Users Guide
イベント フィルタマスク値
シャーシ電力しきい値エラー 0x1000000
SD カードがありません 0x2000000
SDCARD エラー 0x4000000
シャーシグループエラー 0x8000000
サーバースリーブがありません 0x10000000
ファブリックの不一致 0x20000000
4 トラップアラートを有効にします。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsEnable 1 -i <index>
ここで、<index> は 1~4 の値です。CMC はインデックス番号を使用して、トラップアラート用の設定可能送信先を最大 4 つまで識別します。送
信先は適切にフォーマットされた数値アドレス(IPv6 または IPv4)、または完全修飾ドメイン名(FQDN)で指定できます。
5 トラップアラートの送信先 IP アドレスを指定します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr <IP address> -i <index>
ここで、<IP address> は有効な IP アドレスで、<index> は手順 4 で指定したインデックス値です。
6 コミュニティ名を指定します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsCommunityName <community name> -i <index>
ここで <community name> はシャーシが属する SNMP コミュニティの名前で、<index> は手順 4 および 5 で指定したインデックス値です。
メモ: CMC はデフォルトの SNMP コミュニティ文字列に public を使用しています。高いセキュリティを確保するため、デフォルトのコミュニ
ティ文字列を変更し、空以外の値を設定することをお勧めします。
トラップアラートの送信先 IP アドレスを 4 つまで設定できます。送信先をさらに追加するには、手順 2 ~6 を繰り返します。
メモ: 手順 2~6 のコマンドは、指定するインデックス(1~4)の既存の設定をすべて上書きします。インデックスに既に値が設定されてい
るかを調べるには、
racadm getconfig -g cfgTraps -i <index> を入力します。インデックスが設定されていると、その値が
cfgTrapsAlertDestIPAddr と cfgTrapsCommunityName オブジェクトに表示されます。
7 アラート送信先へのイベントトラップをテストするには、次を入力します。
racadm testtrap -i <index>
ここで、<index> は 1~4 の値で、テストするアラート送信先を表します。
インデックス番号がわからない場合は、次を入力します。
racadm getconfig -g cfgTraps -i <index>
電子メールアラートの設定
CMC が環境についての警告やコンポーネント障害などのシャー シイベントを検出した場合、1 つ、または複数の電子メールアドレスに電子メールアラート
を送信するように設定できます。
CMC の IP アドレスから送信された電子メールを受け入れるように SMTP 電子メールサーバーを設定する必要があります。この機能は通常、セキュリテ
ィ上、ほとんどのメールサーバーでオフになっています。これをセキュアな方法で行うための手順は、
SMTP サーバーに同梱のマニュアルを参照してください。
メモ
: メールサーバーが Microsoft Exchange Server 2007 である場合、iDRAC から電子メールアラートを受信するには、そのメールサーバ
ー用に iDRAC ドメイン名が設定されていることを確認してください。
メモ: 電子メールアラートは IPv4 および IPv6 アドレスの両方をサポートします。IPv6 を使用する場合には、DRAC DNS ドメイン名を指定す
る必要があります。
アラートを送信するための CMC の設定
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