおよびパスワードcalvinを入力します。
8 CMC ウェブインタフェースで各 iDRAC IP アドレスを指定し、LAN IPMI インタフェースを有効にします。
メモ: デフォルトでは、一部のサーバーの iDRAC LAN インタフェースは無効になっています。
9 CMC ウェブインタフェースで各 I/O モジュールに IP アドレスを指定します。
10 iDRAC に接続し、iDRAC の最終設定を行います。デフォルトユーザー名は root で、パスワードは calvin です。
11 ウェブブラウザを使用して各 I/O モジュールに接続し、I/O モジュールの最終設定を行います。
12 サーバーの電源を入れ、オペレーティングシステムをインストールします。
メモ: コントロールパネルがシャーシに正しく取り付けられていないと、CMC はリスタートします。
CMC の基本的なネットワーク接続
注意
: STK ポートを管理ネットワークに接続すると、予期しない結果が生じるおそれがあります。GB STK を同じネットワークブロードキャス
トドメインに接続すると、ブロードキャストストームが生じる場合があります。
最大限の冗長性を得るためには、使用可能な各 CMC を管理ネットワークに接続してください。
CMC には 2 つの RJ-45 イーサネットポートがあり、GBアップリンクポートおよび STKスタッキングまたはケーブル統合ポートとラベルが付いて
います。基本的なケーブル配線では、
GB ポートを管理ネットワークに接続し、STK ポートは使用しません。
デイジーチェーン CMC ネットワーク接続
ラック内に複数のシャーシがある場合は、最大 4 台のシャーシをデイジーチェーンにすることによって、管理ネットワークへの接続数を減らすことができます。
4 台の各シャーシに冗長 CMC がある場合は、デイジーチェーンにすることで、必要な管理ネットワークへの接続数が 8 つから 2 つに減ります。各シャー
シに
CMC 1 台しかない場合は、必要な接続数が 4 つから 1 つに減ります。
シャーシをまとめてデイジーチェーンにする場合、GB はアップリンクポート、STK はスタッキングケーブル統合ポートとなります。GB ポートを管理ネットワ
ークまたはネットワークに近いシャーシの
CMC STK ポートに接続します。STK ポートはチェーンまたはネットワークから遠い GB ポートにのみ接続してく
ださい。
アクティブ CMC スロットにある CMC とセカンダリ CMC スロットにある CMC は、個別にデイジーチェーン接続します。
下図は、それぞれアクティブとスタンバイの CMC がある 4 台のシャーシをデイジーチェーンに接続したケーブル配線を示したものです。
CMC のインストールと設定
25