Users Guide
iDRAC ネットワーク設定を適用しない場合は、いいえ アイコンをハイライト表示してから中央のボタンを押します。新しいサーバーがシャ
ーシに挿入されても、iDRAC ネットワークは設定されません。
11. エンクロージャ 画面で、すべてのエンクロージャ設定を適用するには、承諾する / はい アイコンをハイライト表示してから中央のボタンを押し
ます。エンクロージャの設定を適用しない場合は、
いいえ アイコンをハイライト表示してから中央のボタンを押します。
12. IP サマリ 画面で、設定した IP アドレスが正しいことを確認します。設定を修正するには、左矢印ボタンで移動し、中央のキーを押して、対
象の設定画面に戻ります。修正を終えたら、中央のボタンを押します。必要に応じて、右矢印ボタンで移動し、中央のキーを押して、IP サ
マリ
画面に戻ります。
入力した設定がすべて正しいことを確認したら、中央のボタンを押します。設定ウィザードが閉じて、メインメニュー 画面に戻ります。
メモ: はい / 承認する を選択している場合は、待機 画面が表示されてから、IP の概要 画面が表示されます。
これで CMC と iDRAC は、ネットワークでも利用できるようになりました。ウェブインタフェース、シリアルコンソール、Telnet、SSH などの CLI を
使用して、割り当てられた IP アドレスの CMC にアクセスできます。
メモ: LCD 設定ウィザードを使ってネットワークの設定を終えた後は、ウィザードが使用できなくなります。
CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコル
CMC ネットワーク設定を終えた後、さまざまなインタフェースを使って CMC にリモートアクセスできます。 次の表に、リモートで CMC にアクセスす
るために使用できるインタフェースを示します。
メモ: Telnet は他のインターフェースほどセキュアではないため、デフォルトでは無効です。Telnet は、ウェブ、ssh またはリモート
RACADM を使用して有効にします。
メモ: 複数のインタフェースを同時に使用すると、予期しない結果が生じることがあります。
表
8. CMC インタフェース
インタフェース 説明
ウェブインタフェース グラフィカルユーザーインタフェースを使って CMC へのリモートアクセスを提供します。ウェブインタフェー
スは CMC のファームウェアに組み込まれ、管理ステーションで対応ウェブブラウザから NIC インタフェ
ースを介してアクセスします。
対応ウェブブラウザの一覧については、dell.com/support/manuals で 『Chassis Management
Controller
バージョン 5.0 リリースノート』の「対応ブラウザ」の項を参照してください。
リモート
RACADM コマンドラインインタフェ
ース
このコマンドラインユーティリティを使用して、CMC とそのコンポーネントを管理します。リモートまたはフ
ァームウェア RACADM を使用できます。
• リモート RACADM は、管理ステーションで実行されるクライアントユーティリティです。これは、管
理下システムで RACADM コマンドを使用するために帯域外ネットワークインタフェースを使用
し、HTTP チャネルも使用します。–r オプションは、ネットワークで RACADM コマンドを実行しま
す。
• ファームウェア RACADM には、SSH または telnet を使用して CMC にログインすることでアクセ
スできます。CMC IP、ユーザー名、またはパスワードを指定しなくても、ファームウェア RACADM
コマンドを実行できます。 RACADM プロンプトが開いたら、racadm プリフィックスなしで直接コマ
ンドを実行できます。
シャーシ LCD パネル 前面パネルの LCD を使用して、次の操作を行うことができます。
• アラート、CMC IP または MAC アドレス、ユーザーによるプログラムが可能な文字列の表示
• DHCP の設定
• CMC 静的 IP の設定
• アクティブ CMC の CMC MAC アドレスの表示
• CMC IP の末尾に付加された CMC VLAN ID を表示(VLAN 設定済みの場合)
Telnet ネットワーク経由でコマンドラインによる CMC へのアクセスを提供します。RACADM コマンド ライン
インタフェースとサーバーまたは IO モジュールのシリアル コンソールの接続に使われる connect コマン
ドは、CMC コマンド ラインから実行できます。
31