Users Guide
一部のモデムパラメーターでは文字列に # 文字が含まれている場合があります。エスケープ文字は必要ありません。racadm getconfig -f
<filename> .cfg コマンドで .cfg を生成し、エスケープ文字を追加せずに、 racadm config -f <filename> .cfg コマンドを異
なる CMC 上で実行します。
たとえば、次のとおりです。
#
# This is a comment
[cfgUserAdmin]
cfgUserAdminPageModemInitString= <Modem init # not
a comment>
• グループエントリはすべて大カッコ([ と ])で囲む必要があります。
グループ名を示す右カッコ([)は 1 列目にある必要があり、このグループ名は、そのグループ内の他のオブジェクトよりも前に指定する必要があります。
関連するグループ名が含まれていないオブジェクトは、エラーを生成します。設定データは、『
Chassis Management Controller for Dell PowerEdge
M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』のデータベースプロパティの章で定義されているようにグループ化されます。次の例は、グループ
名、オブジェクト、およびオブジェクトのプロパティ値を示しています。
[cfgLanNetworking] -{group name}
cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object name}
{object value}
• すべてのパラメータは、「object」、「=」、または「value」の間に空白を入れず、「object=value」のペアとして指定されます。値の後ろにある空白は無
視されます。値文字列内の空白は未変更のままとなります。「=」の右側の文字はすべてそのまま使用されます(たとえば、2 番目の「=」、または
「
#」、「[」、「]」など)。これらの文字は、有効なモデムチャットスクリプト文字です。
[cfgLanNetworking] -{group name}
cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object value}
• .cfg パーサーはインデックスオブジェクトエントリを無視します。
ユーザーは、使用するインデックスを指定できません。インデックスが既に存在する場合は、それが使用されます。インデックスがない場合は、そのグル
ープで最初に使用可能なインデックスに新しいエントリが作成されます。
racadm getconfig -f <filename>.cfg コマンドは、インデックスオブジェクトの前にコメントを配置するため、ここでコメントを確認できま
す。
メモ: 次のコマンドを使用すると、インデックスグループを手動で作成できます。
racadm config -g <groupname> -o <anchored object> -i <index 1-16> <unique anchor name>
• インデックス付きグループの行を .cfg ファイルから削除することはできません。この行をテキストエディターで削除すると、RACADM は設定ファイルをパ
ースするときに停止し、エラー警告を発します。
次のコマンドを使用して、手動でインデックスオブジェクトを削除する必要があります。
racadm config -g <groupname> -o <objectname> -i <index 1-16> ""
メモ: NULL 文字列(2 つの " 文字で示される)は、指定したグループの索引を削除するように CMC に命令します。
インデックス付きグループの内容を表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getconfig -g <groupname> -i <index 1-16>
• インデックス付きグループの場合、オブジェクトアンカーが [ ] ペアの後の最初のオブジェクトである必要があります。次に、現在のインデックス付きグルー
プの例を示します。
[cfgUserAdmin]
cfgUserAdminUserName= <USER_NAME>
• リモート RACADM を使用して設定グループをファイルにキャプチャするときに、グループ内にキープロパティが設定されていない場合、設定グループは
設定ファイルの一部として保存されません。別の
CMC でこれらの設定グループをレプリケートするには、getconfig -f コマンドを実行する前に、
キープロパティを設定します。あるいは、
getconfig -f コマンドを実行した後で、欠落しているプロパティを手動で設定ファイルに入力します。こ
れはすべての racadm インデックス付きグループに当てはまります。
次は、この動作と対応するキープロパティを示したインデックス化されたグループを一覧にしたものです。
– cfgUserAdmin — cfgUserAdminUserName
– cfgEmailAlert — cfgEmailAlertAddress
– cfgTraps — cfgTrapsAlertDestIPAddr
– cfgStandardSchema — cfgSSADRoleGroupName
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CMC の設定