Users Guide
標準スキーマ Active Directory の概要
次の図に示すように、標準スキーマを使用して Active Directory を統合する場合は、Active Directory と CMC の両方での設定が必要となります。
図 7. Active Directory 標準スキーマによる CMC の設定
標準グループオブジェクトは、Active Directory では役割グループとして使用されます。CMC アクセスを持つユーザーは、役割グループのメンバーです。こ
のユーザーに特定の CMC へのアクセスを与えるには、その特定 CMC に役割グループ名およびドメイン名を設定する必要があります。役割および権限
のレベルは、
Active Directory ではなく、各 CMC で定義されます。各 CMC には最大 5 つまで役割グループを設定できます。次の表は、デフォルトの
役割グループの権限を示します。
表 24. :デフォルトの役割グループの権限
役割グループ デフォルトの権限レベル 許可する権限 ビットマスク
1
なし
• CMC ログインユーザー
• シャーシ設定システム管理者
• ユーザー設定システム管理者
• ログのクリアシステム管理者
• シャーシ制御システム管理者(電源コマンド)
• Server Administrator
• テストアラートユーザー
• デバッグコマンドシステム管理者
• ファブリック A システム管理者
• ファブリック B システム管理者
• ファブリック C システム管理者
0x00000f
2
なし
• CMC ログインユーザー
• ログのクリアシステム管理者
• シャーシ制御システム管理者(電源コマンド)
• Server Administrator
• テストアラートユーザー
• ファブリック A システム管理者
0x00000ed9
ユーザーアカウントと権限の設定
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